見出し画像

2023年8月 自問自答ファッション教室旅と試着、そしてJJGとのあれこれ

こんにちは、かいりです。
今から昨年の真夏の思い出話をします。
なぜここまで遅れたかというと、教室体験記(今のところ限定公開です)に時間がかかり、その後書き始めるも手が止まってしまう部分がありまして…2024年5月18日のあきやさんの幻冬舎大学で質問にご回答頂けて、その部分は別のnoteとして完成する事ができました。

さて、書き始めたのも遅いし既に10か月経っているので、記憶や時系列があいまいだぞ?
※以下、全体的に自問自答ガールズへの愛が重いです。


旅行に出発するまでのあれこれ

教室の応募は京都旅を控えた6月。申込日の翌日に当選メールが来てびっくりしながら、可能な限りすみやかに払い込みをした。通帳にあきやさんのお名前が印字され、にこにこした。
その後、京都旅をきっかけに自己紹介かごバッグを買い、なんやかんやで夏のおでかけ制服ができた。
そして私は、自問自答ガールズに対して怒涛のナンパを開始する。(いや、京都旅の時もしていたけど)電車やホテルを抑えて、いざ東京へ!

1日目:教室前日 あきやさんムンプラさんと初めて会い、ガールズさんとお茶&ごはんに行く

暑い!けど移動途中の空にはうろこ雲がうっすら浮かんでいて、少しだけ秋の気配。

この日は織春さんとお茶→湖森さんとご飯を約束していた。織春さんとの予定がだいたい決まったところでなんと!あきやさんとムンプラさんが西武渋谷店に長時間おられるというお知らせが。なんというタイミング。せっかくなので会いに行こうと意見が一致し、

集合場所:あきやさん前

というざっくりながら実にわかりやすい約束ができた。私の脳内では、ネコバスの行先に
「 あ  き や 」
と表示されているイメージをずっと抱いていた。

ホテルで手間取って遅れてしまいこの約束にしておいてよかったと思いつつ、そして東京にいた頃は隣のTSUTAYAによく映画を借りにきてたなーと懐かしみつつ、ムンプラさんの催事場所へ。
わー!初めて生で見るあきやさんだ!ムンプラさんだ!存在している!動いてる!立体!!と感動する。ご挨拶をして、そこにいる方たちがムンプラユーザー兼だいたい自問自答ガールズだという事実にも感動する。京都で会いたいガールズさんに会うという経験はできていたけれど、「自分が約束していないガールズさんが複数入れ代わり立ち代わりやってくる」という状況は初めてだったので、「自問自答ガールズたちが…存在している…」と嬉しかった。翌日教室でご一緒するゆとりさんともフライングでお会いできた。お洋服がとっても素敵!で、「明日はこれ着ていかないです~」と仰っていたのでこの日にお会いできてよかった(そして実はこれが今後書くnoteの伏線になった)。ゆとりさんあきやさんと「また明日」と言いあえたのも嬉しかった。

そして織春さんとのご対面。実は織春さんとは、東京行きが決まる以前に長くやりとりをしていた訳ではない。私の中でも「会いませんかってお声かけできるほど、お互いの事知らないよね」と思っていた。しかしその思い以上に、織春さんのツイート一つ一つが私の琴線に刺さりまくっていたので、いつも以上に当たって砕けろ・無理でもともと精神でお声かけした。
最初は湖森さんとのご飯にご一緒しませんか?というお誘いだったんだけど、都合が合わなかったため別々にお会いすることになった。結果ミラクルが起きた(後述)

お約束したガールズさんとの初対面は、いつも楽しみだけど緊張する。「良くない印象を与えちゃったらどうしよう。相手のイメージと違ったらどうしよう。そして私が抱いていたイメージとも違ったらどうしよう。」という思いがぐるぐるする。
けれど、織春さんと目が合った瞬間、
「あ、大丈夫だ」
と思った。論理的な理由は全く説明できない。けれど、
「あ、大丈夫だ。私はこの人と本音で話せる。」
と理解した。めったにない現象でびっくりした。
ムンプラさんの販売するアクセサリーを見せて頂いたり、他のガールズさんとお話したりのキリがついたところで、織春さんと同じ階の中にあるカフェへ。
織春さんから素敵なブランドを教えて頂いたり、お互い好きな本の話題で盛り上がったり、ガールズらしく手元の写真を撮ってみたり。そして、前述のミラクルについて。

織春さんと、その後会った湖森さん。私はお二人から、ほぼ同じ質問をされた。しかも複数。
ひとつめは、「好きな映画何ですか?」というご質問。私はこの質問をされると、何となく相手が好きなものに関連がありそうな作品をお勧めしている。今回お二人から質問されて、いろいろ考えたけど結果的に同じ作品をおすすめした。でも、今の時点だと別の作品を勧めるかも!

