見出し画像

占いが「当たってない」と文句を言われた時の対処法

占いの結果を伝えた時に、こんな風に返される事があります。

「当たってない」

焦っちゃいますよね…。頭の中が真っ白になって、声も震えて、何を話せばいいか分からなくなってしまう。よく分かります。

当たってないと言われるのが怖くて待機ができなくなる、結果を伝える時にどっちとも取れる言い回しをしてしまう――というのもよくある話だと思います(私も経験アリです)。

当たってないと言われた時にどうするかですが、私なりに考えた対応方法は以下の2つです。

①謝る
②開き直る

まず【謝る】についてですが、

正直「この人、面倒だな…」と思った時に使います。これ以上の鑑定をしたくない場合ですね。「私ではお力になれないようなので…」と早々に会話を切り上げます。

でもそれだと悪いレビューを書かれそう…って心配になるかもしれませんが、このまま会話を続けても悪いレビューがつく可能性はあります。むしろ更に墓穴を掘ってしまうかもしれない。

もちろん、逆に状況を回復させる事ができる可能性もあるけど、そもそも占いを当たり外れで考えている人ってだいたい面倒な人ですから、無駄なエネルギーを使うよりさっさと次の鑑定に切り替えた方が無難かと思います。

続いて【開き直る】ですが、

伝えた結果が自身の占いの結果に基づいたものなら、堂々としててもいいと思います。占いの主導権は相談者さんにありますから、「この占い師に相談しても意味がない」と思えば相談者さんの方で電話を切ってくれます。

占いは見えないもの見る、分からないものを知るための占いです。なので本来、結果に対しての答え合わせはできません。逆に言うと、答え合わせのできないものを占いに頼るのです。

多くの場合、相談者さんの言う「当たってる」、「当たってない」は、事実と照らし合わせてのものではなく(事実を知りようがないので照合もできない)、相談さんが「そう思っているかorそう言われたいか」、「そうは思っていないかorそう言われたくないか」の違いです。

「相手の気持ちを教えてください」という相談に対して、脈無しの結果が出たとします。それをそのまま伝えても、「当たってます!」と納得する人は少ないです。多くの人は「でも…」とどこか納得いかない様子を見せます。それは相談者さんがそう思っていないか、言われたい言葉と違うからです。

なので当たってないと言われても怯む必要はなく、「私の結果ではこう出ているので」と堂々としていて大丈夫。とは言っても相談者さんと喧嘩になるのはよろしくないので、相手に攻撃の隙は与えないよう「私の結果ではこう出ているけど…、信じる信じないはお任せしますね」とやんわり伝えておきましょう。信じなければ向こうから電話を切るし、口では反抗しつつも「悔しいけどそうかもしれない」と思うのならまだ話を聞こうとしてくれます。

そもそもの話ですが、占いの結果に「当たってない」と伝える事って失礼な行為だと思いませんか?

例えばお医者さんの診察に対して「私はその病気ではありません」って返す患者がいたら、「じゃあ自分で何とかすればいいのに」って思いませんか?

診断に納得できなければセカンドオピニオンを受ければいいだけで、わざわざそのお医者さんの診察を否定する必要はありませんよね。

占いは占いの専門家です。
その専門家の判断に納得ができないのなら、黙ってセカンドオピニオンを受ける(他の占い師のところに行く)か、自分で自分を占って解決すればいいのです。

ちょっと言い方がキツかったかもしれませんが、相談者さんからの「当たってない」返しが怖いって方は多くいるかなと思ったので、少し熱を込めて書かせて頂きました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?