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試合の日 必ず前向きになれる

私には週に一度必ず眠れない夜があります。
それは試合の日の夜です。

試合に勝った日も負けた日も
試合に出た日も出れなかった日も
一番疲れている日なのに寝ようと思っても布団に入ってからなかなか眠ることができません。

シンプルに試合の日はアドレナリンが残っていて興奮している状態でもあるし、一週間が終わった安堵感と次の日がオフという心の解放感から眠れないというのもあります。

ですが、眠れない一番の要因は自分自身の感情がものすごく揺れ動いているからだと思います。

この試合が終わった日の夜(=一週間が終わった夜)が一番自分の心と向き合える時間になっています。
その夜は試合の結果や、自分自身のパフォーマンスの出来、その日だけのハイライトではなく、一週間のハイライトが次々に出てきて、感情がすごく揺れ動いています。

一週間準備してきて試合に負けた悔しさや申し訳なさ。
試合に出てもなにもできなかった歯痒さ。

もちろんこのようなマイナスなことだけでなく試合に勝った日は喜びや安堵感、試合での手応え。
プラスの感情も湧き起こってきます。

これは起こった物事に対して一喜一憂してしまっているのかもしれないなと思います。
私はものすごく考えすぎてしまうことが多いです。
試合の日の夜は
出れなかったり、負けたり、結果を残せなかったりすると
考えすぎるが故に、積み重ねてきたものの意味を見いだせなくなってしまったり、自分を信じることができなくなってしまいます。

悔しいと勝手に涙が出てくるし自分は弱虫だと自覚しています。

すぐに試合がやってくるシーズン。
一試合一試合一喜一憂していたら心は疲れると思うし、感情揺さぶられている場合じゃない!ですよね。

でも、色々考えなくてもいいようなことを考えてしまったり、簡単に心揺さぶられてしまう私ですがどれだけへこんでも悔しがっても
最終的に必ず前を向くことができます。

なぜ前を向けるのかを書きたいと思います。


「前向きな自分🌲」


試合の日に
悔しさだったり喜び、溢れてくる涙は、自然と湧き起こってくる感情であり、自分自身の嘘偽りのないものです。

眠れない夜に私は
自分が抱くそういったありのままの感情はそのまま受け止めることにしています。
全てを解放する感じです。
一喜一憂してもいい
と心を許し、試合ごとに一喜一憂してしまっても
それを悪いものだと捉えずに
まずは自分の感じたことは大事にしようと思っています。

そしてそのあとで
勝敗やパフォーマンスといったものの良し悪し
起こった物事の捉え方を変えていきます。

ここで私なりの捉え方を少し書きたいと思います。

私は「前向きな自分」という軸を設定します。
何にも流されたり、変化しない「前向きな自分」という木が体の軸になっているイメージです。

私の中で
色々と考えすぎることが、気持ちの波を作っている原因です。
なので初めに「前向きな自分」という軸を設定する。
すると見える世界が変わります。

起こった物事によって自分自身が左右されていたのが、
「前向きな自分」という軸を作ることで、
その自分によって物事が変わっていく。
自分主体の思考に転換させます。

そうすると、
試合に負けたとか試合に出れないとか
そういった状況になっても
「前向きな自分」という木の前で
ただその状況が泳いでいるだけのように見えてきます。

そこで私ができることは
その木を成長させるために努力するだけ。
それだけに集中する。

この思考を持つことで、
状況は常に変わるものだけど、
「前向きな自分」という変わらない自分によって、どんな状況になっても自分自身でこれからの状況を変えていくんだ
と前を向くことができるんです。



感謝の気持ち

それと、
試合の日は一番感謝の気持ちが芽生えてくる日です。
いつも応援してくれる人たちと、支えてくれる人たちの存在を強く感じます。
いろんな人から応援メッセージが届いたり
会場に足を運んでくれる人がいて
試合の準備や片付けに関わってくれる人たちを目にすることで、
この一試合が成り立っていることへの
有り難みを感じます。

勝っても負けても
試合に出てもでなくても
変わらずに応援してくれる
変わらずに支えてくれる
変わらずにそばにいてくれる


周りにいてくれる人たちの存在が
前向きな自分を形成させ
悔しさだったり、迷い、歯痒さをプラスの力に変えていくことができます。


試合の日の眠れない夜にこういった大事なことに改めて気付かされます。

一週間が終わる日のこの自然と湧き起こってくる感情と現状との向き合い方、
それと芽生えてくる感謝の気持ちを私はすごく大事にしなくちゃいけないなと思います。

もちろん試合の日が全てではなく、毎日が大事にしないといけない一日です。
そう分かっていても
目先の結果ばかりを気にして
自分の心と向き合うことが
追いつかないくらい忙しなく過ぎ去ってしまう日常。

そんな中での週に一度の試合の日の夜。
それは自分の素直な気持ちに気づけたり
周りの人、日常の有り難みを感じることができる特別な時間です。

なでしこリーグは一年でリーグ戦22試合。
一年365日あるうちのたったの22日。
この22日に抱く感情と、一試合一試合に対する向き合い方、それと芽生えてくる感謝の気持ちが

自分を今よりも成長させるための意識と
前を向く力
になっていることは間違いありません。


今シーズン残りは10試合。
一試合一試合を大切に。
それまでの日常を大切に。
感謝の気持ちを忘れずに。

どんな時も前を向いて
自分自身としっかり向き合い
取り組んでいきたいと思います🔥


次はななの番です😊
ななは最近食パンの切り方が上手になりました👏
サッカーもサッカー以外のことも
日々成長ですね🌱
では、お楽しみに〜!



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