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黒いパンツ

ファッションデザイナーの三宅一生さんが亡くなったニュースを見て、ふと 色々な思い出が頭の中に浮かびました。
三宅一生さんの代表的なブランド「プリーツプリーズ」
私がこのブランドを知ったのは25年くらい前。小中学生の時、デパートへ母が買い物しに入った店が「プリーツプリーズ」でした。
その時は、母の買い物先というだけで、魅力的なデザインにちっとも気がつきませんでした。
今朝「どうして、この店で買っていたの?」と聞くと、「軽くて、シワになりにくい服が欲しかった」とのことでした。25年前だと90年代後半のことなので、1994年に単独ブランドとしてスタートしたばかりの頃だということを知りました。今考えると、「お母さん、めちゃくちゃ センスいいね!」と思います。母はその時に買った服を今も大切に着ています。私も30代になって着たい服の好みも少しずつ変わってきました。時代の流れもあるかもしれませんが、シンプル、ゆったり着心地のいいもの且つ、「このデザインおもしろいな。どんな技術を使っているんだろう」というものに惹かれます。母の服も借りたり、新しいものも購入して大切に着ています。
最初に買ったのが、黒のパンツです。軽いし、シワになりにくいし、Tシャツと合わせるだけでかっこいい感じで着られるので大好きな1着です。
三宅一生さんが残した、デザインとこれから新しくておもしろいデザインを楽しみにしつつ 大切にしていきたいと思いました。

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