まぁ「好きな映画は?」は質問としてさほど珍しくないから、重なってもおかしくはない。ただ、もう一つ「好きなジブリキャラ誰ですか?」という同じ質問をされたのが私の中でめちゃくちゃ面白かった。
ただ微妙に違いはあったみたいで、織春さんは「なりたい・憧れ」に近いニュアンス、湖森さんは「好き」というニュアンスだった…気がする。
ちなみに私は最初織春さんに聞かれて「トトロ!」と即答し、その後「あ、なりたい的な好きか!」と気づいて考え直した。結果「なりたい」も「トトロ!」だった。だって本人(人?)も周りも楽しそうじゃん。人類ならおソノさんが憧れ。

あっという間に時間は過ぎ、お別れの時になってしまった。一緒に渋谷駅まで向かい、私は路線的にスクランブル交差点を渡る必要はなかったんだけど、少しでも織春さんと一緒にいたくてスクランブル交差点を渡った。「またお会いしましょうね」と約束しながらお別れした。

織春さんからは私と湖森さんあてに可愛いお土産をいただいたので、大切にしまって湖森さんとの待ち合わせ場所に向かった。

湖森さんとは、「なんかおしゃれなバルに行こう!」と計画してお店を決めていた。おしゃれに対する解像度がなんとなく低い2人だけど、結果的に行ったお店は素敵だったから問題なしである。

当日の様子については、湖森さんが素敵すぎるnoteをあげてくださったのでこちらを!読んで!!

私は湖森さんとお会いした瞬間、
「あ、大丈夫だ(本日2回目)」
となってとっても嬉しいしびっくりもしていた。

そして湖森さんは見つけた宿題をめちゃくちゃ深堀りされている。すごい。
実はこの時、私の中にも宿題が見つかったんだけど、今はまだちょっと言えない。表に出せる感情じゃない。ぐつぐつ煮込んで、いつか美味しいものに変えられたらいいな。
→と言いつつちょっぴり小出しにしました。後ほどリンクを貼ります『マルジェラと私』の最後です。

地域的な問題で難しいけど、いつか織春さんと湖森さんと3人でお会いしたいです!

2日目:自問自答ファッション教室当日
こちらは今のところ限定公開とさせて頂いています、ごめんなさい。

3日目:ひとりでぶらぶら みはし→国立科学博物館→寄席→伊勢丹新宿店

「教室で絶対消耗する!」と思い、翌日は1日フリーにしていた。前日夜、胸いっぱいで食欲はなかったけど「いや、お昼もまともに食べてないし」と夕飯を半ば無理やり一食分食べて寝て起きたら、とてつもない空腹だった。前日夜食べておいてよかった…食べてなかったらかつてない低血糖でどうにかなっていたかもしれない。あきやさんから頂いたパンをもしゃもしゃとホテルで食べて、上野へ。以下、ファッションとは関係ない話題が長く続くので、興味のない方は「伊勢丹新宿店」まで飛ばしてください。

みはしであんみつをたべたよ!

そして国立科学博物館の特別展へ。

お子様連れの家族とカップルが多い。さすが夏休み。私はひとりなのを良いことに、ハヤブサが持ち帰った試料を延々眺めていた。すごい、本物だ…。いつか見たいと思っていたけど、今回あると知らなかったからびっくりした。遠いところからよく来たねぇ(無機物に心の中で語りかける)。
私は「鯨骨生物群集」という現象がたまらなく好きなんだけど、今回初めて知った「ホエールポンプ」も魅力を感じた。あと、私が「シーラカンス、きも…」と思う理由がどうやら進化と関係ありそうだという事もわかった。アイソロギングとかキーストーン種とかも面白いね。

