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24話*ボンさんのキモチ

ボンさんとJunさんのセッション内容。

以下: 実際のメール

ボンさんとのお話が終わりましたので、ご報告しますね。


ボンさんはすごくしっかりした猫さんで、冷静で常にフラットな状態というのかな、精神的な安定を感じましたが、Eさん(私)から見ていかがでしょうか?

ご挨拶するとふわーっと大きなあくびをして、すっと立ち上がり背を向けて歩いて行きました。

その先には家族がいる、そんな感じが伝わってきたのですが,

その家族が意味することは聞いてもはっきりせず、

猫の家族なのか、Eさんたちを示すのかがはっきりわかりませんでしたが、

「守りたい存在」といったニュアンスであるようでした。


①一緒に暮らすことについて

まずは一緒に暮らすことについてどう思うか、を聞いてみたのですが、


『今はまだそのタイミングではないと思う。ぼくが自由にしていることが、Eたちの喜びじゃないの?って思うから』


とのことで、ボンさんの自由な姿を見るのが愉しいのではないでしょうか?

そのため、家の中にいる自分には興味が薄れてしまうのではないか?と感じているようです。

と言ってもボンさんは一緒に暮らすことは嫌ではないようです。

そして興味を持たれないことを嫌がっている訳でもなく、

シンプルにEさんに迷いがあることを感じ、覚悟できていないことをタイミングではない、と言っているようでした。



②ボンさんが猫生で一番望んでいること


ボンさんが生きている上で一番望んでいることを教えてくれるかな?と言うと、


『(心も身体も)自由に生きることだよ。それは当然ぼくもだけど、人間たちもそんな風に生きたらいいのに、って思うよ。不自由な人間が多すぎるよ』


と教えてくれました。

ボンさんの言う不自由な人間、というのは、自分で自分を縛っている、という意味のようです。


③私たちに伝えたいこと

Eさんたちに伝えたいことはあるかな?目を見て鳴いたりするんでしょう?
何を伝えたいの?と聞くと、


『ぼくを気にかけて大事にしてくれてありがとう。だけど、ぼくのことばかりじゃなく、自分たちのことも考えて欲しい。ぼくはそんなに弱くないよ。
ぼくもEたちと一緒にいるのは愉しいけど、そのために自分を犠牲にしちゃいけないよ』


とのことでした。


多少無理して会いに行ったり、他の愉しみを減らしたりしているのでしょうか?

そうしたことを言っているようでしたが心当たりはありますか?


④一緒に住むとしたらボンさんが私たちにして欲しいことや条件は?


(一緒に住む、と言ったわけではありませんでしたが
一緒に住むのは嫌、という訳でもなかったので、こちらの質問をしましたが
良かったでしょうか?)


『(心も身体も)不自由な暮らしは嫌なんだ、好きじゃない。

ぼくもEたちも不自由になるなら一緒に暮らさない方がいいよ』


とのことでした。

とは言え、先ほども書いたように、一緒に暮らすのが嫌なわけではなく、Eさんたちにしっかりとボンちゃんと一緒の生活をシミュレーションしてもらってしっかり考え、迷いのない状態にして欲しい、ということのようでした。

そうしたことの提案として、お家にまた遊びに来てもらい、少しの時間を一緒に過ごしたらまたボンちゃんエリアまで送っていったりと、

人間同士のお友達がするようにしてみるなど、自分自身が決心できるまで、そうしたお付き合いをしてみるのも良いかと思います。


最後にボンさんからのメッセージです。


『ぼくたちはお互いに興味を持ちあって仲良くなった。お互いにすごくリラックスした状態で一緒の時間を過ごすことが望ましいと思うんだ。ぼくたちがみんな同じ家で暮らした時、今と同じような時間が過ごせるかどうか、もう一度ゆっくり考えてみて欲しいよ。ぼくはどこにも行ったりしないから安心して』


とのことでした。

ボンさんは、とてもバランスのとれた猫さんのようで、迷いがあるまま一緒に暮らすことは好ましくないと考えているようです。


ボンさんとのお話は以上になります。


懐の大きな猫さん、というか、お話してみて「さん付け」で呼びたくなる気持ちがよくわかりました^^

そんなボンさんだからこそ、Eさん達を深く思いやってくれているのだなあと感じました^^

内容を見て、思った。

ボンさんには、全てお見通しだと!!!!

言葉を理解しているのは分かっていたし、気持ちも読んでいるのも分かっていたけれど、もっともっと、深いところで筒抜けだったんだなあ、と。

不自由に縛られた私達が、自由なボンさんを見つけて、一生懸命生きるヒントを教えてもらっていたこと、、、。

ボンさんが家にいるのを想像した時に、いつかボンさんが居る事が当たり前になって、今ほどボンさんを大事に出来なくなったら………って苦しくなった事があったこと、、。

ボンさんの心配ばかりして、めちゃくちゃ疲れていてもお金がなくてもボンさんに会いに行き、ご飯をあげていたこと。

全部、伝わっていた。

そして、こんなにボンさんと濃い内容を話せるJunさんも素晴らしい能力をお持ちだなあと感動。

ボンさんのシンプルだけど、的しか得てない言葉にハッとさせられた。


『お互いリラックスした状態で一緒に過ごすのが望ましいと思うんだ』

真夜中の猫の時間に溶け込んで、

ボンさんと何でもない時間を過ごす心地よさを、

私は本当は守りたかっただけなんだな、と、気付いた。

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