SASUKEの魅力とは
TBSの番組「SAUSUKE」に私は夢中だ。
幼い頃は「筋肉番付」のイチコーナーとしての立ち位置だったSASUKEだが、当時は一般参加者や有名アスリート等が主に参戦し、
巨大アスレチックに挑んでは落ちる姿を見てゲラゲラとTVの前で笑っていた。
しかし、SASUKE参加者の年齢も時代と共に上がっていき
筆者である私も年齢を重ねていく。
すると、どうだろうか番組への見方が変わっていく事に気づく。
そう、バラエティ番組から人間ドラマへの変化である。
昔もSASUKEは有名だったが今ほどコンテンツとして確立はされておらず、
先人の参加者の生き様が少しづつ番組への影響を与え、
視聴者への影響も変えていったのだ。
影響を与えた人物を挙げるのであれば
迷わず「山田克己」の名を挙げる人がほとんどだろう。
今でこそサスケ君こと「森本裕介」を筆頭に様々なSASUKE選手がいるだろう。だが、まだバラエティとしてのSASUKEを山田克己の生き様が今のSASUKEに昇華をさせたと言っても過言ではない。
誰かが言っていた。
「山田にSASUKEが狂ったんじゃない、
SASUKEが山田に狂わされた」
・・・すごく納得。
前述の通りバラエティとしての要素が強かったSASUKEだが
山田克己だけがSASUKEに異常な執着心を持ち、
狂気的とも言えるクリアへの欲求から自作のセットを作り、
それに影響される選手が徐々に増えてきた。
その志を共にした者たちこそが「SASUKEオールスターズ」である
山田克己を筆頭に
長野誠、秋山和彦、白鳥文平、竹田敏浩、山本慎吾のメンバーで構成。
更にその背中に憧れ、
漆原裕治を筆頭に「SASUKE新世代」が生まれ、
その後にはSASUKEの昨今を引っ張る「森本世代」が誕生していく。
皆、本気でSASUKEに取り組み、
年齢を重ねても生き甲斐のようにSASUKEにのめり込んでいく。
皆仕事をしながら時間を見つけ、
家族のサービスもしながら、一生懸命練習をしている。
その中で仲間と泣いて笑って青春を謳歌している姿はとても眩しく
心の底から本当に格好いいと私は感じた。
ふと私は思った。
仕事にのめり込んでた自分に心から命を懸けて臨んでいるものはあるか?
ゲームでもスポーツでも何でもいい、心からアツくなれるものはあるか?
皆いい歳した社会人が高校生のようにのめり込める
こんな人生を送れている彼らが本当に眩しく、格好いいと感じている。
もちろん、私も無趣味というわけではない
ただ、心からアツくなれるものが無い
答えを探すかの如く、私はSASUKEというものにのめり込んでいった。
もちろん、参加者としての意欲は無く、
一人のファンとしてSASUKEに夢中になっていっている。
今後はSASUKE各選手や歴史について書いていきたいです。
よろしくお願いします。
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