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☆マーケットチェック(1/17~1/23)

もう一月も終盤になりましたね!

新NISA始めましたか??史上最高値を更新するアメリカの指標や30年以上ぶりに日経が伸びて株式市場は大盛り上がりですね!!

また、アメリカの大統領選挙も気にありますね。

では今週もマーケットチェックをはじめましょう!


米国債10年物利回り


(TradingViewより)

米国債10年物利回りは、小売売上高と新規失業保険申請件数が好調だったので上昇しました。
でも、最近は”Good news is bad news”になっています。指標が好調なため、金利が上がる。このまま指標がいいと、さらに金利が上昇してしまい、更には利下げ時期があとズレしちゃうかもなので、株式市場にはよくない影響を及ぼしかねないですね!


日本国債10年物利回り


(TradingViewより)

日本国債10年物利回りは金融政策決定会合にて、今のマイナス金利を含む金融緩和の維持決定しました。しかし、植田総裁は物価や賃金の見通しについて目指す方向に近づいていると好感触を得ていました。そのため、日本の金利は今後上昇していくと考えられますね!


ダウ工業株30種平均株価指数


(TradingViewより)

ダウ工業株30種平均株価指数は横ばいの状態から抜け出し、ダウ平均も史上最高値を更新し、38,000ドルを突破しました!
来週に控えるApple、Microsoftなどの決算に注目していきたいですね。

S&P500種株価指数


(TradingViewより)

S&P500指数は23日に史上最高値を更新し、4,800ポイントを突破しました!
そこからは横ばいの状態です。

今週は、特にテクノロジーと商業サービスが伸びていました。一方でエネルギーと公益企業などのディフェンシブ銘柄は成長が鈍化しました。

NASDAQ100総合指数


(TradingViewより)

NASDAQもS&Pと同様に史上最高値を更新し、17,400ポイントを突破しました!
テクノロジーセクターが上昇している一方で、近くに決算があり株価の上昇に惑わされることなく決算を確認したいですね!

日経平均株価


(TradingViewより)

日経平均株価も同様にバブル期後の株価を取り戻しています。1989年の史上最高値である38,915円に着々と近づいています。新NISAの影響やアメリカの株式市場の好機、中国市場の低迷により日本の市場に流入していることが考えれますね!

TOPIX


(TradingViewより)

TOPIXも日経同様に上昇傾向です。特に半導体関連銘柄が多く買われ、相場を押し上げている状態です。史上最高値を目指して堅調な上昇を見せる日本の銘柄にこれからも期待ですね!

米ドル/円


(TradingViewより)

米ドル/円は2024年から徐々に上昇してきています。ここ一週間は148円付近を横ばいの状態が続いてます。アメリカの景気の底堅さが続き、日本の経済成長率の見通しも健全なため、横ばいになったと考えられますね!


WTI原油先物


(TradingViewより)

ロイター通信によると、中東の地政学的緊張やロシアの製油輸出施設に対する攻撃を受けての供給懸念、また中国の景気回復の遅れに対する根強い懸念から世界の石油需要を巡る懸念が高まっているとのことです。

これから先行きも不透明感があり、心配ですね。ニュースをチェックしましょう!

VIX


(trading viewより)

12月の半ばから上がっては下げという状況が続いていますね。段々と上昇幅が大きくなっているというのが少し怖いところですね~。
FRBの「利下げは急がず、慎重にする」という発言により、一時15ポイント超えを見せました。


Fear and Greed Index


(CNNウェブサイトより)
(CNNウェブサイトより)

昨年の11月頃から上昇を続けていましたが、現在の数値は73と落ち着いている状況です。

Fed Watch


(CNNウェブサイトより)
(CNNウェブサイトより)

次回のアメリカの政策金利は5.25~5.50%に据え置かれると予測されています。前述したFRBからの発言もあり、1月のはじめと比べて利下げが行われるのは少し遅くなるだろうと予想されているようですね。

ヒートマップ(1week)


(trading viewより)

今週はヘルス系やエネルギー系、公共事業が下落し、テクノロジー系が大きく伸びました。ダウ工業株が一時3,8000ドル越えを見せていることもあって、全体的に上昇が目立つ1週間となりました。エネルギー系の株価の下落は原油価格の上昇が原因です。

注目決算

重要経済指標


(マネックス証券 経済指標カレンダーより)


(マネックス証券 経済指標カレンダーより)

新規失業保険申請件数が前回よりも増えると予想されていたにもかかわらず、結果は減少しました。
また、小売売上高や住宅建築許可件数が予想を上回っていることなどを見ても、景気が良くなっていることがうかがわれます。

また先述した原油高の上昇もあり、原油在庫が約250万バレルの減少を見せています。

主体別売買動向


(TRADER’S  WEBより)

青い線が国外の投資家、赤い線が国内の投資家、緑の線が国内の法人を表しています。

海外投資家の割合が大きく増加し、逆に国内の投資家の割合が大きく減少しました。日経平均の7割を占める海外投資家の買いが年始からの日経平均の大きな上昇を支えてくれていたことがわかりますね。特に中国では日本株ETFが売買停止になるほどの勢いがありました。

ただ、この記録は最新の情報ではないことに注意が必要です。

マクロ経済ニュース


1月23日の日本銀行総裁の上田氏が記者会見でマイナス金利解除やその後の連続的な利上げの可能性について述べました。

ダウ平均株価が一時3,8000ドル越えの史上最高値を更新しました。今週からアメリカのIT系企業などの決算への期待感や半導体需要が見込まれていることが株価を押し上げています。


まとめ


日経平均のバブル後最高値更新やダウ平均株価の最高値更新など素晴らしいニュースが多いですね!しかし、株にとって良いニュースばかりを見るのではなく、隠れている危険に備えて冷静に行動することを忘れないようにしたいですね。


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