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キンスパと化したアニサマ2日目セトリ予想

とある日Twitterで遊んでたらあるツイートが飛び込んできました。

お美保ちゃんアニサマ?!?!
ワンマンライブどうしたの?!?!

angelaさんアニサマ?!

これキンスパだ!
キンスパはホントにあったんだ!!

という茶番はさておき、ワンマンいつやるねんな岡咲美保が出る&angelaその他諸々が出るらしいのでアニサマのチケットを確保したアウネバです
お久しぶりです


チケットを確保し終えて予習しないとなぁという気持ちと流石にnote動かなさいとなぁという気持ちが合致したので、今回はアニサマ2日目の一部のセトリに関して予想していきたいと思います

色んな意味で他の方とは異なる視点による予想になってるとは思うので、ちょっとは参考になるとは思います

過去セトリからの傾向

他の合同フェスとの差として挙げられるものとして2点あります

1点目としては、夏のアニソンフェスの代表に恥じないレベルでアニタイ中心で曲が披露されている点です
非公式サイトのものではありますが、過去のセトリを添付します

https://anisama.heliopause.jp/?%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%82%B5%E3%83%9E2022/%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88

見て分かる通り一部のゲーム作品内ユニットを除いて殆どがアニメの主題歌や挿入歌が占めている状態(特撮やゲームソングも含めれば95%)で、キンスパ リスアニと比較しても割合が高い部類ではあります


2点目としてはアーティスト毎の披露曲数にムラがあり過ぎる上少な過ぎる点です

2022は見たので敢えて2021のものを参考にします

各2~3曲で時たま1曲しかやらないアーティストがいるという形ですが、どちらかと言えば1曲しかやらないアーティストがいるという事がはっきり言って異常だと思います
この年で言えば2日目の東山奈央が当たります

一応他アーティストのコラボで出るという形もありますが、曲選が適格だと言いづらいものもある為、救済できているかと言われれば出来てないです

そもそも1~2曲程度でそのアーティストの強みが表現出来る訳がないので、あまり良くない差異ではあると思います
ですが、アニサマの理念を考えると多少しょうがないところはあるかな……と思います

「アニサマ」はどのようにして生まれたのか?『JAMプロ』奥井雅美ら立ち上げメンバーが語る舞台裏――水樹奈々の出演が会場キャパを上げ、ニコ動の盛り上がりが「たまアリ」への移行決断となり、『ラブライブ!』が新世代のアニソンファンを呼び込んだ「アニサマ」はどのようにして生まれたのか?『JAMプロ』奥井雅美ら立ち上げメンバーが語る舞台裏――水樹奈々の出演が会場キャパを上げ、ニコ動の盛り上がりが「たまアリ」への移行決断となり、『ラブライブ!』が新世代のアニソンファンを呼び込んだ アニメファンやアニソンファン以外の人でも、「アニサマ」という単語を一度は聞いたことがあるだろう。アニメファンやアニソンファ news.denfaminicogamer.jp

上記の記事はアニサマの起源に触れつつ、90~00年代のアニソンからJAM Projectの話だったり水樹奈々の話だったり元キングレコード専務取締役兼元堀江由衣担当Pの大月俊倫の話だったりがぽろっと出てくる非常に読み応えのある良記事なので、そちら方面に興味のある人はぜひ読んで欲しいものではあります

が、今回はとある箇所に関して

『リスアニはひとつのアーティストが持っている曲数が多いんですよ。だいたい4曲から5曲。で、自分たちのショーケースを持ってきてくださいというのをウリにしているんです』
『アニサマは基本は2曲、3曲ぐらい。トリだと4曲程度、そしてコラボ。曲数とか見せ方の違いはそこですよね。』

『アニサマは大箱でやって、その年を代表する人、もしくはこの業界で功績を残してきたシンガーたちが出る場所 それに対してリスアニは、音楽的なところを切り取って作っている側面があって(略)そのアーティストをちょっと掘り下げた形で聴かせたいっていうのが、リスアニの意志なのかなと思います』

「リスアニは司会の方がいて止まる時点で、アニサマとは中身そのものが違いますよね。」に対して
『リスアニはアーティストが出終わって、転換タイムの間にMCがあって。アニサマはそれが、基本的にないじゃないですか。そこの違いはたしかにいちばん大きいですね。』

https://news.denfaminicogamer.jp/interview/220101a/4

要約すると
リスアニがアーティスト主軸の構成に対して
アニサマがアニソン主軸の構成だという事にはなります

明言はしてないですが「あくまで曲は上で演者が下 曲の為なら演者の出演機会減らしていいよね」という考えが根底にはあると思いますは?
まぁしっかりこの理念を守ってればわざわざ松平健を呼んでまでアニソンですらないマツケンサンバⅡをやるような時間はないとは思いますが……


