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【ダブルバトル】シーズン10最終246位。美味しいお茶とオボンの実【レギュレーションD.5】

キタカミプロローグとかで忙しく更新が遅れてしまい申し訳ございません。
今更になりますがシーズン10にて使用していた構築の記事になります

エキスパンションパックリリースから始まったランクマッチ【レギュレーションD.5】の構築記事になります。
自己最高の246位到達できたこと、非常に嬉しかったです。


ざっくり自己紹介です
SVからポケモンバトル、ダブルバトルを本格的に始めました。
PJCSは予選落ち、7/16開催されましたてるオフにてBest32のごま油です。
構築記事は書いた経験が少ないので読みにくいところがあると思いますが、お付き合いいただけたら幸いです。
尚、基本選出においてはうまく言語化できなかったのでざっくりフィーリングで箇条書きとなっております。ご了承ください

構築経緯

まず、1つ課題を作りました。
【強いと思ったポケモンを強く使える構築】を組む
今までSVを遊んでいる中でやってきたことが
・レンタルを自分なりにアレンジ
・レンタルをひたすら練習
・大会結果を見てレンタルのない構築を読み解き形にする
この三つをひたすらにやってきた中で基本的に"どこかに元ネタがある"構築を使ってきました。
新しい取り組みを行うことは強さ?に繋り、また楽しみにもなるので刺激になりました。
前置きはこのくらいにして本題へ。

・きっかけ
注目したポケモンは「ヤバソチャ」です。
おもてなしの性能、怒りの粉、トリックルーム、シャカシャカ砲
キノコの胞子はないものの、モロバレルでできなかったS操作と全体攻撃が魅力的だったのでこの子を活躍させる構築がきっかけです
おもてなしは「交代すれば即時発動する何回でも使えるオボンの実」

・相方探し
ヤバソチャのポテンシャルを最大限に活かせるポケモンを探しました。
まずは、特性「おもてなし」を活かすこと
これはすぐに思いついて
・特性「ぎゃくじょう」との相性⭕️
・みがわりの消費HPを実質0にできる
みがわりに関しては再現性がどこまであるか不明だったのですが、ガラルファイヤーの採用は即決定でした。
環境的に悪タイプの全体技の通りがよく見えていて(実際は微妙)、なにより自分が強いと思っているヤバソチャに対して常に全体の悪技を打つことでケアできる点を評価。

・ガラルファイヤー周りの組み立て
ヤバソチャの「おもてなし」を活かすためには後から出さなければならないこと。
必然的に後発になるため、ガラルファイヤー周りの構築になりました。
まぁ壁です。
オーロンゲ、ヤミラミ、クレッフィから選ぶ中でヤミラミを採用

以下、オーロンゲとヤミラミの比較の話になりますので省略される方は次へお進みください

・ヤミラミ
グラススライダーの復刻によりゴリランダーの増加、いつでも強いテツノカイナあたりのねこだましを無効できるゴースト。
おいかぜ+オーガポンやウーラオスなどの起点となるトルネロスなどの「いたずらごころ」もちの挑発をもらわない悪。
これらが環境にマッチしていて確実な行動補償があること。
また、耐久面ではオーロンゲに劣るが、逆にしっかりと倒れてくれる点も⭕️。
ヤバソチャやウインディの引先としてクッションになってくれる。
御託を並べたが決めては「さきおくり」

・オーロンゲ
猫を拒否するのに悩みたくない
ファイヤーの攻撃が通りにくい悪タイプに有効打があるのが⭕️(実際にはイカサマの方を評価している)
捨て台詞があることでサイクル時のアドバンテージが得られる
と強い点は多い。ただ、「さきおくり」ないだけでお好みです
話を戻します

・縦の相性補完
ガラルファイヤーが積むポケモンであるためサイクルができるのは片側のみと、かなり窮屈な構築にも見えます。
そこで必要なのが縦の相性補完。
簡単に言えば「引き先」の用意やシナジーを考える。
リスナーさんからのアドバイスでヒスイウインディが候補に上がりそのまま決定。
相性補完が優秀で特にウーラオスの水、かくとうやパオジアンの氷に対していい交代ができる点。

こうして
ヤミラミ+ガラルファイヤー
ヤバソチャ+ヒスイウインディ
が決まりました。

・残りの2体
こちらは第二の積みアタッカーとしてドラゴンテラスの「ラブトロス」や悪タイプに強くする今で「テツノカイナ」などを試していました。
ただどうしても勝率が上がらないパターンが1つあり
"ハバタクカミフェアリーテラス"
でした。

単純にそこに選出圧をかける意味で
鋼タイプでSが高いテツノワダチ
草テラスでSブーストなしカミなら抜けるオーガポン(ワダチの威嚇対策も兼ねて
採用しました。
テツノワダチはヒスイウィンディやガラルファイヤーが苦手な岩タイプを1/4でき、その相手がランドロスやヒスイウィンディの場合拘ってることが多いので交代せざるおえない点も面白いです。(9/28までワダチを採用していました)

