ラブコメ書いてみた

夏の夕日を浴びながら、海辺を歩く。
そんな僕の隣には、とてつもない美少女がいる
そんな彼女に向って僕は・・・
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ピピピピッ、 ピピピピッ、 
アラームがけたたましく鳴り響く
アラームを止めるべく僕は、目覚まし時計に手をかけたときに、今の時間を知った。
9:00と、何も変わり映えのしない電子板に表示された時刻
それを見て僕は飛び起きた。
「ヤバい、寝過ごした」
みんなは母親が起こしてくれるんだろうけど、そんな人は僕にはいない。
なにせ一人暮らしだから。
父親は、遠くで仕事しており、母親は僕が小学校の頃に、色々とやりまくって、逮捕されたまま帰ってきていない。
そんな母を持つぼくは、いまだに彼女はもちろん、友達すらいない。
みんな僕のことを汚物を見るような目で見てくるのだ。
歯を磨きながら、今父は何をやっているのか考える。
父は単身赴任しあとはいえ、母が逮捕された後に直ぐ出て行ったので6年ぐらい前からあっていない。
「もしかしたら、捨てられたのかな」
歯を磨き終えて、のんびりと家を出る

しばらく歩いていくと、駅に着く
なんだかんだ言って本当は6時にはここについていなければいけなかった。
學校までめちゃくちゃ遠いのだ。
駅のホームで待っていると、旅行客が大勢入ってきた。
こんなに人がいると、なんか申し訳ない気分になる。
そんなことを考えていると、僕と同じ制服の子がいた。
まぁ 僕には話しかける勇気なんてないけれど
しばらくすると、新幹線がホームに入ってきた。
新幹線から降りる人は、観光客ばかりだ
「てか、なんで土曜日に学校があるんだよ」
そんなことをつぶやきながら、ホームに降り行く人々を見ていた。
そうして新幹線の座席に座っていると、先ほどの女の子がはなしかけてきた。
「こんな時間に同じ制服の人がいるので、びっくりしました。 あなたも寝坊ですか?」
「そうですけど あなたもですか?」
「はい」
女の人と話したことがあんまりないからめちゃくちゃ心臓の音が聞こえるのではないのかというほど、ドキドキしている
「何年何組ですか?」そう問いかけられた時には、もう胸が痛いほどドキドキしていて、言葉を返せないほどだった
数秒の沈黙の後
「1年 2組です」
やっとの思いでそう返した。
私も一緒ですっと帰ってきたときには、もう気絶しかけた
 しばらくして降車駅になった時に、一緒に行きましょうと不意打ちをかけられてしまい、体が熱くなっていくのがわかった
めちゃくちゃ恥ずかしい けどなんかうれしい
そんなことで僕は「はい、喜んで」と返事してしまった
あとから冷静になって考えてみると、なんか違ったような気がしてきた
この後は、電車に乗り換えて終点まで行き、そこから歩いて10分のところに、高校がある
高校までめちゃくちゃ遠い
普通なら地元に通うのだけど、私立だからこそそこに通っている
電車でも会話は続いた
「そういえば名前聞いていなかったね なんていうの?」
「吉田涼です よろしくお願いいたします。」
昨日高校は入学式でまだみんなの顔を覚えていなかった
そんな中で早速遅刻するのは、マズイような気がする
「私は清水美嘉 こちらこそよろしく」
また一人名前を覚えることができた
よし、高校で友達と彼女を作るぞ
そう心に決めたのであった

教室に入ると、ちょうど授業中であったためみんなが振り返り見てきた
視線が痛い
しかも一緒に清水さんもいるし、絶対勘違いされる
高校生活2日目にしておわった
そのあとの昼休みに、みんなに質問攻めにされた
「2人は付き合っているの?」
「いつからそんな関係?」
「今日遅れてきたのは何で?」
などなど、
もうさすがにひどいと思う
質問が多すぎる
僕は聖徳太子じゃないんだから
なんだかんだ言って昼休みが終わった

この続きはまた次の日に書きます



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