ここからは各アーティストを予想される披露曲数で分類し詳細的に語りたいと思います

先鋒

もしかしたら1曲かもしれない群

岡咲美保(初出演)

ここに振り分けた理由として2点
・同規模~以上の中島由貴が2022で1曲+コラボのみだった
・今年の出演者数が規制前とほぼ同等


1点目に関しては、同規模の演者が過去に冷遇されているなら同じ扱いは有り得るだろという考えからです

人によって「同規模」の考え方が異なると思うので類似点を箇条書きという形で共有をします
・2020年末デビューに対して2021年9月デビューとデビュー年が近い
・年齢も近い
・アルバム2シングル3に対してアルバム1シングル2デジタル3(2023年6月時点)

とは言え完全に=で捉えられない所もあり、
・ツアーの経験があるのに対しワンマンライブすら開催されてない
・オリコン10位に食い込んだ事はあるが、最大で20位後半(これに関しては誤差の範囲とも言えなくないが)
・サイン会など含めファンとの交流に重きを置く方向性に対して、交流に関しては比較的控えめな方向性(岡咲が~というよりキング全体の方向性)
・そもそもレーベルが違う

≠の部分がどちらかと言えば中島の方が上なものが多いですが、
同レーベルでワンマン未開催であった(知名度やオリコン順位はバグってたが)水瀬いのりが初出演で2曲貰えてるので、そもそもの傾向がよく分からないという所が大きいです


2点目は、まぁ出演組数が2019年の59組141名に等しくなるという事です

???「量より質!!」

ちなみに2022は56組144名、3daysでの最大は2016の65組129名
組数と人数が比例してないのは、2017年超えたあたりからのブシロードの5人グループアーティストの参加が原因だと思います

セトリ上の楽曲数も増加しているとの事ですが、2019より3組少ない去年があの有様だったくせに改善出来る訳ねぇだろ!!!!

初出演で過去の同作品内グループが1曲だった事があるLyrical Lily
去年に引き続き中島由貴
この中でワンマンを経験しておらずファン総数も不明な岡咲美保
龍k…ポケモンの為に呼んだ可能性が高い松本梨香
の4組の誰かが時間的都合で1曲になると思います

2年連続で冷遇されたら中島由貴のオタクはキレていいと思います


1曲のみとは言いましたが希望を込めて2曲やる前提で話します

1曲目 ミラー (22年発売)
2曲目 インフィニット (22年発売)

どちらの曲も合同フェス(リスアニ アキヤスミと京プレ)とリリイベでの使用率が100%であるというのも大きいですが、「ミラー」の立ち位置上"こうするしかない"というのが大きいです

「ミラー」は1stアルバムの「インフィニット」に収録されている曲の1つであり、今までの可愛らしい曲とは一転ダークさを感じる曲となっております
可愛らしい曲の代表として挙げられるデビュー曲の「ハピネス」作詞作曲のDECO*27が「ミラー」にも関わっているという狙ってやったよねみたいなところもありますが今は置いておきます

そんな「ミラー」ですが、ライブシーンにおいて可愛らしい曲の直後にそっと添えるのが一番効果的であり、現に京プレのセトリでは「ハピネス」直後の2曲目に使用しています

色んなことでも言えますが、上げて落とすのが一番効くやり方であるのでそれに則って京プレのセトリも決めたと考えられるので同じ方向性でという事で入れました

「インフィニット」に関しては何も言う事はないですが、全く知らない人もいると思うので説明を

「インフィニット」は1stアルバム「BLOOMING」収録のTVアニメ『Extreme Hearts』のOP主題歌で、スポーツをテーマにした同作に合った疾走感を感じる一曲です
「ミラー」と同じく発売後の合同フェスでの使用率100%の曲であり、アルバム収録順でも一番最後、もはや「岡咲美保の顔」レベルの1曲です
これ外すのは考えられないし外したらSSAで暴れましょうか

その気になれば「ペタルズ」「インフィニット」でアニサマの趣旨に則ってアニタイで染める事も可能ではありますが、敢えて非タイアップの「ミラー」を織り込んだセトリにすると考えました







