先見性あるディンウィディの金融センス
現在レイカーズで活躍しているディンウィディだが、ビジネスマンとしても投資家としても優れているようだ。もともと2017年には暗号資産に投資をすでにしており、ビットコインやアルトコインで大幅に利益を上げたという。
また自身の手がけるスニーカーブランドでいち早く暗号資産による決済を導入。当時のチームメイト達にも暗号資産の投資を勧めていたそう。
2024年はビットコインETFが米国証券取引委員会(SEC)に承認され、現物ETFが上場。半減期を直前にしてビットコインの価格は跳ね上がっている。そういった意味でも世界からいずれ資産対象として認められて、そのバリューが上がることを7年前には見抜いていたということになる。
またディンウィディのユニークなビジネスとして、2018年のネッツ時代の3年契約をトークン化し、投資家達へ販売しようとしていたことだ。これは当時の3年34.4Mをデジタル金融商品として売り出すことで、NBAサラリーは毎年一定額の年俸を受け取ることになっているが、契約金を3年待たずに一気に得ようというのが狙い。
具体的には3年契約を90トークンに分割し、1トークン15万ドルで販売。1年後にそれは取引可能になる。また投資家達は利息を受け取ることができ、3年契約終了と同時に元本が償還されるという内容だった。利息は年2.5%、年3,750ドル、3年で11,250ドルが支払われる予定だった。
プロスポーツでは前例のない金融商品で一時は注目されていたが、どうやらSECにその取引を大幅に制限された模様。純資産100万ドルを少なくとも持ち、一定の金融取引の経験がある投資家のみに販売が限られた。また元の販売価格が小規模の投資家には手の届かない価格だったこともあり、計画は上手くいなかったそう。
ただディンウィディが目指した前例のない金融商品に先見性があり実にユニークであることに変わりはない。将来的に実用化されて新たな金融取引として実現されるかもしれない。
(文章構成: West)
bittimes.net/news/32303.htm…
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