脱線GIG

話の時系列がちょくちょく前後して申し訳ありません、、、思い出しながら書いてるもので、、、

15歳の頃 まだ活気があった我が街を歩いていたら駅の近くで某ハードコアバンクバンドのボーカルから絡まれた。よくライブには行ってたんで顔馴染みで最初はニコニコしてたが様子がおかしい。

なんかむしゃくしゃするから殴り合いしようぜとか言う。相手は2歳上だ。10代の時の1歳差は大きい。わたしはビビりまくっていた。殴れる訳無い。

俺を殴れよ!と言われたがわたしは一方的に何発か殴られるままだった。気が済んだか相手は帰って行ったがわたしは殴られる痛さよりも何だかパンクの知り合いからそう言う事をされて悲しかった。

さらにそれから何ヶ月後かに電車に乗っていたら車両の真ん中でまんまビーバップみたいなヤンキーからボコボコにされて土下座させられている彼を見てしまった、、、。パンクは強くなければいけないと言うわたしの幻想は打ち砕かれた。

あの頃のやられるかも知れない!と言うヒリヒリした空気の感触は好きだったな、ちょっと違うけど当時のプロレスみたいな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?