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技術士建設部門【トンネル】の傾向と対策//令和6年度の想定出題テーマと解答キーワード

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技術士建設部門 選択科目Ⅱ・Ⅲ【トンネル】
令和6年度の想定出題テーマと解答キーワード

【当ページ掲載記事の要旨】--------------------■
・トンネル【Ⅱ-1】令和6年度の出題予測テーマと解答のポイント
・トンネル【Ⅱ-2】令和6年度の出題予測テーマと解答のポイント
・トンネル【Ⅲ】令和6年度の出題予測テーマと解答のポイント
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注記)noteのテキストエディタでは表の作成が困難であるため、一部の記事は.doc又は.xlsをダウンロードする形式としている。

🟦【Ⅱ-1】R6出題予測と解答キーワード

選択科目Ⅱ-1では、
・山岳工法における鋼製支保工の効果の概要
・セグメント製作における品質感のための検査の目的と内容
といった、「トンネル」に関する教科書的なテーマが出題される。

別表(当ページ末尾よりダウンロード)に、過去問より想定される令和6年度出題テーマと、それに対する解答キーワードを整理しているので、論文形式で組み立てれるように学習していただきたい。

予想されるテーマと解答論文に盛り込むべきキーワードとを紐づけしておけば、試験当日の設問内容が多少変わっても、題意を汲み取り、多様な出題形式に対応できるはずである。

このほかにも、山岳トンネルでは、
①吹付けコンクリート
②ロックボルト
③鋼製支保工
④覆工
⑤インバート
⑥防水工及び排水工
⑦坑口部及び坑門
⑧分岐及び拡幅部
などについて、シールドトンネルについては、
①地山安定処理
②地盤沈下と構造物防護
③施工設備
④施工管理
⑤安全衛生管理
⑥環境保全対策
などについて、トンネル標準示方書(土木学会)に記載されている内容を概説できるようにしておく必要がある。

別記事にて、具体的な出題文と解答論文例を掲載しているので、そちらも併せてご活用いただきたい。

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表 Ⅱ-1「専門知識を問う問題」想定出題テーマと解答ポイント
 👉当ページ末尾よりダウンロード!
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🟦【Ⅱ-2】R6出題予測と解答キーワード

選択科目Ⅱ-2では応用能力が問われる。施工に関する出題が多く、調査や設計についても頻出しており、計画を対象としたテーマでの出題が少ないのが特徴である。令和6年度もこの出題形式になると考えられる。

令和元年度以降は、
・小問(1):調査、検討すべき事項とその内容
・小問(2):業務の手順ごとに留意すべき事項と工夫を要する点
・小問(3):業務を効率的、効果的に進めるための関係者との調整方策
がそれぞれの小問で問われている。

出題されるテーマは、過去問を分析することによりある程度絞れると思われるが、設問内で提示される条件を前提とする必要があることから、学習したテーマと同じテーマが出題されたとしても、実際の試験問題で示される条件に適合させて解答しなければならない。設問の与条件を満足した上で、適切な手順で業務を遂行でき、関係者と調整できることを論述することによって、応用能力を有することをアピールすることになる。そのため、設問における与条件や指示を見落とさずに問題文を熟読し、問題文に忠実に従うことが重要となる。

表(本ページの末尾よりダウンロード)では、令和6年度に出題が想定されるテーマごとに、上記した小問(1)~(3)に対応すべく、
(1)調査、検討すべき事項とその内容
(2)手順と手順ごとの留意点、工夫点
(3)関係者との調整方策
に該当するキーワードを示していので、論文形式で組み立てれるように学習していただきたい。

業務手順を想定した上で、手順ごとの上記した小問の項目ごとに学習することが賢明である。

別記事にて、具体的な出題文と解答論文例を掲載しているので、そちらも併せてご活用いただきたい。

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表 Ⅱ-2「応用能力を問う問題」想定出題テーマと解答ポイント
 👉当ページ末尾よりダウンロード!
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🟦【Ⅲ】R6出題予測と解答キーワード

選択科目Ⅲでは「問題解決能力及び課題遂行能力」が問われる。トンネルでは、令和5年度は維持管理と耐震性能の保有、令和4年度は周辺環境に関する課題と維持管理、とこれらに生産性の向上や都市部の開削トンネルなどの時流を掛け合わせたテーマでの出題が多く、令和6年度もこの出題形式になると考えられる。

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