マガジンのカバー画像

小石を河に投げるみたいに。

21
小石を河に投げるみたいな感覚で書いている 800 文字の雑記
運営しているクリエイター

2023年12月の記事一覧

自分が楽になるためにコミュニケーションをとる - 2023/12/19

なんのために日記を書くのかといえば、自分のことを好きになるためである。たしかそんなことが『さみにしい夜にはペンを持て』に書いてあったような、なかったような気がする。 自分はフリーランスのフロントエンドエンジニアなのだけれど、さいきん仕事でタスクが滞っていてしんどい時間を過ごしている。そもそもの原因は自分の見積もりが甘かったせい。ここでちゃんと自分のせいだと言えるのはえらい。 自分はフリーランスのフロントエンドエンジニアなのだけれど、さいきん仕事でタスクがキャパオーバーにな

日記を書くことで、気づいていなかった幸せに気づいたりもする - 2023/12/18

書くことは自分と対話することだ、みたいなことが『さみしい夜にはペンを持て』(読んでる途中)に書いてあった気がする。 だいたい読み終わった本についての感想を書く事が多いと思うけど、いまは読んでる途中の本について感想? を書いてる。そもそもなんで自分は本を全部読まないと本の感想を書いちゃいけないと思い込んでしまっていたのか謎だ。むしろ読んでる最中がいちばん熱量が大きいし、記憶も新鮮なのだから読んでる最中にこそ、その本の面白さについて語るべきなのではないだろうか。 本を最後まで

考えてるつもりを脱却するために、書きながら考える - 2023/12/16

たぶん子供の頃はできていたはずだけど、「自分の頭で考える」というのがいつの間にかできなくなっていた。 自分の意見はどこかで仕入れた誰かの意見を借りたものだらけで、自分の頭で作り出したものではないものばかり。自分の頭で考える方法を忘れてしまっていた。 そもそも考えるって何だっけ? ってところまで判らなくなってゲシュタルト崩壊し始めていた。 考えるってなんだっけ考えるというのは、答えを出そうとすることだ。 答えを出そうするという点で「考える」と「悩む」「思う」は明確に違う

どこにも所属せず、自分ひとりでお金を稼ぐ - 2023/12/11

自分が何をしたいのかいまいちよくわからないまま生きてきた。 大学生のころはただただ漠然と小説家になりたかった。ひとりでできる仕事で、部屋から出ないで良くて、パソコンさえあればよくて、すごく良いなと思った。別に書きたい物語があるとかではぜんぜんなくて、仕事のスタイルだけで小説家になりたいっておもってた。 でも書きたい物語があるわけじゃないので、小説を書くのはしんどかった。なんとか書き上げた短編小説は、新人賞で銅賞を獲って担当編集もついたけど、なんど打ち合わせをしてもアイデア

雑な情報の消費をやめる - 2023/12/10

ここ数年間ずっと、一日中なにかしらの情報を摂取している。インプットと呼ぶこともはばかられるような、雑な情報の消費をそろそろ辞めないといけないと思い始めた。 自分が情報から得ているものは知識ではなくて刺激で、どこか栄養のないジャンクフードをひたすら食べ続けているような不健康さがある。 インプットよりもアウトプットをしたいと思っていても、アウトプットの負荷から逃げるために「アウトプットのためには、まずインプットが必要」という言い訳を作って、日々をインプットに費やして、アウトプ

白紙の神話 - 2023/12/08

まいにち日記を書くと決めてから、書ける日と書けない日がある。 原因は明確で、その日の中で気づいたことや思ったことや印象的な出来事を notion や scrapbox にメモっているときは、すんなり日記を書くことができる。逆に何もメモを取っていない日は、日記が書けない。 今日もなにもメモを取らずに過ごした。だから本当は日記が書けない日なのだけど、だからこそなんで日記が書けないのかということだけは書けそうだなと思った。 ちょっと前に、zettelkasten という情報整

不連続でも 2023/12/5

三日坊主になるかもしれないと思って始めた日記は、1 日坊主で終わった。実に自分らしいなと思う。 2 日連続で日記を書くことすらできないのかという自己嫌悪が芽生えた。毎日書かないといけない、1 日でも途切れてしまったら日記をやめなければいけない、そういう完璧主義的な自分の固定観念のせいでこれまで苦しんできた。でもまずは 1 日でも日記を書いた自分を褒めようとおもったし、べつに 2 日目書かなくても 3 日目に書けばいいし、一週間後に書いても良い。 不連続であることで自分を責