というのを6月11日までは言えました

以前から今年秋~冬頃公開の『転生したらスライムだった件』のスピンオフの主題歌担当が発表されたりと年内の活動を保障されてはいましたが、それらはアニサマ前に展開されないのがほぼ確定していたので上記ので良かったのですがここに来て発表されました

ご丁寧に(?)最後の曲もアニサマ直前にリリースされるとの事で、この情報だけでは十分に使う可能性があるように見えますが、私的には無いと思います

理由として"ファンに未披露の(表題)楽曲を合同フェスで初披露しない"という点です

今まで何度も言っている通りワンマンライブを開催していないですが、全ての表題曲を合同フェス前のリリースイベントで披露しているので現時点では"ファン~"に反した行動をしていないです

まぁ今回のデジタルリリースに関しては恐らくリリイベの類も無いでしょうし発表済みかつ直近でファンに見せられるような舞台も無いので、それを考慮して披露する可能性もありますが……

(3連デジタルリリースの2~3カ月後にもデジタルリリースするとは考えずらい件と『転スラ』主題歌の件から年内に何らかのCDが出る事はほぼ確定しているのと、
キングの中でワンマンが遅かった水瀬いのりですらデビュー2年目丁度にワンマンをやっていたのに対し今年の9月にデビュー2周年を迎え誕生日に近い11月末にワンマンをやるかもしれない等、mayの段階でならいくつかありますが……)

コラボに関しては、NBCの中島由貴と一緒にやっているweb番組に統括Pが反応を示してたのでもしかしたらあるかもしれないです(ナイヤロー)

中堅

2曲確定アーティスト群

上坂すみれ(19年以来)

ぺと愛美は正直把握しきれてない部分が大きいので文章量少な目です

デビューからの10周年という事で初心に戻ってデビュー曲もありそうかなーというところで

1曲目 七つの海よりキミの海 (13年発売)
2曲目 LOVE CRAZY (23年発売)

予備候補

生活こんきゅーダメディネロ (21年発売)

デビュー曲&最新曲の並びです

過去セトリも当時の最新曲ばかりだったので残りの1枠で最新曲を切りそうではあります

「生活こんきゅーダメディネロ」は"THE上坂すみれ"レベルの元気の出る電波ソングである為、割とやりそうな部類ではありますが……

愛美(去年に引き続き)

1曲目 MAGICAL DESTROYER (23年発売)
2曲目 煩悩☆パラダイス (23年発売予定)

最新曲同士の並びです

去年が同じアニメの主題歌2曲のセトリである為、岡咲とは違い22年夏発売のアルバムカップリングは使わないと考え選びました

強いて言えば「MAGICAL DESTROYER」が「ミラー」以上に挑戦的な楽曲ではあるので、敢えて回避する可能性もありますが…

前作と比較して「M D」のオリコンランキングが目に見えて下がってたけどファンはこういった楽曲を欲してないんですかね

大将

もしかしたらトリやるかな群

angela(去年に引き続き)

前回のアニサマでは「Two-Mix Tribute Album "Crysta-Rhythm"」に収録された「just communication」のカバーとかいう切り札を切ったangelaですが、今年は結成20周年という特大切り札を持ってます

要はデビュー曲披露確定です

そもそも去年の色々なライブにおいて「明日ブリ(デビュー曲)は来年沢山やるから(そのライブではフリだけ指導してやってない)」というMCを残しているので、この曲に関しては100%やります

それを踏まえた上で

1曲目 Shangri-la (04年発売)
2曲目 AYAKASHI (23年発売予定)
(3曲目 RECONNECTION) (23年発売)
4曲目 明日へのbrilliant road (03年発売)

予備候補

騎士行進曲(15年発売)
イグジスト(15年発売)
ANGEL(13年発売)

最新曲2曲とド定番の並びです

厳密には「RECONNECTION」と「AYAKASHI」の間に「Start again」というOVA『蒼穹のファフナー BEHIND THE LINE』主題歌がありますが、バラードかつ配信のみのスタイルで作品を見た上で聴く曲の側面が強過ぎるので外しました(リスアニではやったけど)