海展を満喫し、常設展に心を惹かれつつも池袋に移動。亡き祖父の推しを観るために寄席へ行き、途中入場した。

寄席が開かれている演芸場は都内に複数あるけど、池袋演芸場は「通(落語オタク)が集まる場所」というイメージがある。まず演芸場自体が地下で何となく他の演芸場より入りにくい。座席数も少ない。その日も会場にいるお客さんの多くが玄人感あふれる中高年男性で、女性一人の客は私と、ほぼ同時に途中入場して私の隣に座った方だけだった。

気難しい顔をしたおじさんたちの中には、落語の演目と感想を書き留めているらしき人もちらほらいる。寄席では演目(ライブでいうところのセットリスト)は出ない…というか噺家さんも高座(舞台)に上がってから決めることもあるくらい自由らしい。なので、あらかじめその噺を知らないと出来ない所業である。「落語が好きというよりは寄席の雰囲気が好き」なゆるーいファンの私には当然不可能なこと。ほほー、さすが池袋ですなぁ、と思っていたら、噺家さんも枕(演目に入る前のフリートーク)で池袋演芸場の客層をネタにしていた。

「寄席に初めて来るって人~?この演芸場にはいませんよね~?」
と噺家さんが会場に投げかけたら、まさかの私の隣の女性が元気に挙手をして、尋ねられてもいないのに
「〇〇(関東圏外)から来ました!」
と元気に答えられていた。

「やばい、ここを初演芸場として選んで周りの空気(腕組んで斜に構えて落語を見ているおじさんたち)も気にせず噺家さんにアピールできる人、絶対おもしろい人だ。」
と思い、幕間の時間にめっちゃ勇気を出して「どうしてここに来られたんですか?」と聞いてみた。

余談になるが、私はお会いしたガールズさんによく「人見知りですか?」と聞かれる。生来は極度の人見知りである。ここまでの話を総合して、誰も信じないかもしれない。でも子供のころはまともに親戚のおじさんおばさんと会話できなかったし、中学高校の教室でもほとんど親しい会話なく卒業したクラスメイトが多々いる。

しかし、大学に入学したら周りの人がまぁユニークで!「こんなに面白い人たちがいるのに、人見知りなんかしていたら勿体ない」と思ってがんばって話しかけられる人になった。なので今でも面白そうな人(JJGは全員面白そうな人である)には話しかけるけど、勇気はいる。

そんな訳で話しかけたその女性は、池袋のアニメイベントに参加するお子さんと一緒に上京して、暑いし疲れているしカフェで時間つぶすのにも限界がきて、偶然通りかかった演芸場にふらりと入った方だった。よく入れたな、と思ったけど、本当に何もご存じなかったから逆に抵抗感が無かったのかもね。そもそも寄席って誰が行ってもいいところだしね。その方は初の演芸場をとても楽しまれていて、なんだか私まで嬉しくなった。そうそう、気軽に入って何も知らなくても面白いのが、寄席っていう空間なんだよー!

祖父の推しはもう相当のご高齢で、噺家としての全盛期は過ぎてしまっているのかもしれない。でも軽妙な語り口は相変わらずで嬉しくなった。ちょこちょこ調べる限り、どうやら高座に上がる回数も減っているよう。もはや「生きて現役で高座に上がってくれていてありがとう」レベルである。今回はトリの林家正蔵師匠のたっての願いで出てこられたようだ。ありがとう正蔵師匠!

そして正蔵師匠の噺も良かった。こんなに優しい落語、初めて聴いた。テレビで活躍したことのある方(正蔵師匠は林家こぶ平時代、バラエティ番組で人気だったあの人です)の出る寄席って混むから、東京にいた頃も全然行ってなかったんだよね。正直、「テレビで稼いでいる人より高座を大事にしている人を応援したい」という気持ちもあったし。
しかし正蔵師匠って、よく考えたら襲名後のタレント活動がとても少ない気がする。そして規模最小の池袋演芸場でも落語を披露されている。どうやら私の認識が間違っていたようで、襲名後は落語に注心されているようだ。私は専門的なことは何もわからないけど、正蔵師匠の噺はとても心地よかった。

