【無料】CS連続優勝 チェンジザダムド完全解説
こんばんは、りんすきです。
G-PROデュエマCS優勝、小倉CC優勝と2週連続でモルトNEXTを獲得することができたアナカラーチェンジザダムドについて、先日無料記事を投稿しました。
非常にたくさんの方に読んで頂き、またデッキやプレイング等数多くの方から様々な質問を受けました。本当にありがたいことです。
自分も予想していなかった量の質問を頂いたのですが、その中でも特に多かったのが「なぜダムドで勝てるのか」という質問でした。
自分はダムドのプレイングはかなり研究してきており、その成果か連続優勝という結果を残すことができています。
11/10開催 G-PROデュエマCS優勝
1回戦 白単天門 ○
2回戦 赤青ミッツァイル ○
3回戦 シータミッツァイル ○
4回戦 赤青ミッツァイル ○
5回戦 赤白系ビートダウン ×
6回戦 青黒ハンデス ×
〜本戦〜
1回戦 シータミッツァイル ○
2回戦 シータミッツァイル ○
決勝 シータミッツァイル ×○○
11/16開催 小倉CC優勝
1回戦 アナカラーデッドダムド ×
2回戦 赤白ミッツァイル ○
3回戦 白単絶十 ○
4回戦 モルトNEXT ○
5回戦 モルトNEXT ○
6回戦 シータミッツァイル ○
〜本戦〜
1回戦 シータミッツァイル ○
2回戦 赤青ミッツァイル ○○
準決勝 シータミッツァイル ○×○
決勝 モルトNEXT ×○○
そこで本記事では、「各環境デッキに対するプレイング」について、解説していきたいと思います。
今回の記事には、チェンジザダムドというデッキに対する解釈を根本から覆すような内容を詰め込んでいます。
自分がこのデッキを用いてどんな勝ち筋を通したか、どんな着地点を目指してプレイをしたのか。そのすべてがこの記事には入っています。
そのため、今回だけは有料記事とさせていただきます、申し訳ありません。
そのかわり、読めば絶対に損はさせない内容である自信があります。
有料でも読んでみたい、チェンジザダムドを使って勝ちたい!と思う方は、本記事を読んでくださると非常にうれしいです。
さて、チェンジザダムドについての話を進めていきますが、先に言っておきます。
「このデッキは、皆さんが思っているような動きをするデッキではありません」
これだけではきっと何のことだか意味が分からないでしょう。
ですが、みなさんこのように考えたことはありませんか?
「同じリストを使っているのに全然勝てない」
「そもそもデッキ自体が弱いのではないのか?」
それは、このデッキに対する解釈が間違っているからかもしれません。
あくまでそう考えるのは自分自身の主観ですが、別の解釈へ辿り着いたからこそ、ミッツァイルをはじめとした環境トップのデッキに対して有利が付いていると考えています。
では、チェンジザダムドに対する別の解釈とは何なのか。
この記事を読んで、ほんの少し見方を変えるだけで驚くほどCSで勝てるようになるでしょう。
300円という金額は決して安くはありません。ですが間違いなく、ミッツァイルだらけの今の環境を面白いと感じることが出来るようになります。
そんな内容をこれから、掘り下げて行こうと思います。
デッドダムドというデッキタイプの本質は、コントロールデッキなんかではありません。
中低速メタビートダウンデッキです。
基本的にアナカラー系の侵略デッキは、稼げるリソース量や対応力の高さからコントロールデッキと思われがちです。
実際に、最初は自分もその感覚で握っていました。
しかし本来"侵略"という効果はシールドを割りに行く行為を助長するものであり、デッドダムドも例に漏れません。
殴って圧を掛けていく事を徹底した結果、アナダムド全盛期とも言われる8-9月の環境においても、2週連続で決勝卓へ進みそのうち1度は優勝もしました。
そして、"ミッツァイルマスターズ"とも呼ばれるようになった現環境でもその本質が変わることはありません。
「爆発的な展開力と堅実なフィニッシュ力を持ったミッツァイルデッキを完全に制圧することなんて不可能」、そんなのは目に見えてます。
それならいっそ、殴ってみませんか?
