見出し画像

涙袋が爆発寸前だった話3〜素材無視ゴテゴテ幅広二重ブス〜

幅広二重時代

15〜18歳。奥二重が定着した後、高校卒業まで瞼はそのままだった。

私の高校時代、世間はギャル全盛期。

エクステで長くした髪を巻いて、ベージュのカーディガンを着て、ファンデーションをしっかり塗り、ブラウンアイシャドウでグラデーション、ジェルアイライナーを粘膜まで引いて、ウォータープルーフマスカラをたっぷり。

今思うと、10代なのにかなり厚化粧だったと思う。

当時の愛読雑誌はPopteenと小悪魔ageha。

可愛いと思うモデルたちはみんな幅広の広い平行二重に、バチバチのつけまつげ、大きなカラコンをしていて、まるでお人形みたいだった。


大学1年、18歳の頃水商売を始め、売れるためにはagehaに載っているようなキャバ嬢モデルみたいな派手メイクをしなきゃいけないんだと思い込んでいた。

私も幅広二重にしなきゃ!と、アイテープを瞼に貼り付けるようになり、1週間もしないうちにその二重幅は定着した。嬉しかった。

憧れの幅広二重にドンキやMACのつけまつげ、大きなカラコン。

これでもっと可愛くなれる!と信じていたが、結果として全然可愛くなかった。


そもそも、元々の素材に合っていなかったのである。

私の顔は面長で全体的に平面的、目の幅も狭く、当時はヒアルロン酸注入前だったので涙袋も皆無。しかも前髪ぱっつん。

そんな顔の持ち主が幅広二重に上瞼重視のメイクをしても、顔の上の方にばかり視線が行き、目から下が間延びした印象だった。下瞼メイクを頑張ってもイマイチ。


似合ってない幅広二重に、ゴテゴテのアイメイクに不自然に大きいカラコン。その頃私は自分のことを可愛い方だと思っていたけど、今思うとコテコテの厚化粧であんまり可愛くなかったw

服装も全然似合ってないフリフリした物や花柄のものとか着てて、痛々しいのなんの…


二重幅を広くしても、バサバサまつげにしても、カラコンをしても可愛くなれない…

そこで私は考えた。涙袋作れば可愛くなれるんじゃね?と。


続く(^ω^)


追記:

平面的な面長顔にくっきり幅広二重って本当に似合わない。

つるっとした地味顔に、目だけ派手でかなりアンバランス。

しかも私の場合、まぶたの許容範囲をかなり無視した二重幅にしていたので、寝起きで浮腫んでいる時とすっぴんはかなり不自然で悲惨な状態だったw

カラコンも全然似合ってなかった。

当時のカラコンは直径が大きければ大きいほど良いとされていたし、色もはっきりした青、紫、緑などで、自然なはずの黒や茶色のものも、かなりはっきりとした発色のものしかなかった。

宇宙人みたいな目してたな…と今になってしみじみ思うw



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?