見出し画像

前世療法やってみたらBLコミックの展開みたいになった


私は昔からかなり寝るほうで、7時間以上寝ないとめちゃくちゃパフォーマンスが落ちるタイプ。
 

でも今の仕事で正社員になってから眠れなかったり、眠りが浅いことが増えて。


体調崩すし普段のパフォーマンスも落ちるしで、なんとか良くできないかと退行催眠や前世療法の動画を視聴するようになりました。 

こういう動画って音が心地よくて寝てしまうのよね。



…本当に効果あんのかな?前世につながれるのかなって思いますよね。
私は睡眠不足解消のためにちょうどいいBGMだと思ってたからそこまで気にせず流してました笑 
 

でも目的用途がズレた視聴をしてるうちに、だんだん前世知りたいな〜見れたらどんな感じなんだろう?って気になって。
  

で、何十回もの寝落ちを経て見ました。前世っぽいやつを。

そしたら結構グサッときた。

自分のコンプレックスやトラウマを見てるみたいで。



「今私にいちばん影響を与えている前世の記憶と繋がりたいです。繋がらせてください」

て言って見た内容を書いていきます。



【場所】1900年〜1940年代 ヨーロッパの田舎町

【人物】
ヨーロッパの田舎町出身の男の子。
名前はジェームズ。ジムって呼ばれることが多いらしい。
栗色の直毛を刈り込んでる。ごくごく普通の青年。



・前世(ジム)はヨーロッパの田舎町出身。
イギリスの湖水地方みたいな雰囲気の町でお母さんとおばあちゃん3人で暮らしてたみたい。 


で、ジムは飛行機の勉強がしたかったらしい。 



町を離れて都会の大学に進学する所から脳内にイメージが流れてきた。
自分の夢を無条件に応援してくれるお母さんとおばあちゃんに感謝する反面、さみしさと申し訳なさを感じてたみたい。

引越し当日、家の外に出て手を振るお母さんとおばあちゃんを見ながら泣きそうになってたし、汽車の中でも泣くの我慢するためにライ麦パン噛み締めてた笑 


進学先は工学系の大学。
わりと都会にあって、人混みの多さにあたふたしていた。
大学の勉強は思っていたより難しいことばかりだったみたい。加えて田舎町出身ていうのがコンプレックスで、バレないようにしなきゃってずっと肩に力入ってる感じだった。


住んでたのは大学指定の建物でのシェアハウス。
4人か3人で大きな部屋を間借りした生活をしていたみたい。そこでジムはどうやらルームメイトの1人(黒人の身長がすごい高い5分刈りの男の子)を好きになったみたい。

そのお相手見た瞬間に
(だから最初の時点でお母さん達に申し訳ないって気持ちが強かったのかな)
って思ったりした。 


自分が同性愛者だってことを相談できる相手が、家族にも生まれた町にもいない。
生まれた町で自分が異端的な目線で見られることも恐れていたし、同性愛者だってことがバレてお母さん達に迷惑を掛けたくない。だから逃げるように都会の大学に行ったのかな。



都会に行けば自分と同じような人がいるかもしれない。
たくさんの人の中に埋もれてしまえば、自分が社会とズレてることなんて分からなくなる。


そう思って出てきたのに、周りには生まれた街より沢山の人がいるのに、誰にも自分をさらけだせなくて一人ぼっち。



しんどいよな。



ここでとある秋の夜に場面に。
シェアハウス先のシャワールームで、片思い相手の黒人の子が別の人(女か男か分からなかった)連れ込んでイチャついてるのを見てしまうのね。普通に事後みたいな雰囲気の。

