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<剣盾S5使用構築>最終149位 何の変哲もないスタンパ

初めましての方は初めまして、ジノビリと申します。USUMのシーズン14からオンライン対戦を始めました。今回初めて構築記事を書きますので、何か不備があれば指摘して下さると幸いです。

~以下常体~

構築経緯

シーズン序盤に初手ダイマ+チイラの実呪い身代わりミミッキュ+詰め要員の勝ち筋が強力と感じ、ダイマ要員として強運トゲキッスと弱保ドラパルト、詰め要員としてアッキ瞑想ピクシー、呪い3Wカビゴン、襷パルシェンを採用した所からスタートしたが環境に激増していた欠伸カビゴンに止められてあっさり負けることが多かった。中盤五百位くらいで停滞して限界を感じたため、相手にしていて脅威だった欠伸カビゴンをクッションとした構築を組んだ。s4に使っていて勝手の良かったドラパミミキッスは確定、対面操作出来る水枠としてウォッシュロトム、襷枠はギルガルド、ホルードなどと迷ったがダイロックと元々の高火力でスイーパーになれる砂かきドリュウズを採用した。

個体解説

ドラパルト@拘り眼鏡 

性格:おくびょう

特性:すりぬけ  

配分:CS余りH

りゅうせいぐん / シャドーボール / ハイドロポンプ / かえんほうしゃ

元々いじっぱりの弱点保険型で運用していたが、立ち回りが相手依存であること、欠伸カビゴンで受け出しが間に合ってしまうこと、初手アシレーヌの増加により役割を遂行しづらかったため、ダイマックスせずとも強く、構築単位で重いエルフーン等害悪系統にも強く出られる眼鏡ドラパで採用した。最低限のサイクルを回してこのポケモンの一貫を作る動きが強いと感じた。2つの一致技に鬱陶しい鋼への安定打点として放射、カバドリや誘う地面タイプのポケモンに刺すハイドロポンプ。副産物としてウィンディに突っ張れるようになったのも悪くなかった。

トゲキッス@ピントレンズ 

性格:おくびょう

特性:きょううん 

配分:CS余りH

エアスラッシュ / だいもんじ / くさむすび / げんしのちから

ダイマックスエース。フェアリー打点はこのポケモンには必要ないと考えより広い範囲を見られるように岩と草両方の打点を持たせた。後述のカビゴンとのシナジーを考えるとこの判断は間違っていなかったと思う。積み前提のポケモン(天然ピクシーやタラプアーマーガア)や壁展開にもご機嫌次第ではあるが割と強く出られるのもこの型の強みだと思う。Sを落として耐久に回すことも考えたが、終盤にウォーグルやホルードが増え、ダイマ状態での打ち合いに負けないようにするためSラインは落とせなかった。

ドリュウズ@気合いの襷 

性格:ようき

特性:すなかき 

配分:AS余りB

じしん / アイアンヘッド / がんせきふうじ / つのドリル (つるぎのまい)

先発で出すというよりは後続からの切り返し要員として選出した。(バンドリには初手で出す。)ギャラドスやトゲキッスに対して襷を盾にダイロックで切り返せるのが強い。最終日前日に受けループに何も出来ずに完敗したためやむを得ずつのドリルを採用したが、ステルスロックを採用して後述のカビゴンと合わせてステロ欠伸展開に持ち込んだ方が偉かったかもしれない。

ミミッキュ@のろいのおふだ

性格:ようき

特性:ばけのかわ

配分:AS余りH

ゴーストダイブ / かげうち / じゃれつく / つるぎのまい

最強ポケモン。珠ダメで削れるのが嫌だったためのろいのおふだで採用。ダイマックス枯らし、ストッパー、スイーパーに何をやらせても強い。ゴーストダイブを採用している以上、ミミッキュをミミッキュで見る立ち回りはしないように心がけた。

