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レイカーズの資金力は十分か?

レイカーズは約10年前に大幅なコスト削減を実施。それはメディカルチーム解体だけでなく長年務めてきた清掃スタッフに至るまで徹底的な解雇だった。

理由は選手への膨大な給料とラグジュアリータックス。要するにオーナーのバスファミリーの主なビジネスはレイカーズしかない為、他の事業でキャッシュフローを生み出せない。他のチームオーナーは飲食やポーカーや不動産やITなど豊富なビジネスから得たキャッシュをチームの設備投資や優秀なスタッフへ当てられる。レイカーズはそれが出来ない。

あくまでロサンゼルス・レイカーズというビジネスでまずは営業利益を確立させ、特別利益と損失の計上、税金を国へ払いようやく手元にキャッシュが残る。そうなると我々の見えない部分でかなり金回りが厳しい部分があって人件費が削減のターゲットになっているのかもしれない。

それが今も続いてるか、また10年前のコストカットで優秀なスタッフが揃っておらず、近年選手の怪我の多さや復帰が遅れている理由と因果関係があるかはわからない。ただレイカーズは金があると思われて意外にキツイのかもと認識させられる。

最終的に断られていたがCOVID-19の際も国に確か助成金の申請をしていた。無観客でチケット収益がなくなってしまったからだ。

レイカーズは間違いなく歴史ある偉大な球団。だがオーナーが限りなくチームのビジネスに依存している体勢が、他に本職を持つ他球団のオーナーと比べて資金力が圧倒的に貧弱なのは事実なのだろうと思う。

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