「興味ない」って言ってくる方に「聞きたい」って言わせる方法

営業時、相手様から

「忙しいよ。」
「いらないよ。」
「高いよ。」
「興味ないよ。」

と言われたことはないか?

ここで下手に粘ると良くない。
最悪の場合、縁を切られたり、水をかけられてしまうこともある。
共通点は、お客様が忙しいと言っているのに、
「聞いてくれ」と2度3度と何回もお願いしていることころ。

忙しい時に粘ると、当然相手もムカッと来てしまう。
そこで、たった10秒でお話聞いてみたいなと思わせられることができたら嬉しくないか?

今回は、断られた時の切り返し術。
目標は10秒後に話を聞いてくれるようにする。

また、これはプライベートでも使える。
例えばデートに誘ったが断られた。
この時に切り返しトークがあったら嬉しい。

今回はこれを紐解く。


まず
「忙しい」
と言われ
「わかりました!ではまた!」
と帰るのはしてはいけない。
そもそも営業にならないし、
むしろ相手側からも「やる気ないのか?」と思われてしまう。
インサイトでは、粘って欲しいと思っているのだ。

例えば、飲み会で1次会が終わり2次会に行こうって時に、
「ごめん今日用事がある」
とあなたが言ったとする。
そこでみんなから
「わかった!じゃあね!また!」
って言われたら、あなたは
「一回くらい引き留めてよ」
って思ったりしないか?
内心、少し寂しくなるのだ。
なので、少しは粘ったほうがいい。
このマインドは持っておいて欲しい。


今回は3つのパターンを紹介する。

1. 「だからこそ」パターン
2. 「みなさまも」パターン
3. 「怖いもの見たさ」パターン


1. 「だからこそ」パターン

「いらないよ。」と言われた時、
反発するのではなく、
「そうですよね!」と言って乗り切ってしまう。


相手側「興味ないかな」
あなた「そうですよね。お答えいただきありがとうございます。誠悦では御座いますが、興味がないとおっしゃると思っていました。だからこそ、お耳に入れたいサービスで御座いまして、決してご損がないお話だと思っています。特に〇〇様だからこそ、フィットするのではないかなと思っております。どうでしょう?1分だけ、お話を聞いていただくわけにはいかないでしょうか?」

ご興味ないですよね。だからこそ。
綱引きで言う、
「綱引きを邪魔しに来たのではなく、綱を一緒に引きに来たんです!」
と言うスタンス。

反発のしようがないのだ。


2. 「みなさまも」パターン


バンドワゴン効果を使う。
バンドワゴン効果とは「みんなもやっているなら自分もやらないと損した気分になるな。」という心理を使ったもの。


相手側「今は忙しいから結構です。」
あなた「お答えいただきありがとうございます。
誠悦ではございますが、やはりご人為の皆様はどなたもやはりお忙しくて、ただこのお話を聞くと、どなた様も最後は、この情報を知ってよかったっておっしゃっていただけます。
もしよろしければ、この情報だけでもご覧いただけませんか?ご損は決してないと思います。特に〇〇様ほど、お忙しい企業様であるなら、
きっとお役に立つお話だと思います。1分だけ、お話を聞いていただくわけにはまいりませんでしょうか?」

他の皆様も忙しいとおっしゃっている中、聞いてみると
「実は良かった!」
っておっしゃってるけど、どうですか?
と言う流れ。


3. 「怖いもの見たさ」パターン

好奇心をくすぐる方法。
本当は必要じゃないけど、ちょっとそれ見てみたい。その心理を使ったもの。


相手側「いやー、値段が合わないね、高いよね。結構です。」
あなた「ご検討いただきましてありがとうございます。
おっしゃる通り、お値段は決して安くないと存じます。ご利用いただくお客様も、値段は安くないと確かにおっしゃいます。ただ、9割のお客様がご満足いただいており、そのほとんどはリピートしてお使いいただいております。
そこのポイントだけでも、お話しさせていただけませんでしょうか?
決してご損はないお話だと思います。
特に、コスト対効果をこだわれる〇〇様に関しては、決してご損はないお話だと考えています。
どうでしょう? 1分だけでもお話を聞いていただくわけには参りませんでしょうか?」

他のお客様が、高いけど良いって言っている。
どんなに良いものが待ってるの?
それをみたいと思ってしまう。



営業のシーンでは
しつこく粘る必要はないし、
あっさりと引き下がる必要も全くない。
聞いた方が得じゃないかな?
それを思わせることが大切。

説得より大事なものは、
相手の考えを基準に話を進めること。


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