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【ときメモGS4・大成功】かくとだに えやは伊吹の さしも草

GS4沼多すぎる、こわいこのゲーム......…
現在、夜ノ介くん→颯砂くん→空也さん→大成先生とどんどんどんどんニッチな方に流されています、供給が少なすぎて枯れてしまいそうなので自給自足します、誰か東京ドームシティで私と考察文で殴り合おうぜ
(かなり個人的な解釈が多いので「ちゃうわ!」と思ったらそっとブラウザバックしてください)

メッセージウインドだけではわからない先生の気持ち

大成先生まじで言葉にしてくれない問題、または言葉にしたとしても表現が非常に遠回りで省略・中略が多い、平安貴族じゃん、こんなところで国語教師の顔されるの困るじゃんか.....…

⑴ 目線の動き・目の輝きの変化
大成先生の癖、あの上を見ながらけだるげに目をぐるりと一周回す仕草、セリフこそありませんがその時の彼の心情をよく表した動作です
「目は口ほどに物を言う」がピッタリ当て嵌まるほどあの目の動きだけで大成先生の内情が見えるんですよね
特に私は海ナンパくん(のちの野良くん)から女性と助ける前の「…ほっとくわけにもいかないし、しょうがないな……」な目線の動きが好きです
動作自体はすべて同じものなのですが場面によって諦めだったり呆れだったりそれぞれ別の感情があるように感じるのはLive2Dの作りこみのおかげでしょう
あんなに気だるげでダウナーな大成先生ですけど面倒見が良くて困ってる人を放っておけないところあるよね
元の性格もあるだろうけど自身が大迫先生の面倒見の良さに救われたのもあるんだろうなぁ

物語序盤の大成先生はようやく教師としての第一歩を踏み出してまもなく、理想の教師である大迫先生とリアルな自分の差を感じ死んだ目をしています
マリィの成績が伸びて、自身の夢であった教員試験の合格を経た中盤ではようやくその重たかったまぶたが開き
花火大会の日に終わらせたはずの気持ちがマリィとの再会によって呼び起これた終盤には目に潤みを含んでいます

【初期】目がうつろすぎる、発言もマイナス
みんな目が死んでる〜♪(cv.真咲元春)
【中期】余多門に赴任して笑顔が増えた
八重歯prpr
【後期】再会後、目にうるみ
どこのカラコン使こてん?ホテ○バで買える?


ここまで目をフィーチャーしたキャラクターってGSシリーズでも初めてじゃないですか?
羽ケ崎学園の化学教師曰く「好きな人の前で人間は瞳孔が開いて目が輝く」とのこと、10年以上の時を経て伏線を回収してしまいました、これを『エモい』と言わずして何と申せませうか

⑵ メッセージウインドに表示されないセリフ
コンビニ塾のスチルイベントで自分の心境について語る大成先生がみられるのですが気づいていない方も多そうです

「俺の中身は変わってないのに」
というセリフが続きますがメッセージウィンドウには反映されません

何せメッセージウインドに表示されたセリフを言いきってからさらに数秒の間を置いて話始めるのでとても気づきにくいんです
私も最初から気づいたわけではなくとある動画で紹介されているのを知り5秒後にはSwitchを握っていました
これがどういった意図でスタッフにより仕組まれたのか定かではありませんが私なりの解釈では「大成先生の心を知るにはただメッセージウィンドウを追えばいいのではない」とわかるシーンだったのかなと捉えています


御影先生との対比

この2人さァ〜〜〜〜〜.…...…
すみません、クソデカため息かましてしまいました、でもこんなのそりゃため息も出るって
スタッフが意図してこうしたとしか思えないんですよね......…

御影先生は地元のお坊ちゃまお嬢様が通う治安の良いはばたき学園で自然を愛する園芸部の顧問、課外授業は植物園や海で机の上では学べないことを教えてくれて生徒と同じかそれ以上に学校行事を楽しんでいるんですよ
かたや大成先生は校門の壁にラクガキがされた余多門工業高校、マリィとは無機質なコンビニでひたすら教科書に向き合っていて、ようやくそこを脱しても行き先は花火大会とスカイラウンジ、どこまでも人工的で無機質なんです 
園芸部で採れた野菜をこれでもかと言うくらい持たせようとする御影先生に対して大成先生はゼリー飲料片手に余多高から出てくるんですよね
攻略に必要なパラメーターも大成先生は学力・芸術に対して御影先生はそこに運動も加わるのがとても2人らしい、コンビニ塾コマンドでは気配りも上がらないし大成先生は技能教科を重視していないのがよくわかります
そもそも大成先生がマリィに対して「学校」ではなく「塾」と提案したのも「友人や行事を通じて様々なことを学ぶ場」ではなく「机上での学力を伸ばすため・受験対策をする場」を表現してるのかな…考えすぎですかね?
もしそうだとしたらここも青春への悔いがある御影先生の対になってて私が頭抱えるわ、はァ〜〜〜しんど……….

