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技術士建設部門【必須科目】の傾向と対策//過去問の出題傾向を踏まえた対応策と論文構成・作成方法

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技術士建設部門 選択科目
過去問の出題傾向を踏まえた対応策と令和6年度(2024年度)の論文構成・作成方法

【当ページ掲載記事の要旨】--------------------■
・【必須科目Ⅰ】対応策(勉強・学習方法)
・【必須科目Ⅰ】令和元年度以降の評価項目
・【必須科目Ⅰ】解答論文の構成・作成方法の具体例
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注記)noteのテキストエディタでは表の作成が困難であるため、一部の記事は.doc又は.xlsをダウンロードする形式としている。

🟦必須科目Ⅰの対応策

必須科目の記述式問題において過去問で出題されている内容・テーマは、建設部門全般にわたる、
①社会資本整備
②国際化、地球温暖化問題、地球温暖化
③維持管理・更新、アセットマネジメント
④技術開発、技術継承
⑤防災・減災対策、自然災害対策
⑥工事の品質確保、設計全般、建設産業
といった6つの分野についての、専門知識、応用能力、問題解決能力及び課題遂行能力について問われている。

この記述式問題の作問に関しては、社会・経済動向、地球環境問題、技術部門の技術開発などの技術的動向、安全・安心な国土づくり等に配慮し、受験者間で極端に差がつかないように留意して作成されている。

この結果、必須科目の記述式問題は、選択科目の記述式問題と同様に、過去に出題された問題が繰り返し出題されているという傾向にある。ただし、社会資本の整備率や社会資本の老朽化の割合などの現状を表す数値、国の政策や国土交通省の重点施策、新しく施行された法律などは、ほぼ毎年のように更新・改正され、それぞれの出題に相応しい新しい問題が作問されている。

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