9/29
テツノワダチは非常にいいポテンシャルを持つポケモンでしたが威嚇が厳しかったので最後の2日間はヒスイヌメルゴンに交換しました。


個体解説

・ファイヤー(ガラル)

特性:ぎゃくじょう
性格:ずぶとい
持ち物:オボンのみ
テラス:ほのお
実数値:192(212)-94(0)-145(172+)-132(92)-146(4)-114(28)
技:もえあがるいかり / わるだくみ / エアスラッシュ / まもる

H→オボンとおもてなしを考慮して4n

C
・わるだくみ1回+エアスラッシュ
H252.D4モロバレル確定
・C+1エアスラッシュ
H252.D4ウーラオスに99.6%〜

S:バンギ準速抜き

BあまりでB=Dに近づける

・A200水流連打+水テラ水流連打
オボン+おもてなしで耐え
219〜261 HP288(192+96
*ただしタイプ強化アイテムの場合乱数
261〜315 HP288

・A200水テラ水流連打×2 乱数
252〜300 HP288

構築のメインアタッカー
悪巧みを積んで全体を攻撃とヘイトを稼ぐ役割。
落とせなくてもヒスイウインディのしんそく圏内に入れれば数的有利を作りやすくなり、ダメージを受ける回数を減らせる。
壁+テラスタル+威嚇までやるとぎゃくじょうがあまり発動しないのが傷


テラスは炎
毒との差別化についてはハバタクカミの後に出てくるヒードランやオーガポンとの継続戦闘性能の高さ、パオジアンの氷技の半減があまりにも優秀。岩の一環は目を瞑る。

実際に使ってみての曖昧な表現になってしまうが、開幕からテラスを切る時は悪タイプの通りがよく、全部突破できる時で良さそうでした。
正直、壁威嚇回復があればテラスをしなくても十分に戦えている。苦手なハバタクカミやパオジアン、ウーラオスが対面に来たら素直に引くことも大切。

・ヤミラミ


特性:いたずらごころ
性格:おだやか
持ち物:ひかりのねんど
テラス:はがね
実数値:157(252)-85(0)-96(4)-85(0)-128(252+)-70(0)
技:ねこだまし / さきおくり / リフレクター / ひかりのかべ

壁役。
上記でも説明したが「ねこだまし」と「いたずらごころ」が効かないので初動の安定感がよかったです

ねこだましはファイアーの悪巧みを確実に積みたい時やタスキ削りなど様々な活躍ができる。
例えば相手の初手にモロバレルがいる時、ファイヤーの悪巧み1回とエアスラッシュで落とせるので狙っていきました。

さきおくりは「おいかぜ」「トリックルーム」下でもファイヤーの攻撃回数を増やせる点で評価。怯ませる試行回数、相手を倒すことで受けるダメージの減少など様々な効果を得る技

耐久の低さはポジティブな要素でクッションとして非常に優秀。
ヤバソチャ+ファイヤーから
ヤバソチャ→ヤミラミ→倒れる→ヤバソチャをすることで1/4×2ができる。オボンまで入れると3/4回復はもはや不死鳥。

光の壁はよく張るがリフレクターは威嚇でも間に合う試合がある。

環境に「きあいだめ」「ツタこんぼう」オーガポンが少なかったのも非常に助かりました

・ヤバソチャ


特性:おもてなし
性格:ずぶとい
持ち物:ゴツゴツメット
テラス:フェアリー
実数値:161(120)-72(0)-173(252+)-142(4)-100(0)-107(132)
技:シャカシャカほう / いかりのこな / ちからをすいとる / トリックルーム

S→85属+1抜き
H→16n+1
HB→A200神秘の雫水テラ水流連打39.1〜46.5

お茶がうまい。基本後発から出すポケモン。
回復することで確定二発を三発にずらしたり、怒りの粉で味方を庇うことで実質攻撃している気分。

本体のポテンシャルとしてはゴツメが通る物理アタッカーには勝てる印象で
最後にテツノカイナvsヤバソチャにしたら詰められるので、そういうプランに変える時もあるくらいには硬いポケモンでした。

交代の時に気をつけたいのがヒードランやイーユイのねっぷうを連打されている時に出しにくくなる(吹雪や燃え上がる怒りも該当だが現レギュレーションでは少ない)

こういう時はヒスイウィンディ+炎テラスファイヤーでねっぷうを打ちにくくさせてから交代すると案外着地できたりしてました。

・ウインディ(ヒスイ)


特性:いかく
性格:ようき
持ち物:こだわりハチマキ
テラス:フェアリー
実数値:202(252)-146(84)-108(60)-103(0)-111(84)-125(28+)
技:しんそく / フレアドライブ / いわなだれ / テラバースト

サイクルを回せる耐久力が欲しく
HBD振りのものを参考にしたものです。
特に計算はしてません

ハバタクカミ、イーユイ、トルネロスなどに強い威嚇枠。
ヤバソチャとの相性補完もありサイクルの要。
苦手な水ウーラオス、カイナ、ランドロスにはヤバソチャ
悪ウーラオスだけ対面で見れるようにフェアリーテラバースト採用。