そしてマリィに出会って青春への悔いを晴らし教師を辞める御影先生、
マリィに出会って真の教師への道を開く大成先生
エンディングまで対照的なんです

GSシリーズの先生は大きく分けて2タイプに分けられます
⑴青春重視・・・若王子・大迫・御影
⑵学力重視・・・氷室・大成

⑴のグループはは3人中2人がまともな高校生活が送れてないの心にクるものがあるよね…若王子先生はその頭脳で高校教師なんてもったいないから研究に戻れって言われてるし御影先生は牧場に戻らなきゃって常に焦り感じてるし…あぁぁあぁぁぁぁああぁ....…(体が融解しミーティになる音)
⑵のグループは主人公に人生が180度丸ごとひっくり返るくらい変えられててなんか妙に切ないし愛おしいよ、氷室先生も告白セリフで「君は無色透明な私の人生に彩りを与えてくれた」って言ってたしホントこの2人似てるよ、これからの人生はため息つく暇もないくらい死の間際まで幸せになってよ、頼むよ(君たちが幸せじゃないと私が)耐えられないんだ

人間として強くなれた


大成先生は明言こそしなかったけれど卒業式の日にこれを言いたかったのではないかと私は考えています(※ここからは今まで以上に私の解釈です)
辛さを感じない大成先生は学食で激辛料理を涼しい顔で完食し、寒さや満腹も感じないので冬に開催されたアイスの大食いコンテストでは優勝しています
一見、これらの要素は表面的には強いように見えますが感覚が鈍いということは人間として弱体化してるんですよね
自然界では臆病・心配性な性格で痛みや寒さ、体の不調や不快なものへの反応が過敏な方が危険を避けられますし生存率が高いです、だからこそ大成先生はコンビニ塾という極めて人工的な場所で勉強を教えていたのかな、そこまでは考えすぎですかね?(2回目)

「僕は君がいたから強くなれた」というのももちろん素敵なセリフですけどいかんせん使い古された表現ですし何よりこの秀才カップル(語学特化)が耳に入れただけですっと理解できるような会話しないと思うんです
告白シーンでの「君といると怖いんだ」「最近辛いものが辛い」と言うセリフは君のおかげで自分は成長できたこと・人間としての正常な感覚を得たことを伝えるために
自分なりの言語表現でマリィに向けたんじゃないかな、と私は思います
大成先生ルートのマリィって学力パラ絶対高いウーマンだからその言葉の意味もちゃんと理解してるよ、その言葉を大成先生の意図を汲んだ上で受け止められるんだよ、だって大成先生から学んでたんだから

なんの事情も知らない人が見たら
コロナが完治した人である

また、学食の激辛料理もアイスの大食いコンテストもですが大成先生は味への言及をしません
そもそもまったく味を感じないのか、はたまた味はわかるけど感想を述べるほどでないと思っているのかまではわかりませんが彼がマイナスの感覚だけでなくプラスの感覚まで鈍いということは確かです
人間は「寒い」「辛い」「痛い」といったマイナスの感覚だけではなく「心地よい」「美味しい」「楽しい」といったプラスの感覚ももっているのに
大成先生はそのどちらも欠落しています
告白シーンでの言葉には一般的にはマイナスとされる「辛い」「寒い」「怖い」の感情が芽生えたことを話していましたが
これから主人公と過ごすことで「楽しい」「嬉しい」「心地よい」の感情も増えてくるんじゃないかな
「自分には乱暴な時期があった」と大成先生はさらりと話していたけれどきっとその裏には苦しかったことや忘れたいことがたくさんあると思います

このセリフって殴られることが当たり前だった人でないと
出ない言葉だと思います


もしかしたら先生の感覚が鈍かったのはそういった過去や事実を真っ向から受け止めてしまうと自分が壊れてしまうから、防衛本能が働いたという可能性も考えられます(考えすぎ?3回目)
今までたくさんつらい思いをした分、これから楽しいこと幸せなことしか待ってないよ!!


まだまだときメモGS4を遊び尽くしたくて新しくアカウント作りました、もう一回遊べるドン!!!!

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