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技術士建設部門【必須科目】の傾向と対策/必須科目Ⅰの解答論文の構成・作成に役立つ文献・ウエブサイト等の情報

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【当ページ掲載記事の要旨】--------------------■
・技術士建設部門 必須科目【Ⅰ】
 解答論文の構成・作成に役立つ文献・ウエブサイト
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🟦必須科目Ⅰの論文の構成・作成に役立つ文献・ウエブサイト

必須科目Ⅰの論文の構成・作成に役立つ資料(文献・ウエブサイト等)としてまず最初に押さえておきたいものは「国土交通白書」である。次に目をとしておきたいものとしては「国土交通省のウエブサイト」が挙げられる。また、国土交通省が発行している無料の広報誌「国土交通」も挙げられる。

必須科目に必要な情報としては時事的なテーマを対象としたものとなり、これらの資料には、国土交通行政のトレンディ―なテーマが満載である。

これらの文献等を基に、特に法律の改正や基準の改定、主な数値のほか、昨今話題になっているキーワードや今後の方向性などを押さえておく。

当記事では、国土交通省の資料の中から、必須科目の論文の構成・作成に役立つ最近の文献などを下表(当ページの末尾よりダウンロード)にまとめている。

令和6(2024)年度に出題の可能性があるテーマや分野としては、建設分野全般に共通する人材不足や生産性の向上、防災・減災・維持管理などが挙げられる。例えば令和元年度の必須科目や令和2年度の複数の選択科目で問われた防災・減災・国土強靭化は、令和6年度に能登半島地震が発生したことを受けて、令和6年度においても重要な分野である。

地球温暖化や機構変動、大規模な地震発生のリスクを受けて再び出題される可能性がある。国土交通省のウエブサイトや関連する資料に目を通し、最近の主要な豪雨や土砂災害、地震などの特徴や対策の方向性を把握しておく。中でも、「流域治水」は、これからの水害対策で欠かせないキーワードのひとつである。

令和元年度に出題された生産性の向上も政策や施策が推進されており、生産性革命プロジェクトやi-Constructionの最新の話題を基に、令和元年度とは異なる視点で取り上げられる可能性がある。関連する「インフラのストック効果」や「BIM/CIM」などの概要や効果も押さえておきたい。下表に示している生産性革命プロジェクトのウエブサイトもチェックして、国土交通白書2023には掲載されていない最新の動向を併せて確認しておくとよい。背景となっている人口減少や建設産業の担い手不足の傾向も理解しておく。インフラ分野のDXも重要なキーワードであり、働き方にも大きな影響を与えるものとして注目されている。

維持管理は先述の防災・減災とともに、技術士試験では定番の分野である。令和元、3、5年度に出題されたが、再び取り上げられる場合を想定して準備しておいていただきたい。選択科目の解答にも役立つはずである。ただし、時代ととも施策の内容や論文に記述するキーワードは異なる。例えば国土交通省は、3巡目の点検に向けてICTの活用を拡大する方針を打ち出している。新しい情報を得るためには、国土交通省の最近に委員会などの資料が参考になる。「インフラメンテナンスのウエブサイト」には、「社会資本メンテナンス戦略小委員会の配布資料」など、維持管理に関する課題や方向性が掲載されている。

さらに、しら表に掲載した文献の多くは選択科目の論文の構成・作成でも活用できるものである。

別記事にて、「選択科目別の解答論文の構成・作成に役立つ文献・ウエブサイト」についてもまとめているので、自身の受験科目に関連するものには必ず目をとおしておいていただきたい。

表 必須科目Ⅰの論文作成に役立つ主な参考文献とポイント
注)当記事の末尾よりダウンロード

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