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風起隴西を観ました。

ちょっと前に中国ドラマ『風起隴西』を観ました。
その間はSNSなどでネタバレや感想記事になるべく触れないように「風・・」と見たらピュッと逃げてました^^
いつもはネタバレをそんなに気にしない方です。むしろ結末を知ってから観ることもあるくらい。
でも今回は先入観を持たずに観たいなあ、と思ったので。

とても好きな時代だったからそれだけでも楽しめました。
知ってる人物・地名・出来事が出てくると、ほほぅ、となって嬉しかったし、自分がイメージしていた三国志の世界にこの『風起隴西』の人物たちが織り込まれている様子にどきどきワクワクしました。
みんなすごくうまい具合に溶け込んでた(*^^*)

どの人物も立場、信念があって冷静というより冷徹だと感じることもあったけど、そんな中にも微かに見せる「情」に観てる方はグッとくるんだろうなと思います。

私はずっと荀詡(ジュンク)がんばれ、と思って観ていたので、他の人物に対する印象は荀詡側から荀詡贔屓なものになっていたと思います。
荀詡は真っ直ぐで頑固。折れたりごまかしたり忖度したりしない人だった。
だから私は最後、荀詡は密偵を辞めると思ってました。
騙し騙されの苛烈な情報戦の結果、親友・陳恭(チンキョウ)が亡くなった後、間諜として呉へ入る荀詡を観て、このお話の凄さを感じました。
荀詡は私が思っていた以上に強くて柔軟な精神を持った人だったし、「密偵」という生き方はそんな簡単に捨てられるものではない。そんな世界ではないんだと感じました。

私は自分が戦うなら呉の国で、とずっと思っていたので(笑)、荀詡が呉に入ってくれてちょっと嬉しい。(間諜だけど)

このドラマを観て少し時間が経ったので、余韻に浸っていたところから抜け出して、最近やっとSNSの感想などを読んでいます。
そうそう、分かる〜、と思いながら。
まだ直ぐは無理だけど、またいつか再視聴したいドラマです。

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