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技術士建設部門【コンクリート】の傾向と対策//選択科目Ⅱ・Ⅲの出題傾向と国土交通白書のテーマの相関

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技術士建設部門 選択科目Ⅱ・Ⅲ【コンクリート】
出題傾向と国土交通白書のテーマの相関

【当ページ掲載記事の要旨】--------------------■
・選択科目Ⅱ-1【コンクリート】出題傾向と国土交通白書のテーマの相関
・選択科目Ⅱ-2【コンクリート】同上
・選択科目Ⅲ 【コンクリート】同上
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🟦選択科目Ⅱ-1の出題傾向と白書との相関

令和元年度までは「鋼構造及びコンクリート」は、「鋼構造」と「コンクリート」に分かれており、それぞれ4問の合わせて8問が出題されていた。令和2年度からは、「鋼構造及びコンクリート」全体で4問となり、それぞれ2問から1問を選択する形式に変更されたものの、出題数が減ったからといって選択しにくくはなっていない。

■令和2年度の場合は、
・Ⅱ-1-3が2項目
・Ⅱ-1-4が3項目
からなり、あわせた5項目の中からひとつを選ぶ形式となっている。

受験者の専門性に配慮して、材料や配合、設計、施工、維持管理の分野から4問が出題されていた令和元年度までを踏襲し、2問にこれらの分野がちりばめられている。

選択科目【Ⅱ-1】コンクリート 令和2年度の問題
出典)日本技術士会

■Ⅱ-1-3は品質の確保と生産性の向上に資する取組みとして、機械式継手工法又はコンクリートの呼び強度とスランプフローの組み合わせについて、鋼かや留意点などを述べる内容であり、いずれも時流を踏まえたテーマである。

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