次東京に行った時も、時間が許せば寄席に行きたいな。あの懐が大きくて楽しい空間が、私は大好きだ。

ブーツの試着

ファッション以外の「好き」を満喫した後は、伊勢丹新宿店へ。秋冬の制服決定前に、ブーツを試着しに行った。
実はこの時点で、買いたいものは既に決まっていた。伊勢丹にはないブランドで、地元では取り扱いがあるから取り寄せてもらうつもりだった。ただ自問自答ファッションに出会う前から「欲しいな」と思っていたものなので、買う前にたくさん試着して「やっぱりこれ!」と思ってから買いたかった。以下、駆け足で感想を。

フェラガモ
茶色のブーツ。それなりに似合うけど希望よりやや短い。少しかかとが浮く。

ファビオルスコーニ
グレーのブーツ。色が上品で綺麗!在庫が少なくある限りと言われた。そこで迷ってしまうほどの衝撃はなかったし、こちらもやや短い。かかとのサイズはいい感じだったから覚えておこう。

ジミーチュウ
黒のブーツ。似合った。はちゃめちゃに似合った。びっくりした。8.5cm(だったと思う)とヒールが高いけど予想より歩けそうでもある。かかとも問題ない。自分の足が人生で一番美しく見えた。びっくりした。(自分で読み返すと、これも今後書く予定のnoteの伏線である)

グッチ
ローファー2種と黒のブーツ。ローファーはさすが!の最高の履き心地。しかし自分の靴だと思えない。ブーツはボリュームがあってしっくりこず。

ルブタン
ここだけパンプスのみ。Kateを履いてみたものの、似合っているのかそうでないのかよくわからなかった。謎。

セルジオロッシ
黒のブーツ。ラム革でとても柔らかかった。飾りがなんだかピンとこず。

プラダ
黒のブーツ。ブランド名の飾り以外はシンプルで、意外としっくりきた。私はシンプルなブーツのほうが似合うのかも。

マルジェラ
こちらをどうぞ。

閉店ぎりぎりまで試着をさせていただき、夕飯とサダハルアオキのケーキを買って新宿伊勢丹店を出た。またな!!

4日目:ガールズさんと表参道試着旅&アフタヌーンティー

この日はasさんぽたまるさんと会った。「どこに行く?なにする?」とわやわや決める過程で、「銀座を想定していたけど、表参道青山方面も気になる。しかしどこにどんなお店があるかさっぱりだ」みたいな事を言ったら、ぽたまるさんから
「気になるなら行っておかないと後悔するかも?」asさんから「事前調査しておきますよ!」とめちゃくちゃありがたいアドバイス&提案をいただけた。

当日。身軽に行きたかったので、当日翌日必要ないものは段ボール箱に詰めて、ホテルから自宅に送った。(これが大正解だった。今後も二泊以上の旅で最終日に試着をする時は、荷物を送ろう。)チェックアウトして外に出たらまさかの結構な雨だったので、急遽ホテルでビニール傘を買った。

待ち合わせはコムデギャルソン青山店、開店時間の11時。この日は少し早く着くことができたので、本店のディスプレイを眺めながらお二人を待った。
会うのは初めてのお2人。外見は全然知らないのに、完全にはじめましての感じはしない。なんだか面白いね。

コムデギャルソン
まずは開店直後のコムデギャルソンへ。ここで試着する前から私はびっくり体験をする。
お店に入って「わー」となっている私。事前視察の様子を話してくれるasさん。観覧モードから試着モードに切り替えて、コートの物色を始めるぽたまるさん。当時のぽたまるさんは、コート100着試着の真っ最中だったのだ。彼女がまず手に取ったのは、トレンチコート。着る前から美しいし、ぽたまるさんに似合いそうだ。そこで何気なく、
「私、トレンチコート似合わないんですよねー。」
というと、asさんはさらりと、
「そうだと思いますよ」
と仰った。びっくりした。asさんは言葉を続ける。
「素人がぱっと見ただけの感想なので聞き流して欲しいんですけど、かいりさんって外見の構成がすべて曲線に見えるんですよ。なので、一般的なトレンチコートは似合わないだろうなと。」

そ、そうだったのか…!

