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技術士 準備期間3カ月1発合格記(その4)”技術士二次試験 受験申込書”編

技術士二次試験申込書 「業務内容の詳細」

さて、申込書の最後の難関「業務内容の詳細」です!
経験がある方は分かると思いますが、原稿用紙1枚弱のボリュームに必要な情報を分かりやすく入れ込むパズルのような作業になります。
個人的にはこういうのは嫌いじゃないです(笑)

パズルと言いましたが、まずは試験官が求めているエッセンスを含んだピースを用意する必要がありますので、書くべき事柄をキーワードレベルでピックアップしていきました。筆記試験も同じなんですが、こういう記述式の問いは出題者との会話だと思ってます。なので、問題文の文面の裏にはどのような意図があるのかをしっかり考え、それに過不足ない内容を答えるように心掛けています。

例えば「業務内容の詳細」欄では、当該業務での立場、役割、成果等を書くように指示されてます。
当たり前ですが、この課題には技術士としての資質の有無を見極めようという意図があります。つまり、課題認識能力や、課題に対するアプローチ方法や、その結果得られた成果がある水準以上か? その一連の取組みの根幹には公益の確保という大義があるか? それら取組みを主導する役割か?(言われた事を言われたとおりにやりましたってのはダメ) 大前提として”技術的に高等の専門的応用能力”を必要としている内容か?

といった事をきっと試験官は知りたいんだろうなぁ。と想像します。

あとは、上記の相手が知りたいと思っている(であろう)内容を折り込んで文章を組み立てていきます。

まぁ、ここからが大変なんですけどね。。

字数制限とか読みやすさに気をつけながら足したり引いたりしながら形にしていきます。

気持ち的には粘土細工ですね。まずは大きめに粗く形を作って、そこから削ったり足したりして、相手の心に響く作品を作るようなイメージ。なので、全体の見た目とか語感とか文章の美しさとか結構意識します(笑)

ちなみに、他の人が書いた「業務内容の詳細」をいくつか読ませてもらった事があるんですが、生意気で誠に申し訳ないんですが、何か物足りないなぁと感じることがありました。
上で書いたパズルのピースが足りなかったり、パズルの組み方が雑だったりするんですね。

私もまだまだなので人の事を言えないんですが、この文章構成力はどうすれば鍛えられるのかというのが私のテーマの一つです。
自分は今のところ、読み手がどう感じるか想像しながらひたすら書いたり消したりしながら、整えていくという原始的な方法で文章を作っております。
もっと効率的に分かりやすい文章を書ける方法があれば教えてください。。。

話が逸れましたが、そんなこんなで申込書を無事作って提出しました。

確か4月20日頃。試験まで2ヶ月と25日くらい。。。
この時点では申込書に専念しており、勉強はほとんど手付かずの状況。。。
ここからどうやって勉強を進めたか、次回以降で書こうと思います。


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