多分ジムにとって初の恋愛体験と失恋だったんだろうな。


ショックで冷水ぶっかけられたみたいな冷たさが一気にきた。そこからとにかく悲しくて悲しくて寒くて。


秋雨が降ってる夜にキャンバス近くのマンションまで逃げるように走って泣いてた。知らない建物の軒下でグズグズ泣いてた。

そしたら「大丈夫?」て声を掛けてくれた男の子が現れてた。

肩にかかるぐらいのブロンドの髪で、黒いコート着てて、リバー・フェニックスみたいな感じの雰囲気。
多分年はそうそう変わらない。

雨でびしょ濡れなのを心配して家に入れてくれて、暖かい格好と飲み物、お風呂を提供してくれてた。優しいな……

その日を機会にそのブロンドの男の子(仮名:リバー)の下宿先に引っ越してた。


で、そこからずるずる〜っとお付き合いが始まる。
なにこの中村明日美子作品みたいな展開……

リバーはわりと見た目に反して世話焼きタイプみたいで、めちゃめちゃ面倒を見てくる。
めっちゃジムのこと好きか、好きな人には構い倒したいタイプ。


見てても明らかに好きなんだなって分かるのに、ジムはそれを分かってて拒んでた。好きになってくれるのを拒むというか。

自分が相手を好きになったらまた辛い思いする!

って強迫観念みたいなのが渦巻いてた。
それを分かってるからこそリバーは世話焼きまくってたんだろうけど。

でちょこちょこ秋の麦畑とか麦畑の近くにある大木の下で2人が戯れてたりピクニック行ってる映像頭に入ってきたんだけど、 


ジムは「これが壊れないように自分が好きな気持ちは隠していよう」って変なこじらせをしてました。

お母さんやおばあちゃんの時の気持ちもそうだけど 



誰かの幸せを壊したくない。
自分が正直になることは相手の幸せを壊してしまう。
自分は周りの人を幸せにできない。
だから自分の気持ちは隠したままでいよう。 



って気持ちが相当強かったみたいなのよね。
誰よりも人を思いやれてるし、本音を言ってくれる方がこっちも嬉しくなるよって思うんだけど。
それが怖かったんだろうな。


その次に見えたのが、ジムの最期。


教会のベッドの上で亡くなってた。
晴れてて暖かい日差しが部屋に差し込む、小春日和のお昼。


そこではあんまり悲しいとか悔しいって感情無くて、ただただ「懐かしいな」「これでもう終わりか」みたいな郷愁に包まれてた。

ベッドの周りには誰もいなかった。独身か病気でひっそりと命を終えたってかんじ。



しぱらくして死後の映像が流れてきた。

リバーがやって来て、教会にあるお墓に花を備えてくれてた。
ちりちりカールで栗色のショートカットの女の子も一緒に来てたけど、その子がどういう関係かまではさすがにわからなかったや。
 

その姿見て私の内側から出てきた気持ちが

「ずっと好きだったけど、君に好きだって伝えて、またひとりになるのがこわくて認められなかった」

「長いこと一緒に居て君は裏切らないって分かってたのに、その気持ちをずっと裏切り続けるような付き合いをしてた、ごめん」

っていってた。



その後、最後の最後に戦争の映像が流れてきたのね。

多分ジムの最期の記憶。
大学卒業後くらいに戦争に徴兵されて、戦闘先でぬかるみに足を取られて手榴弾に被弾して、その傷が原因で命を落としたみたい。


だからひとりきりで死んでたのかって思った。
不器用だけど純粋な生き方してたんだね。

そこで終わり。
 

自分じゃないのに自分の事のようにボロボロ泣いていました。


私自身、人生に対して色んなブロックが強烈にあって、特に恋愛について強くブロックがかかってるんです。
今まで色々自分で内観や認知療法を試してきてるけど、まだ外せてない、1番強くて硬くて重いブロック。 

ジムの姿は瞑想とかであれ、自分が作り出した虚像だとしても、あれは過去の自分だって思えるくらい、流れてくる感情が自分そのものすぎて驚きました。 

普通にBLコミックみたいな内容できたのはびっくりしましたが…笑


あとは自分の人生とリンクする所もたくさんありました。
田舎出身で逃げるように地元じゃなく、遠い場所の大学を選んだところとかね。
恋愛でああだこうだ言われるのが嫌で親元を離れたかったというのもある。


でも自分の制約に気づけたし、色々あの後から考えが変わったりしました。

もし私と前世の記憶が立場が逆だったらどう思われるのかな。でもお金は大切にしろ!!!は絶対言うと思うわ笑


そんな感じでした。

前世療法、じっくりやれるのならやってみたい。


★占い鑑定始めました★
西洋占星術・ルノルマンカード・ジオマンシーで占います。
仕事に特化したメニューになっています。お悩みや疑問あるかたはぜひ!


サポートいただけるととっても嬉しいです!(書籍代として使用させていただきます)