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油彩画(ベンタ・デル・キホーテの中庭)                         

                      ベンタ・デル・キホーテの中庭 F6

 スペインのプエルト・ラピセに在る「ベンタ・デル・キホーテ」の中庭を描いたもの。プエルト・ラピセは、カスティーリア=ラ・マンチャ州にある人口1000人程度の町で、マドリードからアンダルシアに抜ける街道沿いに位置している。街の淵源はローマ帝国時代まで遡るが、中世期に、行商人相手の宿屋が数軒でき、その後次第に町へ発展していったという。

 『ドン・キホーテ』の作者セルバンテスも、この絵に描いた旅籠(現在はレストランになっている。)に何度か宿泊したそうだ。レストランの前には陶器を売る店が在り、そのラ・マンチャらしい雰囲気は絵心をそそる。

(参考)

レストラン「ベンタ・デル・キホーテ」の中庭
レストラン近くの教会
レストラン前の陶器を売る店
同店内
同上


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