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小さな小さな つくしの思い出

幼い時、当時住んでいたのが完全に「ど」が付く田舎で、全面は田んぼ、後ろは暗ーい山でした。

生家
今は傾き、空き家になっています
柿、桃、葡萄、栗の木は、
管理しきれないので
切っていただきました

青い屋根にしたいと言ったのは、母だと聞いています。
当時の屋根は黒や茶ばかりで、とても珍しかったのかな。約半世紀前のこと。

つくしだって、いっぱい生えてました。

多分幼稚園に通っていた頃だったか、食べられる植物と聞いて、摘んで帰ったことがあります。

小さな小さな私の手。
片手で握れるギリギリまで握って家まで持って帰りました。

当時は父も母も若く、思い出も艶々と輝いて見えます。

確かにここに、居たのだな。

4人家族で希望に燃えて、確かにそこに息づいていたことを、ここに残します。

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