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デュエプレ黒戦慄 所感

今日のカード

皆さんは《「戦慄」の頂 ベートーベン》というカードを使ったことはあるだろうか?

ホレボレするカッコよさ

このイカした見た目のクリーチャーをデュエプレで使った、使われたという人は多くないかもしれない。

強力な能力を複数持っており、紙では【黒戦慄】【白戦慄】【5色ベートーベン】といったデッキタイプが確立。【刃鬼】と並んでビッグマナを環境で支えた名カードである。

そんな《「戦慄」》であるが、現デュエプレ環境で採用されているデッキは主に【零緑ターボゼニス】【プレリュードチュレンテンホウ】【シータ弾幕ゼニス】【ジャジャジャジャーン】

《「戦慄」》が主役のデッキが存在していない。能力的に仕方ないとか言うな。

ならば作るしかないではないか。このイカしたクリーチャーを引き立てるデッキを。 

【黒戦慄】

レート+70

ということで今回使ったのは【黒戦慄】。
現行の【ヴィルヘルムコントロール】の派生と思ってもらえばいい。

主な違いは《「祝」の頂 ウェディング》で追い詰め焼却では無く、《「修羅」》《龍世界》《「戦慄」》を揃えて完全に盤面をロックしてから《トンギヌスの槍》を回す点。

《戦慄のプレリュード》からの《「戦慄」》で各種フィニッシャーを構え、連打していくのが基本。

最後は《スペルサイクリカ》とともに《トンギヌスの槍》を使い回し、盾を焼却していく。

色の問題もあるが、《「戦慄」》と《ピクシー・ライフ》で大体のゾーンに触れる為、《飛散する斧 プロメテウス》よりは《無双竜鬼ミツルギブースト》の方が使いやすいだろう。

採用カード

「戦慄」の頂 ベートーベン

潤滑油兼ブースト兼受け兼盤面補強

コンセプトカード
召喚時にドラゴンと無色カードの大規模回収を行い、《黒神龍オドル・ニードル》方式の攻撃誘導を持つファッティ。

《戦慄のプレリュード》との相性が抜群。
他のゼニスと共に回収して死刑宣告したり、2体目を繰り出して大きなアドを稼ぎやすい。

《地獄門デス・ゲート》なんかで飛んでく《龍世界 ドラゴ大王》《永遠のリュウセイ・カイザー》をエターナル・Ω付与で守ることも出来る万能。
スレイヤーにあまりにも弱い。

戦慄のプレリュード

普通の4cには入ってないカード

《「戦慄」の頂 ベートーベン》《「智」の頂 レディオ・ローゼス》を8、《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》を9で出せるようにするカード。
重ねがけももちろん可能。
これが無いと環境のスピードに追いつけない。

トンギヌスの槍

フィニッシャー

《「戦慄」》《スペルサイクリカ》でリサイクルするフィニッシャー。

中盤は《龍波動空母 エビデゴラス》や《邪帝遺跡 ボアロパゴス》、《偽りの名 ハングリー・エレガンス》を黙らせたり、墓地にいる《不死帝 ブルース》を山札に帰して遅延したり。

後半は盤面ロックからの盾焼却で安全な勝利を届けてくれる。
これを入れてから勝率が跳ね上がった。

「智」の頂 レディオ・ローゼス

再録イラストが半端ねぇカッコよさ

1:10交換。圧倒的なアドバンテージを生み出す。

《「祝」》では無くこちらなのは《プレリュード》で8マナ時に出せる対象を確保しておきたいから。ぶっちゃけ好み。
こちらの方がコンセプト的に扱いやすい。
間違っても《ドラゴ大王》いる時に出すなよ!

無双竜鬼ミツルギブースト

中繋ぎとして
《「戦慄」》下だと繰り返し除去出来る。
【白単】相手くらいしか使う機会はないけど。

あとは通常の【ヴィルヘルムコントロール】と大体同じ。

ホームッテヤロウ


《偽りの名 ヴィルヘルム》が2枚なのは、色基盤として埋めても《「戦慄」》で再利用出来るのと、山札が減りやすい影響で頻繁に使う機会がなかったから。
9コストあれば《プレリュード》ゼニスで大体なんとかなるんですよね。

他採用候補

《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》

黒単、墓地ソメタとして。
打点にならないので微妙。

《龍覇 M・A・S》

バウンス付き置きドロソ。
LOメーカーなので不採用。

《解体人形ジェニー》

擬似ピピハン。枠無し。

《壊滅の悪魔龍カナシミドミノ》

色が厳しい。《バイス・ホール》1枚くらい替えても。

《鬼丸「覇」》《モーツァルト》も余裕の採用圏内。
ADなら《超次元リュウセイ・ホール》はもちろん、

《蒼神龍バイケン》
《腐毒の幻ハンゾウ》
《超次元ガロウズ・ホール》
《母なる大地》
《ボルシャック・クロス・NEX》
《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》
《黒神龍ガルバロス》

その他色の合うドラゴンやパワーカードは大体検討できる。
環境に合ったカスタマイズができるのも【ベートーベン】の魅力である。

終わりに

以上である。
レート70盛ったのは間違いないのだがそれはそれとして不安定なデッキでもある。

盤面に残って欲しい《「戦慄」》が悉く軽量除去やスレイヤーで飛んでいくのも虚しかったが、同じくらい盤面にフィニッシャーを揃えて詰めていく快感も味わえたので、この機に《「戦慄」の頂 ベートーベン》というカードに興味を持ってもらえたなら幸いである。

白戦慄はまた後で
ばいに〜

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