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技術士建設部門【土質及び基礎】の傾向と対策//過去問(10年間)の出題傾向と出題内容

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/選択科目【土質及び基礎】
/選択科目Ⅱ・Ⅲの過去問の出題傾向と出題内容

【当ページ掲載記事の要旨】--------------------■
・選択科目【土質及び基礎】過去問(過去10年間)の出題傾向
・選択科目【土質及び基礎】過去問の出題傾向の要点のまとめ
・選択科目【土質及び基礎】過去問(過去10年間)の出題内容(問題)
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注記)noteのテキストエディタでは表の作成が困難であるため、一部の記事は.doc又は.xlsをダウンロードする形式としている。

🟦過去問(過去10年間)の出題傾向

【令和5年度~平成26年度】

「土質及び基礎」の過去10年間(令和5年度~平成26年度)の出題概要は別表(当ページ末尾よりダウンロード)のとおりであり、業態によって調査、設計、施工、維持管理の分野に大別できる。

過去10年間の出題は、全体の半分以上を調査と設計の分野が占めており、これらの分野の学習は外せない。Ⅱの問題は出題範囲が広く、テーマも多岐にわたるため、自身の専門以外の分野についても対応する必要がある。

応用能力が求められるⅡ-2では、施工の分野も含まれる。例えば、令和元年度は基礎杭を打設した橋脚が傾いた原因と対策が、令和3年度は大規模な土留め(山留め)の近接施工が、令和4年度は幹線道路の崩壊のり面の復旧対策が、それぞれテーマであった。さまざまな要素が盛り込まれた図を読み取る設問が定着しており、それに基づいて詳細な内容について問われ、設定される条件は年々難しくなる傾向にある。実務経験を踏まえた解答が求められており、自身の専門分野について深堀りして学習することも欠かせない。

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