HP1でも残っていればしんそくでの役割があるので大切に扱う感じでした。

・テツノワダチ(9.28まで使用)

特性:クォーツチャージ
性格:ようき
持ち物:ブーストエナジー
テラス:ドラゴン
実数値:180(116)-154(172)-141(4)-82(0)-91(4)-168(212+)
技:ヘビーボンバー / 10まんばりき / アイススピナー / まもる

S100属最速抜き

HD
C205ハバタクカミのシャドボール
最高乱数以外耐え

A→炎オーガポン無振に10まんばりき確定
A-1ヘビーボンバー
ハバタクカミのH252.B92まで確定

HB
ドラゴンテラス時壁込みで
パオジアンA172のつらら落とし乱数8.5%

ランクの終盤で使用していたテツノワダチ
ファイヤーヤミラミでどうしてもキツかったフェアリーテラハバタクカミに対しての回答としました。
また炎オーガポンやゴリランダーあたりに強いドラゴンテラスを採用したかったためこのポケモンは非常に相性が良く採用に至りました。

特徴的なのが対ヒードラン
地面技で弱点を狙えるのを初め草テラにはアイススピナー、フェアリーテラにはヘビーボンバーとどこからでも狙えるのはよかったです。

どうしても威嚇をされると厳しいので「まけんき」のオーガポンを隣に添えてあげてアドバンテージの損を誤魔化せたら嬉しいと思いましたがあまりにもご都合が良すぎました。(9/28現在)

追記:
どうしても威嚇を入れられると火力が足りず、出たところ勝負のブーストエナジーでSが早い置物になってしまっていました。仕方がなく枠を変えることになりましたが、ありがとうドラゴンテラステツノワダチ(言いたいだけ)

・オーガポン(みどり)


特性:まけんき
性格:いじっぱり
持ち物:イカサマダイス
テラス:草
実数値:164(68)-189(252+)-117(100)-72(0)-119(20)-139(68)
技:タネマシンガン / じだんだ / アンコール / ニードルガード

H→4n
HB
・壁込みA189パオジアンつらら落とし最高乱数以外耐え
・壁込みA197ランドロス飛行テラバースト確定耐え
・A200神秘の水流連打を40.2〜49.3%確定三発

HD
C205メガネハバタクカミのムーンフォース確定耐え

S→テラス時ツツミ最速抜き

個人的には一番評価している緑の仮面オーガポン
持ち物が多種多様で「命の球」や「こだわりハチマキ」も十分に強力。

イカサマダイスの採用はガラルファイヤーを考えて採用。
攻撃の通りにくいフェアリー、悪タイプのポケモンのタスキ所持率が高い為、確実に落とす意味で非常に都合が良かったので落ち着いた(主にハバタクカミ、パオジアン)

もう一つ考えていたのは「きあいだめ」「ツタこんぼう」のコンボで壁や鉄壁に有利にしようとしまきたが「アンコール」がそれらに対応できる形だとわかり採用。

当初は「みがわり」も検討していました。
おもてなしとのシナジーがあるので試してみたところ、オーガポンは攻撃して倒せる相手がいる時は倒した方が効率的と感じました。

・ヌメルゴン(ヒスイ)

ヌメルゴン(ヒスイ)
特性:シェルアーマー
性格:ずぶとい
持ち物:たべのこし
テラス:フェアリー
実数値:187(252)-108(0)-165(236+)-130-170-83(20)
技:ヘビーボンバー / たてこもる / ボディプレス / いのちのしずく

最後の2日間交換してくれた第2の積みエース。
テツノワダチと同じく鋼タイプ技+優秀なタイプからの受け+回復までこなしてくれる

強い相手にはとことん強いのですが、ボディプレスの通らないゴーストテラスや飛行タイプには処理がなかなか時間がかかるので選出時に注意してました。

ワダチが苦手としていた威嚇の部分はボディプレスが通る相手には通用していたので非常に安定感を感じたポケモンでした。

基本選出

 ヤミラミ+ファイヤー(ウィンディ)
 ウィンディ+ヤバソチャorヌメルゴン

まずはこの出し方を基本に考えます。
ヤバソチャorヌメルゴンですが、威嚇のサイクルを回す時はヤバソチャを投げていました。
トルネカミイーユイなどの岩の一貫がある相手にはウィンディ先投げしてました。


 ヤミラミ+ヌメルゴン
 ウィンディ+ヤバソチャ

物理アタッカーに一番強い出し方です

 オーガポン+ウィンディ
 ヤバソチャ+α

トルネロス、ヒードランがいない場合にオーガポンを投げるパターン

 ウィンディ+ファイヤー
 ヤミラミ+ヤバソチャorヌメルゴン

こちらはアルマイエッサンなどに投げていました。


きついポケモン

キラフロル
バンギラス
トドロクツキ
など

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございます。
レギュレーションEでもこちらをベースに構築を組んでいこうと思います。
課題としてアローラキュウコンやテツノツツミの氷タイプをどうするかなど環境に合わせていかないとならない部分もあります。

感想やアドバイスなどございましたらDMへお待ちしております。

最後までお付き合いありがとうございました。

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