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揉まないマッサージ?それがスウェディッシュマッサージのやり方!

日本ではマッサージというと手や指を使って揉んだり押したりするのが一般的な常識になっています。
手で揉むのが当たり前のマッサージ。
「て〇みん」なんてネーミングのお店もあるくらいそれは誰も疑わないマッサージの常識です。
しかしスウェディッシュマッサージの技法は、手や指の力で揉んだり押したりはしません。
そう、なんと揉まないマッサージなのです。
では、どうするのか?
手のひらや指は単なる道具。
その道具はお客様の体に力を抜いて置くだけ。
そして手や指の力は使わずに膝や股関節、肩甲骨を使ってその道具をその手技ごとに様々なテクニックを使って動かしていきます。
このような説明をされても何のことやらさっぱりわからないという方も多いことでしょう。
試しに椅子に座った状態で自分の太ももを両手の親指と残り四指で挟み交互に強く握ってみてください。
おそらく筋肉がつぶされるような感じで痛みやくすぐったさを感じる方もいるでしょう。
今度は両手で太ももを挟み込んだまま指の力は使わずに肩を前に交互に回してみてください。(慣れないとちょっと難しいかもしれません。)
すると先ほどのような筋肉への急な負荷や違和感は感じられず、筋肉の束が大きく動かされて程よい心地よさが感じられませんか?
これはスウェディッシュマッサージのペトリサージというテクニックの基本的な動きです。
肩甲骨を交互に大きく前に回すことで筋肉を大きく捏ねるように動かしていく技術です。
筋繊維を痛めずに効果を実感できるボディケアテクニックです。
肩甲骨を回すことで施術者の肩こりにも効果があります。
人を癒しながら自分も癒される。
そんな「相互癒し」こそが私の目指す究極のボディメンテナンスの形なのです。 

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