あなたのインターネットはどこから?

私のインターネットの入口となった作品は主に二つ。愛川こずえさんのルカルカ★ナイトフィーバー踊ってみたと魔法少女まどか☆マギカ、だ。
前者は踊ってみたの元祖と言えるほど古く知名度もある作品だし、後者は劇場版が深夜アニメの興行収入トップだったこともある名作だ。

ルカルカを開いたのは自分の家の雰囲気に似ていたから。今ではスタジオや外で撮影されたものも多い踊ってみた動画だが、この頃は自宅で撮影されたものも少なくなかった。特にこの作品の撮影場所は私の実家の雰囲気にかなり近く、動画を開かせる一因になったと思う。
この作品はその後ハマったボカロや踊ってみた、そしてその原作や振付を背景にした歌ってみたやmmd界隈の入口になった。この曲の作者であるsamfreeさんは今でも大好きなボカロpのひとり。(この後ハマったアニメ界隈にもアニソン提供という形で関わっているし、その提供楽曲をよく歌った鹿乃さんも好きな歌い手のひとりだ)

もうひとつの入口、まどマギは普通の魔法少女モノだと思って見始めた。私には年の離れた妹がおり、当時一緒にプリキュアやジュエルペットなどの戦う女の子モノを見ていた。その延長として見たのがこの作品だ(もちろん妹は見ていない)。
この作品から影響を受けたことは多い。制作会社、監督、声優、主題歌…衝撃を受けたし、その後私がアニメにハマるのに1番影響を与えた作品だったと思う。特に今でも大好きなアニソンシンガーであるClariSは歌い手出身ということで歌ってみた界隈に更にのめり込む一助ともなったように思う。

正直アニメであるまどマギはインターネットの入口と言うよりは2次元コンテンツの入口に近いのだが、あなたのインターネットはどこから?の答えにした理由は今ハマっているインターネットコンテンツに繋がるから。そのジャンルがVtuber。自分が知ったのはキズナアイちゃんの身体測定だったと思うが、これを受け入れられたのはアニメ(キャラ)とmmdという界隈のおかげだと思う。

今ハマっているコンテンツの入口としてもうひとつ。現在Vtuberの活動の主流となった生放送。これを受け入れられたのはYouTubeでやっていたある方の生放送のお陰だ。
古くから踊ってみたを見てニコニコにハマっているのなら、そちらで慣れているのでは?と思われそうだが、ニコ生が栄えていた当時、自分はリアルでの趣味(読書やスポーツなど)に費やす時間も多く、拘束時間が多い生放送は余り見ていなかった。テレビなどもあまり見なかったので、決まった時間に拘束される生放送という界隈からは遠かった。それが変わったのがめありーさんという歌い手のギター弾き語り生放送。当時歌い手がニコニコからYouTubeに移る過渡期で、その時代にハマった歌い手のひとりが彼女だった。彼女は登録者数の記念で弾き語りライブをしていたが、アーカイブが残らないことも多かった。そこで生放送の良さを知った、というか時間が拘束されるコンテンツへの慣れが生じたのだと思う。

まとめ
踊ってみた→ボカロ→歌い手/mmd→V(3d/生放送)
アニメ→色々→V(キャラクター性)

今や趣味の時間の半分近くをVに使っており、かつての趣味例えば読書などに費やす時間は激減している。それでも例えば家長むぎのような読書家のライバー、それから来栖夏芽のような(ノベルスではあるが)本を書くようなライバーも出てきて、Vがきっかけで読書時間を取るようなこともある。こうしてエンタメが回って行くのだと実感している。

終わりに

私は20代半ばであり、恐らくアニメとボカロというのは同年代のインターネットの入口としては在り来りのものだろう。自分と同年代でそれ以外のところから入ったという人が居れば、#あなたのインターネットはどこから で書いてみて欲しい。また、上の年代/下の年代の方の入口も是非教えて欲しい。
自分のインターネットの足跡を振り返りつつ懐かしい気分にも浸れるので、やってみては如何だろう。

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