実は大学時代、私はトレンチコートが着たくて10店舗以上で試着をしていた。当時の私としては珍しくいくつものお店を回り、百貨店にも足を運んだ。しかしことごとく似合わない。友達に
「今トレンチコート探してるんだよね」
と言うと、皆が口を揃えて
「身長高いから絶対似合うよ!」
と言ってくれるのに、何一つピンとこなかった。
今ならわかる。「骨格診断」なるものが流行りだし、身長の高さ以外に「似合う」「似合わない」の要件があるという事が認知されている。プロの診断は受けていないけど、自己診断ではウェーブ体系。ウェーブさんが最も苦手とするのがトレンチコート、と書かれた投稿も見た。

それにしたって一瞬でわかります?私は全然わからないよ?というasさんの『視る力』に対する驚きと、「あぁ、私は(骨格診断というものが認知されるまでの間以上)とっても長い間、友だちとファッションの話をしていなかったんだな」という驚きでちょっとぼーっとしてたら、

ぽたまるさんは既にコートを着ていた。

わ、お似合い!素敵!と思っていると、asさんがコートの素敵な点とそれを着たぽたまるさんの素敵な点を淀みなくお話になる。

なんか隣に、言語化の鬼がいる…!

そしてぽたまるさんが着られたトレンチコート、エポレット(肩についてるアレ。名称は今「トレンチコート パーツ」で調べた)が外せるらしい。
外せるなら、私も着られるかも?何よりぽたまるさんと同じものを着て、違いを見てみたい!
と思い、続けて試着させていただくことにした。

ほほう!着れますね!なかなか素敵ですね!
というか店員さんの勧めでエポレットありでも着たら私が着れるよ?!初体験!!ギャルソン凄い!!

そしてその後は、おのおの気になる服を試着させてもらった。コムデギャルソン、思ったよりいろいろな系統がある。面白い。その中で3人とも選ぶものが違う。面白い。
ドット柄のワンピースを着てみた。似合うぞ?まさかコムデギャルソンで似合う服があるなんて思わなかった。しかも長さも問題ない。以前行ったワイズでも「意外と着れるぞ?!」と思ったこととも合わせて、「高身長の自分が着られるレディースのサイズ(特に着丈袖丈)が、日本国に存在するんだな」という事を知った。

あきやさんは「99%の服は合わない。でも諦めずに試着を続けて!」と仰る。細かいところを吟味していくときっとそうなんだろう。ただ、
「袖丈足りなくて手首が出るなぁ」
「ちょっと油断するとすぐ背中が見えるねぇ」
という状態で服と付き合ってきた(ここも伏線だ)私は、
「むしろ世の中には私の着られる服、意外とあるぞ!?」
と思った。

予算とか、お手入れとか、実際買うとなれば考えなければならないことがあるけれど、
「なんかもうどうしようもなくなったら、とりあえずワイズかギャルソンに行けばなんとかなるかもしれない」
というのは私の中で新しい価値観だった。(伏線かも)
まぁそう思いながらもう一着ワンピースを着させてもらったら、ボタンが閉まらなったけどね☆

そして表参道の路面店、試着室が超広い。あとから行くお店たちも広かった。マンツーマンのヨガレッスンができるんじゃ?と思うようなお店まであった。すごい。

そしてぽたまるさんがノワールケイニノミヤのお洋服を着て出てこられた時、

私は言葉を失った。

そこには、とてつもなく可愛いぽたまるさんがいた。

私の中でぽたまるさんは、大人の女性の凛としたかっこよさを体現している人だった。(面白さも魅力だけど、外見でそれを表そうとはされていないと思うのでひとまず置いておく)noteを読んだ時もそう思ったし、実際お会いしてもその印象は変わらなかった。

そんな人が突如見せた、「究極の可愛さ」

「ギャップ萌え」と言えばわかりやすいかもしれないけど、そんなレベルじゃない。
一番近いのはアレだ。少女漫画で地味だと思われていた女の子が眼鏡を外したり初めて私服を見せたり学校祭の演劇の衣装を着たりして、相手役の男の子が
「っっっっっ/////!!!!!」
ってなるやつ。私の恋愛対象が女性だったら、恋に落ちていたかもしれない。感情が激重で申し訳ないが、偽らざる気持である。
そんな訳で動揺して「可愛い」「素敵」以外の言葉が出なくなった私の横で、asさんは驚きつつもお洋服の素敵なところ、それを着たぽたまるさんの素敵なところや印象を述べられている。すべてに心から同意だったので、もはや言語を放棄してぶんぶん頷くことにした。ありがとう言語化の鬼。

