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ビートルズが教えてくれた英語 (1)A HARD DAY'S NIGHT

3rdアルバム「A HARD DAY’S NIGHT」(1964.7.10)の1曲目

作曲者  John Lennon
ボーカル John Lennon / Paul McCartney

このアルバムは、初めての全曲オリジナル。
13曲中10曲がジョンの作品で、3曲がポール。
ジョン・レノンの才能がスゴすぎる。
小学6年のときに、初めてビートルズを聴いたのがこの曲。ラジオでした。(年齢がバレる)
それもあって、いまでも1番好きなビートルズのアルバム。とにかく、絶好調なジョンの才能が満ちあふれ、最高に魅力があるときだと私が感じているからです。

タイトルは、ご存知のように
リンゴ・スターが、その日は働きどおしで「It was a hard day」と言いながら、でももう夜だったので「’s night」 と言ったのをジョンとポールが採用したのだということです。文法的には正しくないですけど。

♪ジャーン♪ あの衝撃、最初に聴いたときは、中学生ながらに、「ゾクっと」したのを今でも覚えています。その後、いまでも、その音の分析し続けていますよね。最近、分析した結果がオープンになっていましたが。

Lyric

It's been a hard day's night
(ずっとキツかった日の夜)
「イツビナ」と聴こえたので「isやwas じゃない」これは何?って。現在完了形で「It has been」=「It's been」で、当時中1ではまだ習っていないわけです。しかし、調べてみると現在完了形ということで「ずっとキツかった日の夜」と訳して先生に確認したことを覚えています。しかも、「been」の「n」と次の「a」で「ナ」に聴こえることも知りました。
and I've been working like a dog
(犬のようにずっと働きつづけて)
「アナビンと聴こえる」。現在完了進行形。
workは、カタカナ発音だと「ワーク」でoは「ア」と学びました。
It's been a hard day's night
(ずっとキツかった日の夜)
I should be sleeping like a log
(丸太のように眠るだけ)
should は、義務や勧告の「すべき」の意。
should be が「ショビ」に聴こえます。
But when I get home to you
(でも、君のいる家に帰ったら)
toは「到達」。
I find the things that you do
will make me feel alright

(君が色々して、僕を元気にしてくれる)
※ find 「わかる」、willは習性や傾向「すること、するもの」
※ make A feel Bは「AにBを感じさせる」
You know I work all day, to get you money to buy you things
(僕は1日中働いてるよ。お金を稼いで、君にいろいろ買ってあげるために)
これで「to 不定詞=ために」を理解したものです。
ジョンはtoをここでは「ツ」って発音してますね。
※ You know も口語で文頭では「知ってるでしょ」「実はね」
  文末で「だよね」
And it's worth it just to hear you say
(君が言っているのを聞くだけ報われる)
この「just」 は「だけ」の意
An[d] [i]t's「アンリツ」
you're gonna give me everything
(何でも僕に捧げるという)
「gonna=going to」を先生に話したら「何で知っているのと聞かれて、この曲を話した記憶があります。「ゴナ」と聴こえます。
So why on earth should I moan
(だったらいったいなんの文句があるのさ)
should は不可解の意で、このフレーズ、当時聴き取れなかったです。
So why o[n] [e]arth shoul[d][I] moan 「ソ/ワイオナ/シュダイモ」
なんだこれ?と。
'cause when I get you alone
(だって、君とふたりきりなら)
’cause(クズに聴こえる)は because、歌だと略すことが多いですね。
You know I feel O.K(OKな気分だよ)。
ここからヴォーカルはポール。
When I'm home,
everything seems to be right

(家に帰ると、なにもかもうまくいっている
 みたい)
rightは「ウライ」でちゃんと「ウ」が
聴きとれますね。
When I'm home,
feeling you holding me tight, tight

(家に帰って、ぎゅっと抱きしめてくれる、
 君を感じていると)

後半ポールのtightの後のyeahに、ジョンがhmmとかぶせ「It's been a hard day's night」と歌う。カッケーなぁもう。
58年前ですよ。この曲。最高です。
「You know I feel alright」(いい気分だよ)
このあと、アルペジオ的ギターでフェードアウトします。
耳コピしましたね。だれでも。

Hard Day's Night Hotel

ビートルスの歌詞を英会話に使用

英会話って、普段自分が使っている日本語を紙に書いて、それを訳しておき、普段から使っていた方が早く話せるようになります。自分の口癖って誰にでもありますからね。私が仕事で英語圏にいたころは、そのように教わりました。本を買って普段使わない言い回しをいくら覚えても、使わないので覚えませんし、すぐ忘れるからです。
発音に関しては、ネイティブにチェックしてもらうのが一番ですが、Google翻訳で自分の発音を日々確認するとよいです。これは、かなり有効です。ただし、英国では聞き取れた、あるいは通じた英語が、米国では聞き取れず、また通じないということも多々ありました。私だけかもしれませんが。
皆さまも海外旅行をして帰国するころに、少し耳が慣れてきた経験があると思います。ですから数週間、「日本語を聴く話す」を禁止して、「英語で聴く話す時間」を持ち、語彙力を増やしていけば、数ヶ月後、半年後、1年後にはかなり上達するはずです。また、英語を部屋で流し放しにしても、実は上達しません。音感で聞いているので、無意味ではありませんが効果はほとんどないのです。
洋画を、英語字幕にして英語で聴くのは、最初は難しいですが、効果はかなりあります。理解不能な専門用語の多い映画はやめましょう。日本映画ですら、全て聞き取って理解しているわけではありません。天気予報は典型的です。明日は晴れなのか、雨なのかが分かればよいわけです。まずは、好きな洋画でストーリーが分かっているものがよいです。そして聴き取れないところは無視して、聴き取れたところをディクテーションして埋めていくのです。次に、聴き直して、字幕を見て聴き取れたところをディクテーションして少しづづ足していきます。すると、聴き取れないところがあっても、大筋理解できる洋画になっているはずです。それでよいのです。意味が分からなければ、日本語字幕で観ましょう。ただし相当、意訳が多いのでご注意ください。しかし、それも次第に慣れていきます。

これからの投稿は、当時中学時代にアルバムやシングルを全て聴いた、公式録音の213曲の中から、私の好きなビートルズの楽曲の歌詞で、英会話に利用できるフレーズを見つけていきたいと思います。一応、可能な限り全訳する予定です。私は英語専門家ではありませんので、是非、間違いをご指摘くださいませ。これは、以前投稿した、「Live as you like 」=「好きなことをして暮らす」の(4)「夢中になれる趣味があること」の一つです。


以前の投稿はこちらから

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Founder兼CEO◉心身の健康第一◉感謝◉自分なりの幸せ◉縁◉直感◉万事塞翁馬◆読書 ◆旅行◆筋トレ◆地中海料理◆鰻◆野球・GOLF・相撲観戦◆Rock&Classic◆Vocal&Guitar◎世田谷区▷慶應経済▷大手証券本店D▷英仏米香▷在京テレビ局管理職・イベントCP#創作大賞2024

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