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マイペースでもいいから続けて欲しいという言葉は明日を約束しない

こんにちは、夜枕ギリーです。

今年も花粉の飛散が本格的に始まったようですね。私も例に漏れず鼻をグズグズさせているのですが、そもそもアレルギー体質で年中グズグズだし、薬も飲み続けているので花粉による影響なのかわかっていません。服薬を止めるまで分からない、パンドラの花粉症。

そんな花粉さん、飛散量が昨年の5倍とかここ10年で最強なんていう話も聞きます。ただまあ花粉とボジョレーに関しては去年を下回ることは無いのが定説なので驚きもないですが……。


花粉は去年の勢いを上回っているのに私ときたらどうだ(?)

きのう大福らなちゃんのチャンネルにお呼ばれして雑談配信をしてきました。お互い活動歴が4年以上ということもあって必然的に飲み会は老人会に発展したんですが、これだけやってると二人とも「多少の無茶をしてでもグイグイ活動する時期」と「その熱も落ち着いてマイペースに活動する時期」を経ているんですよね。

VTuber界隈でどちらの活動方針を支持しますか?と聞けば、後者と答える人が多いと思います。前者はどうしても引退や休止というイメージを想起させるので、別れを経験してきた人たちの答えはそうなりますよね。辞めるくらいなら年1回ペースでも続けて欲しい。

しかし現実としてファンや数字が付いてきやすいのは、前者の活動頻度や密度の高いVTuberです。それはそう。説明するまでもなく当たり前の話。逆に支持されたはずのマイペースな活動で、ゆっくりと人が離れていくのもごく自然なことです。

マイペースでも続けた方がよいという声は、その場では存在を認めて安心を与えてくれますが、明日以降の存在は決して約束してくれません。これは別に薄情な!とヒステリックに叫びたいための怨嗟ではなく、それは本来自分で掴み取っていかないといけないものだし、そもそも人に対して無責任に約束できるものでもないはずです。

私みたいに易きに流れがちな人間は「マイペースな活動も支持される」という耳に心地の良い言葉に縋ってしまうのですが、人に言われるならまだしも自分で自分に言い聞かせるのが毒。それで得られるものはやっぱり「それなり」なんですよね。見たい景色や得たいものがあるなら、相応の頑張りは求められると思います。

一応補足するとそういう頑張らないための言葉が必要な人もいるのも確かだから、言葉が悪いわけではないんですけどね。薬は正しく処方されないといけないのと同じで、快楽を求めてオーバードーズしてないかみたいな。

落ち着いたと言えば聞こえはいいけど、自分を焦らせない技術を身に付けたり、少しの報酬で満足できるような身体になってしまうのも考え物かもしれません。ハングリーであれ。

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