「AYAKASHI」は、原作者繋がりのせいかアニメ『K』の曲の要素が非常に濃いため、候補からも「KINGS」「SURVIVE!」等は外しました

「騎士行進曲」はアニメ『シドニアの騎士』2期の主題歌で、1期の「シドニア」の披露回数が多いことからこっちを使うかなという事で入れました

「イグジスト」は、毎回ファフナー関連楽曲をやっている事とアニサマの久しぶりの声出しを加味すれば声を出せるパートがある事で選びました
そのような点でセトリ入りするならボルテージを上げる意味でも「Shangri-la」を外して序盤に入ると思います

「ANGEL」は発売10周年なので一応入れました

予習の時間が無いのなら「明日への~」の振付動画だけでも確認するのがいいと思います


おまけ

2日目出演者ではない組やキングじゃない組
蒼井翔太とかRoseliaとかもやってもよかったけど終わる気がしなかったので他の機会にでも書きます

saji

そもそもどういう人達なのとか言われてそうなので一応説明を

ヨシダタクミ(ボーカル・ギター担当)
ユタニシンヤ(ギター担当)
ヤマザキヨシミツ(ベース担当)
の3人からなる北海道出身のロックバンド

2019年7月に以前の名称の『phatmans after school』から『saji』に変更し、レーベルをキングレコードに移籍
移籍後からレーベルの意向からかアニメタイアップ楽曲が増加しました

ボーカルギターのヨシダタクミは、楽曲提供も行っており結構な量になってます

皆大好き上松範康程ではないですが水樹奈々楽曲提供者だと常連だと言えます

説明終わり
ここからはセトリの話に移ります

ツバサ(19年発売)
瞬間ドラマチック(20年発売)
アルカシア(21年発売)
ハヅキ(21年発売)
灯日(22年発売)
スターチス(23年発売)
フラッシュバック(23年発売)

去年のセトリで何故か発売したての新曲(灯日)をやらずだったのでとりあえず現名義でのアニタイを一通りリストアップ
正直分かんねぇよ
「明日の空へ」と「星のオーケストラ」は前回やったので除外

キンスパだとこれに「レイジーシンドローム」(ボーカルのヨシダタクミが過去に水樹奈々に提供した楽曲)のセルフカバーが入ったりで結構曲数が増加するのでまだ少ない方だとは思います

今回は開催時期にタイアップ先アニメの放映時期と被る形にはなりますが一体どうなる事やら

中島由貴

1曲目 Day of Bright Sunshine(20年発売)
2曲目 サファイア(23年発売)

8月に新曲「A NEW DAY」が出ますが、アニサマでやった場合初披露となり、前作の「Route BLUE」が自身のライブでの初披露であった事を考えると岡咲と同じくアニサマを初披露の場にはしないだろうと考え外しました
9月に自身のバースデーイベントを行うので、そこで初披露だとは思います

じゃあ何やるのとはなりますが、初のアニタイである「Day of Bright Sunshine」アルバム表題曲の「Chapter Ⅰ」「サファイア」辺りと考え、「DoBS」「サファイア」を選びました
現状のアニタイが「DoBS」「Route BLUE」「A NEW DAY」の3つのみで、前回「Route BLUE」をやっている為2曲すべてアニタイは出来ないと考えました

しっとりめの曲が多かった前回のワンマンライブでも光害が活動し始めるくらいには盛り上がった曲ではあるのでそういった意味でも使うとは思います

松本梨香

多分ポケモンだろうけどAlive A lifeもやりなさい

まとめ

こうやって調べてみた感想としては
何もかも中途半端なイベントだなとは思いました

アニソンに主軸としたコンセプトに関して半崩壊しているという話はもうしましたが、どんどん広義化していくアニソンと世代に追従する事が出来ていない印象が強かったです

具体的には近年において00年代以前の楽曲が使われる事が明らかに減っており、なんなら特にそういったコンセプトを掲げている訳ではないキンスパの方が多い状態ではあります

コラボに関しては、2022年のStylipSのような"レーベルの垣根を越える"というのが十分に活きているものもありますが、
(例に挙げるのがまたキンスパで申し訳ないが)
「Twinkling star(ポプテピピック内の嘘アイドルグループの楽曲)」「Z・刻をこえて ~ 水の星へ愛をこめて」「革命デュアリズム」「未来形アイドル」「残酷な天使のテーゼ」の馬鹿5連コラボ程のものをやっている訳ではないのでまだ活かせる余地はあるよなとは思います

素人目線ではありますが、もう息の長いイベントではあるので製作陣の総入れ替え等マツケンサンバをぶち込んだ間抜けを吹き飛ばす新しい風を入れる必要があるとは思います



終わり

余力があったら感想レポ書こうかな……

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