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タイプ統一逆ドラフトバトル 予選1戦目 VS Badgerさん

アポロンと申します。
今回、剣盾メタゲーム企画『タイプ統一逆ドラフトバトル』を主催したので、アポロン視点を徒然なるままに書いていきたいと思います。
主に自分視点でどう考察してどんな戦法を取り、どう育成したかがメインになります。

ルールは画像参照。自分が追っている某実況者のコラボ動画ルールを自分でもやりたくなり企画しました。
このルールではまず相手の3匹を決定後、自分の3匹が開示され、その後考察・育成から対戦という流れになるので、今後の考察は《指名フェイズ》《考察フェイズ》《試合フェイズ》の3つの流れに分けて記載して行こうと思います。


1試合目 VS Baegerさん 使用タイプ:毒


《指名フェイズ》


対象は26匹(ストリンダーの姿違い含む)。
まず毒タイプの技は霊に通りが悪いので毒技では攻め切れない、つまり毒単タイプ(原種マタドガス、ダストダス)が扱いに困るのでは?また、自分がデスカーンヤミラミで一時期ランクマで遊んでいたどくびし展開も気をつけていこう、という所から考察はスタートしました。
それ以外の面で、とりあえず合計種族値が低いというのも扱いづらいポケモンを決める指標になるので、これも書き出します。440のハリーセン、次いで464のモロバレル、474のダストダス。これが毒タイプのワースト3です。モロバレルは祟り目もあるし毒(びし)展開にも噛み合い、胞子も対策必須となると選びたくないなぁという印象でした。
この時点で毒単タイプ・合計種族値ワースト3のダストダスを暫定候補とし、残りを何にするかを考えます。
候補は3匹。前述のハリーセンとモロバレル、そして霊に不利なかくとうタイプのドクロッグです。

この中でまず決めたのはハリーセン。こちら側のポテンシャルの低めなゴーストタイプのうち確実に候補に挙がる霊ロトムに弱いのが決定打です。もしロトムがいなくても合計種族値が低いので活躍しにくいでしょうし、威嚇やちいさくなることに目を瞑れば結構な安牌かと考えました。ハリーセンが選ばれる読みでガラガラとか選ばれたら嫌ですが、モロバレルよりはマシです。
となると最後はモロバレルかドクロッグの一騎打ち。決め手は3つ。まずモロバレルは耐久もあり、毒びし展開が予想されるこの試合で出しづらいこと、そしてドクロッグの素早さ種族値が85と、ハリーセン85、ダストダス75に比べバラけておらず、相手の素早さラインを定めやすくなりそうなこと、そして一番重要なのが、相手のポケモンを3匹とも物理ポケモンで固めたかったから。これでこちらは特防に努力値を割かずに良くなるかもしれません。鬼火の一貫もありますね。
という感じで3匹決めましたので、これを運営補佐のゔぇねちあさんに提出し、座して待つ事としました。


《考察フェイズ》

Baegerさん
ハリーセン、ドクロッグ、ダストダス
VS
アポロン
ミカルゲ、ユキメノコ、ロトム



この手札を配られた率直な感想は、『かなり有利』です。Baegerさんは少なくともハリーセンを指名される前提では動いていないようで、ロトムも指名しましたし水が強いほのおタイプも指名していません(まぁシャンデラもガラガラも指名しづらくはあります)。
まずこの3匹で最初に考えたのは、ユキメノコが1番速いので壁を貼って、ロトムとミカルゲでビートダウンしていく流れです。一応ユキメノコはサイコキネシスを使えるのでワンウェポンにして、残りの技を挑発、鬼火、両壁で埋めましょう。相手のポケモンは物理で固めたので、リフレクターと鬼火で機能停止に出来るならそれが一番良さそうですが、誰かは特殊にするかどうか。その辺りから考えていきましょう。


特殊で使うとしたらドクロッグです。C86でそこそこ高く、シャドボも悪波も覚えるので両刀もあるかも。ダストダスもCは60だが悪波はある…けど、流石に物理か毒びし撒きっぽいか。
となるとハリーセンはちいさくなって毒びしダメージを稼ぐ役割が1番怖いですね、それの対策も必要になります。

対策すべき戦法まとめ
・毒びし展開
・特殊型を仕込んだ奇襲戦法
・ハリーセンのちいさくなる

ということで、それを考慮したこちらの3匹の型紹介になります。

ユキメノコ@ひかりのねんど 臆病H236 B212 S60
サイコキネシス 光の壁 リフレクター 鬼火


ミカルゲの起点作り。最速85族を抜くまでSに回し、残りは耐久に全振りです。そこまで言うことはありません。

ミカルゲ@アッキの実 ずぶといHB特化 D4
サイコキネシス めいそう ねむる ねごと


どくびしorどくどくして耐久する展開を許さないねむねご型。瞑想とアッキの実で要塞化する。ドクロッグはビルドがあるがサイキネがあるので殴り負けはしないはず…と見て、思い切った構成にしました。

ロトム@いのちのたま 控え目H28 B12 C252 D4 S212
ライジングボルト でんげきは アシストパワー 身代わり


最速85族抜き、Cぶっぱ残り耐久
ダイマ前提なので一貫する電気技はライジングボルト、ハリーセンの小さくなる対策に電撃波、ダイマ中ならダイサイコが撃てるアシパ、どくびしが効かないロトムに撃つ毒々や不意打ち透かし+様子見での身代わりです。

壁ユキメノコ→積みミカルゲ→ダイマスイーパーロトムが1番綺麗な流れ。相手の策がダストダスで毒を撒くどくびし展開でもミカルゲが対応でき、ビルドアップドクロッグに対しても3匹ともがエスパー技を持っているので対応出来る。ドクロッグにはアンコールがあるのでドクロッグ対面では絶対にエスパー技を撃つことを意識、交代にも警戒。場合によってはロトム以外にダイマックスを切る事も視野に入れる。という感じで大体の立ち回りが決まりました。



《試合フェイズ》


ではBadgerさん、対戦よろしくお願いします!
初手はユキメノコ対ハリーセン。
こちらはリフレクターを貼り、相手はどくびし。どくびし展開は予想していたので、数的不利をとらない為にも早めにミカルゲに引きます。ハリーセンは毒々びし。
ちいさくなられる事が一番嫌なのでミカルゲでハリーセンを倒すためにサイコキネシスを撃っていきます。

(この辺りの流れは完全に忘却の彼方です。すみません…
ミカルゲでハリーセンを倒し、ダストダスを出されました。)

ミカルゲは瞑想を積む構えですが、ダストダスもド忘れで特防を上げてきました。ド忘れは完全に考慮の外でしたね。予想外に時間が掛かりますが、こちらにはねむねごがあります。
サイキネが通らないものの積みながら眠り、どろぼうで殴られながら確か瞑想を5段階積んだ辺りでダストダスのHPを削り切りました。ゴリ押し。
ラストのドクロッグはHBミカルゲを急所でも倒せず、ダイマックスしても+5サイコキネシスで確1なので、ここで降参が選ばれました。

総評:ねむねごミカルゲが綺麗に決まった試合でした。毒展開は想定してましたが、汎用性を落とさずメタを貼れたのは良かったと思います。ただどちらかといえば試合や型より指名の段階で有利が取れたのが非常に大きかったですね。
改めて、対戦ありがとうございました!


次の試合は悪統一のゆずさん!霊の苦手タイプなので厳しい勝負になります。次も良かったら読んでみてください。


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