銭ゲバ宗教に気をつけて!

銭ゲバ宗教に気をつけて!
“シーチン”修一 2.0

【雀庵の「大戦序章」68/通算500 2022/7/12/火】15年ほど前の話だが、在米の記者、ペンネーム「Ted Heartly」はワシントンタイムズ(WT、日刊紙)に時々記事を書いていた。WTは共産主義絶滅を目指す新興キリスト教団体「世界平和統一家庭連合」(前身は世界基督教統一神霊教会、通称「統一教会」)傘下の「国際勝共連合」のメディアだ。要は「反共」の宗派。

しかし、Tedはそれを知らないようで、日本ではアカの朝日新聞を愛読し、特に南京大虐殺を捏造した本多勝一を絶賛していたので、当時はまだ元気だった小生は殴り飛ばして絶交したが、朝日ファンの人はどういう料簡で朝日を購読しているのか、ちょっと不思議な感じがする。

闇市焼け跡派と戦後生まれの団塊の“全共闘”世代は今は75~85歳あたりだが、大学の中核派の先輩(奥浩平の同志)はとっくの昔に離党し“革命幻想”を捨てたはずなのに、未だに左巻き=反自民である。先輩は今は佐賀県に逼塞しているが、多分、朝日とか西日本新聞などアカ新聞を購読しているのだろう。雀百まで踊り忘れず、「おもしろうてやがて悲しき鵜舟かな」、アカ新聞で慰めを得ているのかもしれない。

国際勝共連合=統一教会は日本では日刊紙「世界日報」を発行しているが、購読者は減っているようで、多分赤字だ。統一教会傘下にはNGO(非政府組織)の「天宙平和連合」があり、「2005年9月12日に創設。提唱者および総裁は統一教会の教祖、文鮮明とその妻の韓鶴子」(WIKI)とある。

現代ビジネス編集部の2022/7/9「安倍元首相を撃った山上徹也が供述した、宗教団体『統一教会』の名前」から。

<安倍晋三元首相(享年67)を街頭演説中に銃撃し、殺害した山上徹也容疑者(41歳)の供述が、少しずつ明らかになってきている。大手メディアが報じない供述の内容を、以下、明かそう。

山上容疑者は「宗教団体のメンバーを狙おうとしたが、難しいと思い、安倍元総理を狙った」と報じられてきたが、この宗教団体は、旧・統一教会(世界平和統一家庭連合)である。かねてより「霊感商法」や「集団結婚」で話題になってきた新興宗教だ。

山上容疑者は「自分の母親が統一教会の信者で、安倍晋三が統一教会と親しいと知って狙った」と供述している。

なぜ山上容疑者は、統一教会と安倍氏と接点があると考えたのか? 統一教会系の政治団体「国際勝共連合」は、1968年に創設された保守系グループであり、自民党の保守系議員とも密接な関係があると言われる。ネット上では、かねてより安倍氏と勝共連合の関係が取り沙汰されてきた。

統一教会と敵対関係にある日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」では、昨年9月12日、旧統一協会系の天宙和連合(UPF)の集会に安倍氏がオンラインで出席し、「今日に至るまでUPFとともに世界各地の紛争の解決、とりわけ朝鮮半島の平和的統一に向けて努力されてきた韓鶴子総裁をはじめ、皆さまに敬意を表します」と発言した模様を報じている。

「統一教会と安倍が親しいので狙った。殺してやると銃を持ち出した。ネットで毎日、参院選の予定を調べていて、奈良にきたのでチャンスだと思った」「政治的な意味合いで狙ったのではない」・・・などと山上容疑者は供述しているという。なぜ統一教会に恨みを燃やしたのか、今のところは供述からは明らかになっていない。

ただ山上容疑者の母親がかつて統一教会の信者であり、大量の寄付をしていたこと、おそらくはそれが理由で2002年8月21日に破産宣告を受けていることが明らかになっており、家族が崩壊したことへの何らかの恨みを統一教会と安倍氏にぶつけた可能性がある。捜査関係者が語る。

「母親は熱心な統一教会の信者で、今も現役のようだ。山上容疑者は母親と統一教会の関係が家庭崩壊につながったと憎悪を募らせ、犯行に及んだと供述している。母親については調べを進めているが、かなり熱心な信者であったとみられる」>(以上)

公明党の支持基盤は創価学会(池田教)だが、自民党支持基盤の宗教団体には創価学会の他に「神道政治連盟」「全日本仏教会」がある。さらに「統一教会=天宙平和連合」とも「反共」という面では自民党と価値観を共有しており、大事な票田である。支持団体から請われれば“ヨイショ”の挨拶や祝辞はする。山上容疑者はそれを見て安倍氏をターゲットにしたのだろう。まったくの災難だ。

野党の連中も「許せない蛮行だ!」と言っているが、「諸悪の根源、安倍がいなければ首相は1年ごとに変わりダッチロールになる、俺たちの出番だ」と内心喜んでいる輩もいるだろう。立憲民主党の小沢一郎は8日「自民党の長期政権が社会をゆがめ、格差を拡大し、国民の政治不信を招いた。その政治不信の中から、過激な者が銃撃暗殺に走った」と発言した(朝日新聞デジタル7/8)。結局、小沢は「国民の不信」を招いて立民は沈没した。

小沢や枝野、逃げ足の速させで機動隊も呆れた菅直人らは、テロリストのターゲットには絶対ならない。そういう意味では大した自衛力だが、要は小粒過ぎて相手にされないということだ。本人としては結構、忸怩たる思いだろうか?・・・根っからの傲慢不遜だからそんな神経はハナからあり得ないだろう。

「『お金お金お金、献金献金で家庭ぐちゃぐちゃ』山上徹也容疑者の家庭だけではない “統一教会”元信者が語る」(チューリップテレビ7/11)には元信者の話しがあった。

「知った当時は、こんな教えがあるんだってうれしくなって、だけどやっていくうちにいつも『お金お金お金』なんです。献金献金。実際、現実を振り返れば家庭はぐちゃぐちゃでしたね。でもこれは『通らなければならない道』だと聞いていたので。反対されるのも摂理って聞いていたので、そういうことなんだなって」

統一教会や傘下の天宙平和連合・・・池田教も含めて怪しげな一神教にハマるとロクなことにならない、警戒した方がいい。小生は「心の道標(みちしるべ)」教団の創立者だが、信者は雀と椋鳥など50羽ほど、毎日3回の餌やりでヒーヒー、まったくの勤労奉仕、持ち出しだ。清貧を良しとしないハコモノ宗教、銭ゲバ宗教には各々方、ゆめゆめご油断めされるな。
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