コントロールと捉えるかビートダウンと捉えるか、それだけでこのデッキの勝率は3割くらい上がるでしょう。
これを踏まえたうえでこれから紹介する各対面への勝ち筋を読んでみてください。
1.シータミッツァイル
6マナあると万軍投1枚から死にます。次のターンで6マナになる場合は必ずラッキーナンバーを打ちましょう。
また、ラッキーナンバーを打った状態で自分の場にクリーチャーが2体以上いる場合はすかさず殴りに行きましょう。
相手のスゴ腕を無力化させるチャンスです。
場に1体しかクリーチャーがいない場合に殴るとラッキーナンバーで返されてしまいこちらの後続(カナシミドミノ、ロストマインド)がない場合負けに直結します。
逆に2体以上いる場合に殴らないと、これまたラッキーナンバーで返された場合にリーサルを狙うことが一気に難しくなります。
ここで2点を通しておけば
・相手がラッキーナンバーで3宣言
→チェンジザ+リバイブホールでリーサルを狙える
・相手がラッキーナンバーで5宣言
→こちらのラッキーナンバーで4宣言し場のクリーチャーで相手の盾を0にできる
というように、こちらの動きを押し付けることができるため非常に有効です。ぜひとも対面練習を重ねて身につけておきましょう。
2.赤青ミッツァイル
・先行の場合
→2ターン目にブーストを打たせてもらえます。打ちましょう。
3ターン目はデドダムを出しがちですが、そんな悠長なことをしている暇はありません。ラッキーナンバーを打つかロストマインドを打って時間を稼ぎます。
4ターン目にようやくデドダムをプレイして後続を探しに行きつつ余ったマナでラッキーナンバーを唱えます。そこからはマナにも手札にも余裕ができ始めるのでゆっくり詰めて行きます。
この対面においてカナシミドミノは勝敗に直結するレベルで強いです。強いですが、「カナシミドミノは必ずしも勝てるカードではない」ということに注意して下さい。
バイナラシャッター1枚で全然返されてしまうので常に頭の中に入れておきましょう。
また基本的にはラッキーナンバーの宣言は3ですが、こちらの場にクリーチャーがいるときはバイナラシャッターや全能ゼンノーを警戒して4の宣言をします。そうすることで、ハナコで自ら減らしている盾を詰めに行きやすくなるからです。
チェンジザを絡めて1ターン中に2回ラッキーナンバーを唱える場合はスコーラーまで考慮して4と1を止めておきましょう。
「逆滝を打っておけば死ぬ事は無い」というふうに油断していると、ジョジョジョマキシマム+スコーラーの追加ターンで簡単に死にます。逆滝とラッキーナンバーが両方ある場合は必ずラッキーナンバーを優先させてください。
・後攻の場合
相手の場に生き物がいる場合はうっかり3キルされてしまわないようにベラドンナでハンデスをしましょう。いない場合はブーストしましょう。そこからは先行の場合と同じです。
3.赤白ミッツァイル
ロストマインドやラッキーナンバー、逆滝などの呪文+WAVEウェイブで時間を稼ぎつつデドムやGRクリーチャーで横展開します。
盾を0にされない限りは逆滝で生きながらえることができる
とても重要なことです。ボードは無視しても問題ありません。が、盾を0にされるターンを遅らせることができればこちらも横展開しやすいのでそこは意識してください。
盾を0にされた場合は場のクリーチャー+リバイブホールで6点を通しに行くので、それまでにしっかりと横展開をしておく必要があります。
6点通しに行く際ですがサプライズホールやカマセバーンは殴る順番を考慮することである程度ケアできるため、常に6点用意するプランを頭の中に入れておきましょう。
特にチェンジザ2体絡めて1ターンの間にリバイブを3回打つ場合は、
ウコンピッピー+勝利ガイアール+勝利ガイアール
と並べることでカマセバーンからドーピードープがめくれない限り返されません。覚えておいてください。
4.モルトNEXT
なぜか勝ち筋が2つあり、そこを間違えてしまうと負ける為プレイが難しい相手です。しかし、しっかりと練習を重ねることでかなり勝率を伸ばせる相手(個人的には6~7割)だと思っているので練習しておいてください。
序盤はデドダムなどでマナやハンドを整えつつ、相手のマナが5マナ域に達したらスクチェンやギフトを警戒してラッキーナンバーで7を止めます。
その際、少しずつ殴っておけばアンタッチャブルでダイレクトを通しやすくなるので隙あらば殴りましょう。
ラッキーナンバーが打てない状況になるまでにマナを伸ばしておく必要があります。
ラッキーナンバーやWAVEウェイブと一緒にデドダムもプレイするよう心がけましょう。
ここでマナを伸ばしておくと、ドルマゲ除去プランで勝ちに行く際最も障壁となりやすいバトガイ銀河やサウザールピオを奇術師ディールで一気にバウンスしつつマッハファイターやSAでドルマゲを除去できます。
また、リバイブ+逆滝などの強力な足止めパッケージも存在するので最低9マナは確保しておく必要があります。
リバイブホールを打つ際にはキル+アンタッチャブルを使うことが多いです。ドルマゲの封印を先に外された場合でも、アンタッチャブルでダイレクトアタックを通せるようにするためです。そのためにもリバイブはできるだけ温存し、こちらのWAVEウェイブやその他GRクリーチャーに対してメガマグマを切らせるようにしましょう。
5.ハンデス
最近母数が増えてきているハンデス。
ロストマインドやデドダム、WAVEウェイブにチェンジザとハンデス側からしたらとても嫌なカードばかり入っています。
その為基本的に有利ですが、プレイミスで落としてしまうともったいないので以下の4つに注意してください。
「殴りに行く際はテック団で5以下バウンスを選択させ、デドダムをバウンスさせる」
「オリオティスジャッジを警戒して場にデッドダムドを複数重ねない」
「ポクタマタマでうっかり墓地リセットされても動けるようにハンドを整えておく」
「カナシミドミノで相手の場を枯らすことができるため迂闊にマナに置かない」
6.最後に
チェンジザダムドというデッキはかなりポテンシャルが高く、使っていて非常に奥が深いデッキとなっているので、この記事を読んで興味を持った方は是非とも使ってみてください。
※気付いたことや他の対面等で質問があれば随時追記する予定です。お気軽に質問ください。
おまけ 小ワザ集
あまり知られていない(?)、そんな小ワザを集めてみました!
箇条書きでざっくりと紹介していきます。
(知ってる人はすっ飛ばしてください)
・チェンジザ→リバイブ→キル+ウコンでバックラスターからチェンジザを守れる(エモGとも相打ちに持って行ける)
・カナシミドミノはデッドダムドに侵略できる
・ベラドンナなどの小型の上にデッドダムドを素出し進化する事で、メタクリーチャーを侵略せずに除去できる。
・ジュダイオウがある時、逆滝を唱えてダイレクトアタックすれば、相手のボルドギが出てきて場のコストが25を超えてサウザールピオに龍解し、奇術師ディールで除去しやすくなる。
・シータミッツァイルのGRクリーチャーが全て場に出ている時、ラッキーナンバーで9を宣言すると相手は展開し直せなくなる。(この場合、打点を止める術も必要。)
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