正体
⚫闇の王の正体
私達が予測していた、闇の王の正体、、、
裏天⚫や!とか、京都にいるR家か?!とか、
陰陽師の子孫であるATや!とか、思ってました。
どれも関係はあるとは思うけど、私達の想像とはまるで違う人物だった。
姿を隠しているラスボスは、暗闇に目だけでこちらを見に来ていた。
だからこんな感じ。
今までの呪術師とは明らか違う。
けど、うまく説明できん。
サラ~としてるというか温度がないというか……強い念みたいなのも感じないし、敵意も感じない。
その割には、めっちゃヤバイ呪術かけてくる。
まるで、爽やかな朝にパンを焼くように私達を殺そうとしているよう………
ってぐらいにサラサラに感じる。
素材で例えたら、めちゃくちゃ重い真っ黒のプラスチックとかにも感じる。
今までの呪術師は人間じゃない化け物や!って人や、
完全に狂ってる人も沢山いたけど、それとも違う。
狂ってないのに、ヤバイ殺し方しようとしてる怖さもある。
その割には、目は意外に血走ってる。
よく分からん(笑)
姿を徹底的に隠しているから掴みずらいので、どうヒーリングすれば良いかナカムーに神のアニマさんに聞いてもらった。
どんな人にも必ず魂に繋がる『糸』があるらしい。
私的にはやっぱり目が一番、魂への糸が繋がってる気がするので、このまま目をヒーリングしよう。
目から入って魂を掴む。
『浮かす』とういうのは、私の解釈だけど、今まで地球をヒーリングしたら世界中の呪術師達や闇の存在が反応して攻撃してきていたので、地球をヒーリングすればボスは自ずと私達のとこに来るってことかな、
と、思った。
9/10
唯一の手掛かりの『目』と地球全体を思い切りヒーリングした。
本体を掴んだ感触があり、掴まえたボスを神界に引きずり上げ、光の繭のような菱形の中に閉じ込めた。
光の遠心力と下から噴水のように光を吹き上げ柱を立てる。
その周りで光のウンパルンパ的なマイ分霊隊が舞いながらダンスタイム。
良い感じな気がするぞ…………。
前回は良い感じになってもまだ闇のフィールドと押し合いになって拮抗したけど、今回は光のフィールドが優勢になった。
完全に掴まえた感。
終わってナカムーにボスのライフを聞くと、
『50%』
よし、効いてる!!
ライフが減って余裕がなくなったのか、私もナカムーもラスボスの姿が見え始めた。
背は低めで、スーツを着ている。
髪は、前髪を分けていて少し長め。
若く見えるけど年齢不詳。
やっぱり目は血走ってた。
危険なのでライフ50%ぐらいにならないと聞けなかったであろう、神のアニマさんから聞いたボスの情報をまとめるとーーーーー
側近でさえもその姿を見た事がないくらいの人で、普段はめちゃくちゃ普通の人として社会で生きているから誰も気付かないらしい。
それでいて、陰陽師の始祖ってヤバイ。
9/11
ボスのライフ、20%。
知らないうちに側近がゼロになってたKTも一緒にヒーリングしていたので、KTのライフはゼロ。
弱っているがそれでも攻撃をしてくるボスの呪術はまだ強い。
私達と同じように呪術をかけられている愛猫たち。
キジトラのシバ。
足の蟲を振り払う仕草をしながらいつもバタバタ走り回る。(T_T)
蟲を取ろうとシバの足に噛み付きに行くイチ。
自分の足にも蟲がいるから、蟲を取ろうと足をかじってハゲを作ってたイチ。(T_T)(ケガはなし)
走り回りだしたらヒーリングをしてあげないと、ずっと走って鳴いちゃう。
この頃愛猫たちも大変だった。
9/12
ヒーリングするも、もう神界の光しか見えない。
闇の王は光の繭の中で力尽きている。
ナカムー『闇の王、ライフゼロ』
勝負はついた。
終わった………………。
が、終わる終わる詐欺で用心深くなった私は手放しでは喜ばないぜ?
フラットでいよう。
●ボスの雇用主
ヒーリング終わって一息ついていたら、ナカムーの後ろに馬鹿デカい闇の存在が現る。
みの『も~、後ろにまたなんかおるやん……(;´Д`)隠れ側近とか?』
ナカムー『…………ほんまやな…………また集落の時みたいに黄泉編が始まるとか?( -_-)』
みの『イヤあああ(ToT)……めちゃくちゃデカイよ。またガンタンクみたいな………』
ナカムーが神のアニマさんに聞こうと立つと、真横に一緒に等身大で立ってる。
2メートルくらいで、黒い布を全身に被ってるみたいな黒さ……………
お?……………死神か………?(・_・;)
と、思ってたら、
ナカムー『冥界から来てる存在やねんて。』
やっぱり、死神やん!(;´Д`)
以下、まとめ
ナカムー、姿もハッキリ見えるし声もハッキリ聞こえるらしく、会話を試みた。
ナカムー『嫌です。』
ナカムー『欲しいものはもうあるんでいいです』
ナカムー『興味ないです』
ナカムー曰く、
マジの悪魔。
でも、純粋な存在らしい。
純粋な闇。
ナカムー『元いたとこに帰って下さい。地球に関わらないで下さい』
ナカムー『じゃあ、俺に関わらないで下さい』
その後、2メートル等身大死神は、空中で横に広がった。
ナカムー『羽のばしてるんちゃう?(・_・;)』
なるほど。
しばらく死神私らを観察しながら滞空したのち消えた。
ナカムーとイメージ一致したのは、デスノートのリュークに似てるよねって。
ほんまにこんなんおるんやなあ。
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