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小6の修学旅行の時の話


お話します(土方風味)



ちょっと前に友人とDISCORDで話をした内容をノートにつらつらと書いていこうと思います

タイトルを見て何やら不穏そうな内容だと思ったそこのあなた


その通りです
見る人によっては胸糞事案です





ぎばりんが小学6年生の時の話


突然ですが皆さん
小学6年生の修学旅行、どこ行ったか覚えてますか?
僕は鮮明に覚えてます


2日間のうち、1日目が東京
2日目がディズニーランドでした

当時クソガキだったぎばりんは
2日目のディズニーランドがめちゃくちゃ楽しみでした
1日目に行った科学館みたいなところより
国会議事堂より
旅館で見た「セレブと貧乏太郎」より
楽しみでした

歳がバレる


ディズニーランドでの行動はあらかじめ決められた男子3人女子3人の計6人で構成された班で動き、班ごとに どのアトラクションに乗ったりご飯を食べるかを決めていました


開園からバスに乗り込む間、約6〜7時間くらいの間でどれだけアトラクションに乗れるか
お土産を買う時間を考慮しながら事前に予定を決め込んで


夢の国のミッキーたんに会えるのを楽しみに
ワクワクしながら当日を迎えました







ビックサンダーマウンテンやカリブの海賊など
ぐわんぐわん動くアトラクションのせいで
ゲロゲロになりながら、時間が余ったのでスペースマウンテンまで乗りたいとか言い出す班員のせいで、満身創痍になりながらも
お土産をかって、さぁバスに乗り込むための集合になりそうだ!そろそろ集合場所に行くぞ〜〜


という時に事件が起きました。





夢の国から一転


班員の男子1人がお腹壊してトイレに駆け込んでしまいました
集合時間まであと5分もない時に
タイミングが悪いったら無い
まあバスに乗ってる最中に漏らされても困る
仕方なく待っていました



その子が戻ってきた時には残り1.2分というところで、走ればどうにか間に合うかなというギリギリでした

トイレに行ったK君は
「もう少しで終わるところだった」
と、用を足せて幸せそうでした


結果としてはかなり遅れました。
もうみんな集まって体育座りしてこちらをじっと見ていました、こわかったです

先生は心配していて、良かった良かったなんて
口々に言ってくれていましたが

僕らの担任だけは違いました


担任「何やってんの!遅れて!みんな待たせてるんだよ!」

担任の先生から
怒られるのは当然でした、それはそう

K君、終わるところだった〜
ではなかったです
終わってました、何もかも
遅れたことが死でした


集合時間を守れなかった事で叱られる様は
まさに公開処刑でした、周りには夢の国で幸せな時間を過ごしたであろうカップルや家族からの視線が刺さる刺さる。こっちみんな

一人一人謝れと言われたので、それぞれ謝罪の言葉を述べて、解散。
各々でバスに乗り込もうとした時でした

担任「あんたら6人は後ろに座るなよ、前に座れ」

そう言って私たち6人は最後にバスに乗り込み
前の座席に座らされました
車酔いするから嫌なんだけど……

バスの中でもブツブツ小言を言う担任
重い空気のままバスが夢の国を出ました。

すると


担任「あんたら6人は罰があるから。」

担任「これから降りるSA、あんたらはトイレ休憩に向かう自分のクラスの子たちを危険に晒さないように交通誘導しなさい」


と、鬼の形相をした担任がこちらを向いて言い放ちました


は?交通誘導?
なんだそれ。


安全、ヨシ!


ぎばりん「えっ、交通誘導ってなんですか?」

クソガキが恐る恐る鬼に対して問いかけると

鬼「交通誘導は交通誘導でしょ。そんなものもわからないの?」

鬼「みんながトイレに行くから、あんたらはみんなが安全にトイレに行けるように車の往来を見とくんだよ」


バチバチに不機嫌maxな鬼教師がそんなこと言い放つもんだからそれ以上何も言えず。

夢の国から一転、地獄へ放り込まれた気分でした
何も言えなくて、鬱


時がいつか〜〜〜〜  2人をまた〜〜〜〜


そうして地獄のバスがトイレ休憩SAに到着

鬼がいきなり

鬼「ほら、ぎばりんから先に降りてみんな誘導しなさい、車が来たら危ないからよく見てなさい」


と言い6人をそれぞれ配置につかせました

えっ、マジで交通誘導すんの?
クラスメイトがトイレに行くために車路を横切るクラスメイトを車から守るんですか???小学生が????


実際マジでやらされました
海老名SA、休憩から抜けて本線へ行く他の客の車が次々に来る中
車が来てはクラスメイトを静止させ
車が行ったら誘導を再開


自分達のトイレ時間なんか全くなかったですね


トイレで遅れたらトイレで仕返すんですよ
さすが頭いい、さすが鬼担任。さす鬼



死ねカス

死ねなんて言ってないっすよ〜〜!


マジでやらされるとは思っておらず、しかも
トイレに行きたかったのに時間がなくて
結局次のSAまで我慢することになりました



いやふざけてんだろマジで。
誘導中他のクラスからの痛い視線が刺さるわ刺さるわ、可哀想〜〜って感じの生暖かい視線が感じるわ涙出てくるわ……

確かに遅れた私たちが悪いんですけどこんな仕打ちは無ェヨォ!!!


いくらSAだからって誘導を子供にさせんのか???罰にしても程があるだろ



今だからこそ、そう思いますが 
当時は怒られた事が、かなり精神に来てた事もあり、早く帰りたい気持ち一心のまま、誘導を続けてました


二度目の「トイレ休憩〜地獄のSA〜 」
でも誘導を続けるぎばりん一行
さすがに誘導を続けていた1人の女子が
限界に来たのか泣き出してしまいました


あー、これは流石の鬼も情状酌量で許してくれるでしょう





鬼神「泣いてんじゃねえ!人を待たせた癖に何泣いてんだよ!」



oh.......

慈悲もなし


いや許してやれよ本当に
別にその子悪い事してないよ
K君が全て悪いよ??(責任転換)


絶望しかけたその時に他のクラスの担任が
そろそろ許してあげませんか?という一言で
交通誘導地獄は終わりました


ありがとう、ありがとう3組の先生!
そう思いながら破裂しそうになった膀胱を
刺激しないようにトイレに行ったぎばりんでした



その後、担任からは
「こうやって遅刻する事で痛い目を見ることになるんだから、気をつけなよ!?」
と、許してもらえることになりました


痛い目を見せた張本人が何言ってんだお前



幸せな夢の国から一転
破裂寸前の膀胱とケツと戦いながら地獄のような交通誘導を行うぎばりん
となった最悪な修学旅行のお話でした


ちなみにあと一歩遅かったら漏らしてた

特に大きい方



お   し   り

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