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最高の金メダル!

先日noteに書いた道下美里選手が本日行われた東京パラリンピックの視覚障がいの部女子マラソンでみごと金メダルを獲得しました。

朝から観戦していましたが、本当に冷静なレース運びですばらしい走りでした。ゴールの時には実況のアナウンサーの方も言っていましたが、ゴールの瞬間に曇り空が晴れて日が差すというドラマのようなゴールでした。そしてゴール後にはふたたび曇り空に戻るという、まさに神様が道下選手を祝福しているようでした。

リオのパラリンピックでは、銀メダルを獲得し、そのときも素晴らしい走りでしたが、ご本人は金メダルを逃した悔しさのほうが大きかったと話しており、今回の金メダルは本当に悲願だったと思いま。

そんな道下さんの健闘は、オリンピックと違い、東京でのコースで行われました。オリンピックでは札幌でのレースでしたが、東京のコースで、国立競技場がゴールというのは、やはり感慨深いものでした。

私もいくつかマラソンレースに出場したことがありますが、別府大分毎日マラソンや、防府読売マラソン等の競技場でのゴールのレースは本当にぐっとくるものがありました。(ちなみにどちらのレースも視覚障害選手の参加が可能で、道下選手も参加したことがあり、防府読売マラソンでは世界記録を達成しています。)

札幌でのレースがいけないというわけではないのです。実際札幌でのオリンピックのレースも素晴らしいレースでしたし、本当に感動しました。しかし、40キロ以上の道のりを走りぬいて、最後に競技場に入り、大歓声を受けながらゴールする瞬間は本当に選手冥利につきるものがあります。

現在は感染症の影響でどちらにしても競技場での歓声を受けることはできませんでしたが、それでも東京の地で、国立競技場でゴールができたパラリンピックの選手たちは、本当によかったとこころから思います。

オリンピックは、IOCの勝手な思い込みや独善的なやり方で札幌でのマラソン開催になりましたが、できることならオリンピックも東京の地を駆ける選手たちを見たかったなと、道下選手の快走を見ながら思うのでした。

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