9月17日(火) 研究会「日韓の移民・難民政策の比較:合法化、退去強制、収容を中心に」のお知らせ

日本の入管収容政策の問題を取り上げる際、しばしば欧米諸国における難民政策が比較対象として紹介されてきましたが、同じく後発的に難民政策を展開し、日本の「外国人」政策からの影響を受けてきたとされる韓国との比較も重要です。

韓国の入管・難民は日本の制度を参照してきた面があるとされる一方、外国人雇用許可制度の導入(2004年)や難民法の制定(2012年)など、日本の入管・難民制度と異なる道も示しています。こうした変化は、日本における入管制度の変革を考える上でも示唆に富んでいるといえるでしょう。

今回の研究会では、日韓の入管政策の比較を通じて、日本の入管体制の特徴を明らかにし、それを変革する手がかりを模索します。

このテーマについて考えるにあたり、講師として、日韓の入管政策の比較研究を扱ってきた呉泰成先生をお招きします。

〇研究会概要

タイトル:日韓の移民・難民政策の比較:合法化、退去強制、収容を中心に
日時:2024年9月17日(火)18時〜19:30(予定)
場所:オンライン(参加申込者にZoomURLをお送りします)
報告者:呉泰成(都留文科大学文学部比較文化学科 兼任講師)
※研究会終了後、希望者で東京都内で懇親会を行なう予定です。

〇報告内容概要

1.韓国の移民・難民政策

2.非正規滞在者に対する政策の比較:合法化、退去強制、収容

3.日韓両国の比較を通じて見えた、入管制度変革のための視座

〇参加方法
参加費:無料
参加申込方法:以下のURLよりお申し込み下さい。
https://forms.gle/2toinReZogymLwAG8
 
〇講師紹介
呉泰成(オ テイソン):都留文科大学講師。韓国における入管政策や、日韓における入管・難民政策の比較について研究している。

〇主催者紹介
入管情報グループ(GII)

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