カビゴン@食べ残し

性格:わんぱく

配分HB余りS

特性:厚い脂肪

からげんき / ヘビーボンバー / あくび / カウンター

選出率が体感1番高い。欠伸で相手を流しながら攻めポケがきつい相手を削ることが出来るため、カビゴンを上手く展開できた試合はほぼきれいに勝つことが出来た。またカウンターを採用することによってダイマックスした物理アタッカーを返り討ちにすることができるのが強い。相手の物理アタッカーをわざと欠伸ループから抜けさせてカウンターで処理すると脳汁が止まらない。しかし最終日付近は身代わりラプラスの増加やミラーでの地割れカビゴン、ウォーグル等で非常に動かしにくかった。

ウォッシュロトム@ラムの実

性格:ひかえめ

配分:他人の調整をそのまま使ったので割愛(眼鏡用の調整だった)

特性:ふゆう

ハイドロポンプ / ボルトチェンジ / あくのはどう / わるだくみ

要検討枠。ドロポンが当たらない。相手のカバルドンや欠伸カビゴンを起点にしたかったがカビゴンに対してはあまり上手く機能しなかった印象。受けルに強く出られるかと思っていたがモスノウで完全に止まってしまう。身代わりか眠る持ちのラプラスにしたほうが強いと思う。活躍した試合が100位代のバイウールーピクシーバトンをぐちゃぐちゃにした時くらいしか思い出せない。

選出と立ち回り

迷ったらカビゴン+刺さっている2体を出す。キッスミミカビが1番信頼していた選出。

ヒトムナット系統

→初手必ずと言っていいほどナットレイが出てくるのでトゲキッスを合わせてダイロックを打つと大体試合が終わる。

ドラパガエン+ナットレイ or ロトム or エルフーン

→キッスドラパ@1で出す。ドラパルトを先に展開される前にトゲキッスで荒らしてドラパルトの一貫を作りに行く。

ダイマミミノラゴン

ミミカビを裏に置く。リザードン入りには初手キッスを出す。裏のミミノラゴンに対してはカビゴンの欠伸で展開させずにミミッキュを通す。間違ってもカビゴンを初手に出してはいけない。

受けサイクル

→ ウォッシュロトムのボルトチェンジを絡めて相手に有利対面を作らせないことを意識した。勝率は低い。

辛い構築や並び

受けループ  

→ 正直殆どマッチングしなかったため対策も立ち回りのレベルも練度も低かったと思う。

ラプラス入り 

→ 身代わり持ちやチョッキだと殆ど勝てない。相手のダイマックスのタイミングに合わせてカビゴンを出すように意識した。同じ人のエルフヒトムラプラスに3戦3敗した。

ヒヒダルマ 

→ 憎い。最終日前日コイツにやられすぎてミミッキュを抜いて弱保ガルドを採用したらサブロムが終わった。カビダルマ対面祈りのカウンターを押していた。

ウォーグル 

→ 最強ポケモン。初手はいいけど後出しはきつい。

結果

最終日前日に最高97位(twitterに画像あり)@Ginobili_pk

最終149位

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最後に

使っていた自分が言うのも何だが、この構築は正直あまり環境に刺さっていなかったと思う。この手の構築は数シーズン前から猛威を振るい、上位勢はそれに対する回答を用意している。また最近増えた(と筆者は勝手に思っている)サイクル構築に対する崩し要素が相手から見えやすい構築だったため、それに対する明確なストッパーを合わせられて詰むことが非常に多かった。

だから最終日前日に2桁順位を達成してから、このROMは1戦しか潜らなかった。上位帯で最終日の9時間を戦いきれる自信がなかった。それともう1つ、ある程度でいいから結果が欲しかった。7世代では最高レート1988と2000に後一歩届かず、未だにそれを引きずっている。

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だから最終日逃げたのは少し後悔の念があるが、自分の中では7世代でいうレート2000越え程度の順位を出せたと思っているので全体的には満足している。

5月から忙しくなるが今度は2桁目指して頑張りたい。

質問等あれば@Ginobili_pkまでどうぞ











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