Juice=Juice 20231014-15座間4公演を見て

圧巻の一言

Juice=Juiceの座間4公演を2階席2公演1階席2公演とバランスよく見ることができました

川口4公演も見ていたけど、今回の4公演で度肝を抜かれたというのが正直な感想

元々、歌唱力という点においては抜けていた感はあるけど、正直、前回メンバー評も書いてみたけど、お休みしている川嶋さん以外の植村さんから遠藤さんに至るまで、何の不安もないパフォーマンスをただ見るだけに集中できた公演は近年なかったな。。。

その中でも個人的に江端さんの声量の伸びが印象的だった

3フラワーのうちで伸び悩むってほどではないけど、少し声量という点で出遅れていた感があった江端さんの声量の伸びがホントに驚いた

メンバー評では少し保留みたいになってた石山さん・遠藤さんについて、個人的に最初2人とも、上半分と下半分に分かれて披露する楽曲で把握できたと思っていたけど、よくよく見たら特に石山さんは普通に歌割もらって披露してた

あまりにも違和感なくて気付かなかった。。。

江端さん、声量がついて自信もって楽しそうにパフォーマンスしているのが印象的、歌声をファンに確実に届けられるようになって、いろんな表現を試すようになると思うと、本当に楽しみでしかない

石山さんの独特な雰囲気と物怖じせずにファンを煽ることのできるあのメンタルと少し(いい意味で)狂気じみたところは相当面白い

川嶋さんを除いた現メンバーのうち、ここまで何の問題もないなぁと思えるところにこんなに短期間で到達するとは思ってもみなかった

もう単純にライブが楽しすぎる(^^)

声量を気にする理由

過去の記事も読んでくれている方には、私が声量を気にしているというか重きを置いているのは知っていてくれているかもしれませんが、私は基礎的な部分として、歌に関して言えば声量を第一にしているところはある

それは、映像作品を別にして、どれだけ技巧が優れていようとも、ファンの耳まで十分な音量で届けられなければそれは歌手としてどうなんだろうかという気持ちがあるためです

その意味で言えば、今のJuice=Juiceは及第点というかそれ以上、ホールが狭く感じる、武道館レベル以上じゃないと、単純に耳が痛いというか。。。

そういう意味でアリーナツアーにしてくれんだろうかという気持ち

また声量が大きいというと怒鳴るというか強めに歌う部分は声量が大きくなり、かわいらしい曲とか歌い方によって減退するのは当たり前だと思うのだけど、特に植村さん、れいるる、ゆめりあい までは普通に歌っている部分でも十分すぎる声量になっている

上記、5人に関わらず、私が凄いなと思っているのは、Juice=Juiceの声量は全く張り上げている感がないのに、すんなり歌っているその部分での大きさが半端ないことで、更に言うとある程度力を入れることで発生するゆがみみたいなものすらないもう単純に圧巻と思ってしまった。。。

急成長2人目

急成長と感じた2人目は同じく3フラワーの有澤さんだ

この秋ツアーが始まったころから、以前感じていた歌声や歌い方のくせみたいなものがほぼなくなったなぁと感じていたのだけど、座間公演で聞いて声量はもちろんだけど、普通にただただ上手いっていう領域に入ってきていると感じた

5人と6人で分かれて歌う楽曲では、軸になっていると感じたし、宮本さんかと思うようなキャラ的な声の出し方も完璧

新たな一面をグループに追加したイメージだ

入江さんもかわいらしいキャラは健在でありながらも歌声の力強さがあったりと、3フラワーだけ抽出しても普通にグループとしてやっていけると思えるぐらいになってきた

上5人の存在感

ここまでは後輩メンバー中心に書いてきたけど、じゃあ上はと思えば植村さん・段原さん・井上さんはもう相変わらずという感じだけど、ゆめりあい、工藤さん松永さんも相当仕上がってきてる。。。

松永さんのソロパートでの声の伸びというか、どこにも引っかからない、力みのないロングトーンはモーニング娘の小田さんを思い起こさせた

工藤さんもパワフルなダンスは健在ながら、歌い方に感情がより自然に乗っていると感じられるもので、一瞬、植村さん(1)れいるる(2)ゆめりあい(2)というたいせいから、植村さん(1)、れいるるゆめりあい(4)という四天王体制かと思わせるものがあった

ただ、そのあとしっかり段原さん井上さんの歌声を堪能して、やっぱりまだ1-2-2かもと思ったりと忙しかった

今後のこと

個人的には、今後のJuice=Juiceについて考えると、今のままライブ活動していくのは軸にしてもらいたいという気持ちがあるけど、それ以外にハロプロ外への積極的参加をぜひ期待したいと思っている

最近、公式のYouTubeがライブ映像をアップしてくれているけど、この流れは継続した上で、フェス、それもアイドルというよりはロックフェスとか、交わることが少なかった界隈へのアプローチを積極的にしてほしい

さしあたっては追加されることを予想してCDJに期待している

ステージについては、なかなか大きなステージは難しいかもしれないけど、フードコートの近くのステージがあるなら、そこで歌声で客を引っ張ってきてほしいなというのが次の期待です

最後に現在の体制について

ある種、パフォーマンス力の突出が見られるのに、雰囲気としてギスギスもしてないし、ある種緩い空気感があるのはなぜなんだろうと考えてしまう

スキル追求のため、厳しくあたるとかはグループ内の空気がピリつくこともない15日の夜公演で松永さんから飛び出した川嶋さんのエピソードにしても、スキル向上を至上命題に挙げてある種のギスギス感を全く感じられない状況だった

「好きこそものの上手なれ」この言葉がしっくりくるグループだなと感じた

スマイレージ・アンジュルムを通して和田さんが作り上げてきた雰囲気を受け継いで竹内さん体制でさらに醸成されて、今にいたったアンジュルムだけど、今のJuice=Juiceはそれと同等かそれ以上の体制と雰囲気を作り出しているような気がする

何となく高校サッカーの野洲高校が出て来た時の楽しむのが第一でやってきたらいつの間にか強くなってたみたいな雰囲気を感じる

そういう意味で今のこの結果は好きこそものの上手なれを思い起こさせてもらった

次の課題ではないけど、次の目標として、フェス等の外部イベントへの積極的な参加をやってほしいなと感じた

冗長になってしまったが、何となく今の感情優先で書いてみました

ただ、言いたかったことは
「Juice最高!」
この一言に尽きるなというの率直な感想です


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