その後ヨウジヤマモトに向かう。下調べもきっちりして、試着して、店員さんと熱心にお話されるぽたまるさん。私も何か着させてもらおうかなー?と思ったけれど、その時ピンとくる服はなかった。むしろお店の作りのほうが興味を惹かれた。「まぁワイズを一回着てるしいっか♪」と思ってお店を出たけれど、後日「ワイズとヨウジヤマモトはまた違うよ!」という事を教えてもらったのでまた行きたいです。(伏線)

KEITA MARUYAMA
前日のファッション教室で、あきやさんにお勧め頂いたブランド。リストにあらかじめ線が引いてあった数少ないブランドのひとつ。
入口から「はいここ私の好きな世界観―!」と思ったし、入ったら尚の事だった。東洋テイスト、柄と刺繍が美しいお服、服以外のいろいろがあるのも良い。うきうきとチャイナ服を着させてもらったけど、サイズが…合わなかったね…。オーダーもできるらしいですよ。あとなんか、思ったより安いお金でケイタマルヤマさんとのお食事会に参加できるらしいですよ。はえー、そんな世界があるのか。
試着室がアーティスティックでとっても素敵だった。中ももちろん良かったけど、私に刺さったのはカーテンだった。かわいい・・・。
asさんと柄違いでクッキー缶を買った。今も缶を見るたびに楽しかった試着旅を思い出している。

アーツアンドサイエンス
こちらもあきやさんにお勧めいただいたお店。それ以前にうっすら検索もして良いなと思っていたから、わーい!と行ったらお休みだった。でも覗き込むと私の好きな世界観その2。いつか行きたいね。お店の方、その節は不審者ムーブをかましてすみませんでした。

ドリスヴァンノッテン
建物がかっこいい!お店大きい!不思議な服がたくさんある!着させてもらう!へーこうなるのか!
見た時と着てみた時で服ってやっぱり違う。試着、大事…。

sacai→ペニンシュラ東京でのアフタヌーンティー
そして事件はsacaiで起きた。名探偵asがその後のアフタヌーンティーで事件を解決してくれた。名探偵が早い。
詳細はこちら。

ちなみにsacaiでもぽたまるさんは着々とコートを試着されていた。着こなせるぽたまるさんすご…!と思ったけど、結局この日の「マイぽたまるナンバーワン」はノワールケイニノミヤだった。(まだ言ってる)

アフタヌーンティーは、「東京でおしゃれなホテルの美味しいアフタヌーンティーに行きたいです!!」という私の希望で今回はペニンシュラ東京に。ピーチとライチのアフタヌーンティー、とっても美しく美味しかったし、いろいろな話ができてとっても楽しかった。

電車の時間が近づいてきたためホテルを出て、東京駅まで歩き(わーい丸の内を友だちと歩いたよ!)、ぽたまるさんをお見送りした後asさんにお土産購入につきあってもらって、新幹線の乗り口でお別れした。

とってもとってもとっても楽しい旅でした!

最後に

以上が10か月前の出来事です。お会いしたガールズさん達がそれぞれの自問自答街道を爆走からの大進化を遂げているので、今になって2023年8月の話題を出して申し訳ない気持ちがある。けど、私にとって大事な体験だったので記させていただきました。

私自身も成長してるね!?という部分があるので、ここに記したのは「2023年8月に私が感じたこと」です。伏線の表記が多くお騒がせしておりす。回収についてもnoteにちゃんと書いていきます。

大変遅い旅日記になりましたが、お読みいただきありがとうございました!

おまけ1
東京旅の翌日午前は、会社の健康診断日だった。
旅行中の暴食&不規則な生活vs普段ではありえない歩数 どっちが勝つか!?と思ったら、前年よりちょっぴり悪いかなくらいの結果だった。それが旅行によるものか、1年の積み重ねの結果なのかはわからない。

おまけ2
東京みやげで以前頂いて、夫が気に入っているこちらのお菓子。ニューヨークパーフェクトチーズ。どこがどう東京土産やねん。でも美味しい。
売り切れていて自分で買えたことがない。とゆーか店舗数がまず少ないね!
穴場的店舗をご存じの方がいたら教えて欲しいです…!