ありのままの七月
実はこの数日、二十代前半を舞台にした創作を書こうともんどり打っている。もんどり打つなんて大げさなと言われてしまうかもしれないが文字通り苦悩。やってられねぇぜこの野郎、と自分の不甲斐なさに苦しんでいた。気づけば年を取りすぎていたのだと思う。20代後半から30代には割と簡単に戻ることができるくせに20代前半のあのキラキラした感じとなるとそうはいかない。そんな状態であの時の情景を書いたとしても満足するものなんて書けるはずがない。まだまだ苦しんでいる。なので今、必死に思い出そうとしている浮かんでは消え苦しんでは消えしている上澄みみたいなものを包み隠さず書いてみたいと思う。