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バスケットボールにおける「流れ」について語ろう。


○ ご挨拶

こんにちは。FUJIOKAです。
初回のnoteを読んでくださった方々、いいね やRPしてくださった方々、ありがとうございます!
今後もなるべく更新していくつもりですので、お時間があればチラッと見ていただけたらと思います🙇‍♂️

○ 第2回のテーマは…

第2回目のテーマは…

バスケットボールの「流れ」について語ろう  です。

どのスポーツにもありますよね。嘘のように展開が180°変わってしまう不思議な不思議な現象。
バスケットボールに限れば、流れが来ている時の3pは外れる気がしませんし、逆に言えば流れがない時の3pは入る気がしません。

今回はそんな「流れ」について深掘りしてみたいと思います。

○ バスケは特に流れを感じやすい?

スポーツにおいて全てがこう!って訳ではありませんが、恐らく7〜8割が「相手より点数を取った方の勝ち」「ある一定の点数を先に取った方の勝ち」だと思います。
つまり勝敗が決まるまでの過程の中で重要視できるのが「相手との点差」ですよね。

今回のテーマである「流れ」に1番影響するファクターが「点差」です。
例えば野球でいったらストライクゾーンに球が入らなくなる とか、サッカーでいったらボール支配率が低くなってきている とか、より細かい所でも感じる事はあります。
しかし流れが悪いと強く感じるのは「点差を縮められた時」流れが良いと強く感じるのは「点差を離した時」だと個人的には思います。

これらの事を踏まえてバスケットボールという「沢山点数が入るスポーツ」を見た時に、かなり流れを感じやすい、影響を受けやすいと想像できますね。

○ バスケの流れの例

いくつもの例がありますが、代表バスケットしか見てない方でも分かるのが、前回のW杯 vsフィンランドと vsカーボベルテでしょう。
フィンランド戦は18点ビハインドをおよそ10分間でひっくり返し、劇的な勝利をあげました👏
逆にカーボベルテ戦は20点リードを3点差まで詰め寄られました。あの時のヒヤヒヤは忘れもしません💦
アルバルカーズの方はご存知の通り、最近ありましたよね。最大26点差を10分で逆転まで持っていった琉球戦。
拮抗した試合よりも、「流れ」を感じるのはやはり「大量得点差をつけるor捲られる」ゲームですね。

○ 流れを「引き起こす」のは?

では、流れを感じやすいのが点差なら、流れを引き起こすものは何でしょうか?
個人的にバスケットボールにおいては、「盛り上がる形で点を決めた時or決められた時」がまず1つ挙げられると思います。

盛り上がるといえばダンク、アリウープなどは定番ですが、もっとコアな事を言えばエンドワンや良い形で崩した3pシュートの方が盛り上がりませんか?
そして本当に偶然ですが、ダンクやアリウープが2点なのに対し、エンドワンや3pシュートは3点プレーですよね。(ワンショット外した場合は🤫)

次に挙げられるのが「GOOD DFが起きた時/された時」だと思います。
これは盛り上がるようなDFでなくても、しっかり止め切れば流れを引き起こせると考えています。
当然TOを誘うようなGREATなDFで止め切れれば大盛り上がりですが。
DFをしっかり終える為に必要なのはDFリバウンド
あのゴリが力強く言った「リバウンドを制するものは試合を制す」は限りなく正解なのだと思います。

○ 流れを作る為に 作らせない為に

これらの事を踏まえて、バスケにおいて流れを引き起こす1つが「3点プレーを決めた次のDFを止める」
「DFで止めた後のOFで3点プレーを決める」が大きく関与すると考えます。
少し脱線しますが、僕の好きなバスケ漫画の「あひるの空」では、こう言った言葉があります。

「3pは次のDFを止め切ってようやく効果が出る」

僕はこの言葉が大好きです。(ちなみにそれを発言した中田翔太君は1番好きなキャラです笑)
現実でも実際そうだと思います。大量得点差から追い上げる際に、2pだけでコツコツ追いつくゲームってあんまり見ません。
例を出した琉球戦でも、天皇杯の千葉vs宇都宮でも、3p(3点プレー)が大きく影響してました。その次のDFも大きく影響してました。
バスケにおいて3点プレーは、3点以上の価値があるのかもしれません。

○ 流れを無くす為に 継続する為に

まだまだ掘り下げていきましょう。
引き起こされた流れを無くすには、継続させるには、何をするべきでしょうか。
1つ思うのは,「流れが引き起こされてしまってから」戦術的にこうすれば無くせるor継続できると断言できるものはないという事です。

その中でもやれる事として、負の流れを無くす試みの1つはタイムアウト。これは定番ですね。
しかしこれ、コーチの腕次第で逆効果になると思うんです。

流れが行きかけた瞬間のタイムは敵も「うわ、良い所で取りよる」と思います。しかし1ターン遅れて盛り上がるプレーが出た後でのタイムは「しゃー!向こうにタイム取らせてやったぜ!」ってなりません?バスケ経験者なら頷けると思います。

こう思わせておいて、次のOFが上手くいかないものなら、流れを切るTOとして完全に破綻してしまいます。コーチの判断力が問われますね。

もう1つはハドル。何が上手くいってなくて何をしなければいけないかの共有。
これは話し合った状況把握と次の戦術が良い悪いの問題ではなく、流れによる被害をチームで最小限に抑えようと努めれる事が強いって事ですよね。
実質選手間でのタイムアウト。その時間を作るプレー(FTにならないファウル、アウトオブバウンズとなるスティール)も、とても小さい事であっても重要なファクターです。

最後に流れを継続させる為にどうすればよいか、

ごめんなさい。正直思い当たりませんでした。
「自分達は全ての強度を継続しつつ、向こうが負の流れを無くそうとする試みをしないor失敗する」がギリギリ考えれた事でした。

「人事を尽くして天命を待つ」みたいですね。
でも少なくとも現時点でやれている事をやれている強度で表現できれば、流れが悪くなる事はなく、せいぜい拮抗した展開になるぐらいでしょう。

○ 流れという言葉に洗脳されている

ここまで自分でもよく分かってない流れについて、考えながら書いてきたが、バスケットボールマンは全員「流れ」という言葉に洗脳されているのかもしれない。
流れが良い、流れが悪い。そう思う事こそがそれを助長させる。だからといって気にしないふりは勝敗に直結するためできやしない。
まさに「流れ神」の掌の上で遊ばれているような。
我々は「流れ神」の単なる余興に一喜一憂してる下界の人間ではないのか。


……考えすぎて頭おかしくなってますね、はい笑笑笑
                        
始めはそれっぽく戦術的観点も含めて考察してみたものの、途中から精神論に偏っていき、最終的に答えが導き出せませんでした。
恐らく答えなんてないのでしょうが。
「流れ」の本当の本質を見抜くにはまだまだ学と経験が足りないようでした。

○最後に

今回は流れについて色々と語っていきました。
結局まとまりのないオチとなりましたが、流れに関してこうやって考えることすらなかったため、自分としては新鮮でした。
今回も長くなってしまいすみません🙇‍♂️
ありがとうございました!



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