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結局、占ってもらったらどうすればいいの?

こんにちは、月と銀鳥です。

今回は「占ってもらった後、結局どう行動したらいいの?」というお話です。

ここ数年で私たちの生活は一気に変わりました。新しい生活様式、リモートワーク、混乱する世界情勢、AIサービスの普及など、5年前には想像していなかったものが溢れる社会になりました。
5年前の当たり前が当たり前じゃなくなった世界で、私たちは生きています。

そんな情勢も影響し、近年占いブームが再燃しているのだとか。

https://news.yahoo.co.jp/byline/matsuihiroyo/20211011-00262138

占いしてもらうことが増えた、ネットで占い記事を読むようになった、タロットカードを買ってみた、占いをやるようになった…
少なくともこの記事を読んでいるあなたはいずれかに当てはまると思います。
とはいえ、占ってもらった/占っただけで劇的に変わるわけでもありません。むしろ悩みが増えることだってあります。

占いではこんな結果だったけど、じゃあこれから何をすればいいの?」と頭を悩ませ、また違う占い師の元へ行き占ってもらう。

あの人は私と同じ星座だけどなんでこんなに違う結果になるんだろう」と悔しい思いをしたり。

いいことがあったあの人と同じ誕生日なのに、私には幸せなことなんて何も起こらない」と涙を流したり。

結局占ってもらった後どうすればいいの?と悩んだら。
運勢の良し悪しに関わらず「どれだけ自己決定するか」「どれだけ手足をバタつかせて行動するか」を確認すること。これらがその後の展開を大きく変えていくきっかけになります。



どれだけ自己決定するか



例えば年上が好みなのに「次の彼氏は年下が良い」という占い結果になった時。

占いでそう言われたからなんとなく年下を選んでみる
・占いでそう言われたしターゲットを広げてみてもいいかも
・占いはそうだったけど自分はやっぱり年上が好みだし年上だけに絞ろう


それぞれ色んな思考を巡らせると思います。
善し悪しはありませんが、影響を受けっぱなしで丸呑みにすることと、影響を受けて自分の行動に発破をかけるのとでは同じ結果でも満足度が変わります。

言われたから何となくやってみるのももちろん間違いではありません。「ああ言われたし、本当は私こっちの方がいいんだけど…」と自分の意志や答えを押し潰すような意思決定では決定しても自信を持てないままです。
更にこれが原因で優柔不断の状態に陥ってしまっては、ただの言い訳材料になり元も子もなくなってしまいます。

うまくいかなかった時「占いでこう言われたから」と言い訳に使ってしまいそうなら要注意。
むしろ、占いで出た結果と反対になっても勇気を持って自分で答えを導き出せるほうがよっぽど有意義だと思います。


どれだけ手足をバタつかせて行動するか


占いをするとよく出てくる「運気」と言う言葉。

ゲッターズ飯田さんの著書『ゲッターズ飯田の裏運気の超え方』では運気を「欲望の周期、ふりこ運動のように動いている」と表現していますが、私は「運気」=バスタブいっぱいの水とその水面のようなものだと捉えています。

「運気」とは水面のようにシンと穏やかに凪いでいる時もあれば、ビチャビチャと荒れ狂う時もあります。
自分の身をどう投じるかで波紋の大きさ、波の大きさ、音、水流が変わるように運気も自分の行動次第でいろんな形に姿を変えるのだと考えています。
もちろん手足を実際に動かさなくても、考えを巡らせる、人の考えを取り入れることも良いし、あえて動かないこともOK。

目の前に広がる海や川、バスタブいっぱいのお湯にどう身を投げるかなんて自由です。
時々足を滑らせたり、誰から押されてしまうことがあったとしてもそのまま浸かり続ける、水面から飛び出ていく、そのまま泳いでどこか遠くへ行くかはあなたの意思次第。

今いる水面に大きな波を立てたければ相応に手足を動かしてみる。
溺れそうなら溺れないための動きと呼吸をしなくてはいけない。

そんな視点を持ちながら、占いの結果からどう行動してみるか考えていくといいかもしれません。


占いの種類を使い分ける


占いと一言で括っても実は3つの種類があります。そして、それぞれ特徴や得意・不得意があるんです…!

把握しておくと満足行く結果が得られたり、後々の行動にも活かしやすくなります。

【命占】既に確定している出生年月日から占う。リアルタイムで起こっている現実より長期スパンの占いが得意。
西洋占星術・四柱推命・算命学・紫微斗数・数秘術など

【卜占】偶然出たもの、一瞬の出来事から占う。リアルタイムで起こっていること、短期スパンの占いが得意。
タロット・おみくじ・オラクルカード・易・ルーンなど

【相占】手や顔など形として表れているもので占う。本人の意志や状態など変えられること、中期的なスパンの占いが得意。
手相・風水・人相・姓名判断など


占いはお酒と同じ


あくまで私の自論になりますが、占いはお酒と同じで飲んでも呑まれるな、が大事なのだと思います。お酒も占いも同じ海王星の象徴だし。


占いは信じなくても生きていけます。けれどその味を知っていれば、人生の面白みや深みに出会うことだってできます。
そこからいろんな御縁が生まれ、広がり、時には失敗するかもしれません。
自分なりの適量と付き合い方次第でいくらでも楽しむことができる代物です。


占いを通じて少しでもあなたがあなたの人生を歩むことができますように。

ここまで読んでくださりありがとう。

月と銀鳥でした。またね。

サポートいただけるととっても嬉しいです!(書籍代として使用させていただきます)