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ACE阻害薬の選び方:最適な薬を見つけよう!

結論: 使い慣れたものを使うのが一番!実際、どれも大差ありません。


  • カプトプリル: 作用時間が短く、負荷試験でしか使われない。

  • アラセプリル: SH基があり、空咳や発疹、骨髄抑制の原因に。

おすすめの3つの選択肢

  1. ペリンドプリル

    • 心筋梗塞後のエビデンス多数。

    • 作用時間が長く、1日1回でOK。

    • 欧米と同等量が使える。

  2. エナラプリル

    • 心不全の適応があり、広く使われる(他はリシノプリルだけ)。

  3. イミダプリル

    • 空咳が比較的少ない。

    • 欧米と同等量が使える。

それでも悩んだらこちらをチェック!

腎臓が悪い人向け

  • ベナゼプリル

  • テモカプリル

  • トランドラプリル

腎排泄の割合が少なく、安全かも。

認知症の方には

  • ペリンドプリル

  • リシノプリル

  • トランドラプリル

脳移行性があり、認知機能の保護に期待。

脂溶性が高い薬

  • トランドラプリル

  • キナプリル

  • デラプリル

脂溶性が高いことの有用性はまだ不明。

どのACE阻害薬が自分に合っているか、これでバッチリ!選ぶ際の参考にしてみてくださいね。

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