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則天去私。

アメブロからnoteにお引越ししてきました♪

第1回目はいつも心に置きたい夏目漱石の
「則天去私」という言葉から始めたいと思います。

"私心や自我を捨て自然の道理に従い天に身を任せで生きる"
それを漱石は晩年の思想としたのだそうです。

自我を捨てることのむつかしさは、私が一番よくわかってる!

私が!私は!全部が私!私!私!の若かりしころでした笑
それはきっと幼少期ころの不幸感から
「私にも幸せになる権利がある!」
なんて考え、わがまま放題だった私。

私が嫌だから
私が気に入らないから
私がそうしてほしいから
そんな「私」をわかってほしい
そんな発想で物事を考えていたのです。

そんな発想には限界があるに決まっていますよね、
ある程度のところまで行けたとしても振り返ったら誰もいません笑

先輩方の意見をつっぱね我を通していたころ
たくさんのたくさんの壁がありましたもん。
"自分を捨ててみよう”そう思い行動したときから
少しづつ環境が変化していった気がします。

何かを達成するときに自分ひとりの力なんてすごくちっぽけで
何かが欲しいと思ったときにそれが自分だけの為ならなんとなく空虚で
相手がいて、分かち合う人たちがいて喜びがある。

自分が幸せでいつも笑顔でいたいなら、そこに自我はいらない。
そう考えられるようになってからとてもとてもラクになった気がします。

”お互いに”幸せになるためのわがままなら必要
でも自分にだけメリットがあるそれは必要ない

自分の私利私欲のために躍起になった事柄よりも
誰かのためにひた走った経験のほうが何倍も学びが深い

縁も運もお金も
人が運んでくるのだから

縁ある人を幸せにして
その先に自分の幸せがある

誰のために
何のために
なぜそれをするのか?

まずはこの”誰のために”から物事を考え行動を起こせるように
自分を磨き上げてゆきたいと、そんな思いでいます。

漱石の人生に思い馳せながら
永く心にとどめておきたい言葉です。

引き続きの皆さまも
そして新たにご縁をいただく皆さまも
これからもどうぞよろしくお願いいたします。


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