【出産記録】第四話 『長い終わりの始まり』

前回→【出産記録】第三話 『気合』

出産直後、性格が災いして「寒いです」と申告できず数十分間震えてる過ごすあたくし。

先生が会陰を縫うために私に声をかける

「痛かったら言ってね〜」

私は「たぶん大丈夫です〜」と高をくくっていた。
なぜなら出産自体が激痛だったのでチクリと縫うぐらい屁でもないだろうと思っていたから。

その直後


ビキンッ…!

と痛む会陰。


私は思わず


「いや痛いんかーい」


助産師さんクスクス

看護師さんクスクス

先生も「だよね〜」といいながら麻酔を打ってくださいました。

先生ギャルかよ。


縫い終わると色々と説明される。
退院までのスケジュールや赤ちゃんの検査や過ごし方。
今から明日の朝までの流れ

・このまま(分娩代の上で寝た状態のまま)1時間ほど休憩。その間食べたり飲んだり寝たり自由。(お願いすれば食べそびれた晩御飯など持ってきてくれるらしい)
・その後排尿に挑戦
・そこで排尿できなければ車椅子で部屋に戻り、排尿できそうなときに看護師を呼んで挑戦。
・自分で排尿できなければカテーテルで一回出す。
・自力で排尿できるまで毎回看護師を呼ぶ
・翌日の昼から授乳開始。
・それまではとにかく寝る。
・でも定期的に血圧測りに行くよ。


そして第一回排尿チャレンジ。
分娩台すぐ横のトイレへ点滴を支えにヨボヨボと移動しチャレンジ。

失敗。

なぜ失敗したか。

会陰及び肛門が痛すぎて力を入れられないからです。

力を入れたら会陰裂ける…?
肛門どうなってんの?
直腸出てる…?

そんな状態で力を入れられる人が世界に何人いますかねえ!!!

ということで車椅子で部屋まで移動。
数時間後に血圧を図りに来てくれたついでに挑戦するも失敗。
その数時間後の血圧測定時も失敗。
結局カテーテルでおしっこ出される。

「こりゃ出ないわw
2リットル近く溜まってたで出んかったんやわww」


溜まりすぎると出ないそうで、わたくし頑張って水分取りすぎたそうですう。

そこから入院中は積極的に排尿に挑戦。
でもずーっと痛い。

排便には2日かかりました。
1日出なかったのでとにかくヨーグルトや発酵食品を売店で購入し摂取しまくって

【出さない訳にはいかない】ぐらいに便意を持っていきました。


退院まで、本当に本当に会陰の痛さとの戦いです。
出産がそれほどツラくなかったのでは…?
と思えるほど産後の方がしんどいです。


いいですか妊婦の皆さん、
退院後は旦那や実母義母を振る活用してください。
私はほぼ1ヶ月会陰の痛さと体力のなさに泣きました。
無理はしてはいけません。
会陰が裂けます。




以上が私の出産体験記です。
ほぼテキトーに書いてしまいましたが、
少しの心の準備になれば幸いです。


出産は命がけでした。

是非ご自身を大切にお過ごしください。

またなんか思い出したら書きます。





ありがとうございまんた。


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