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第二弾投稿作品 ありがとう思い出ノート、そしてこれからのこと

思い出ノートの投稿募集が始まったのは2021年6月。
4ヶ月の間に集まった思い出ノートの投稿を振り返ると、長い旅をした気分になる自分がいました。いただいた体験と感情が自分の生活に彩を添えてくれる、その感覚は旅と同質なのでしょう。旅ってやっぱりいいなって改めて感じることができました。


本来ならその体験をゲストハウスの共有エリアで聞いたり、自分が当事者になれればという期待でゲストハウスを訪ねるのだと思いますが、今回の思い出ノートは移動の制限がある中、WEB上でその体験ができないだろうか。
そしてゲストの訪れが少なくなったゲストハウスの関係者さんに、皆さんの感謝や感動を届けて元気になってもらえないだろうかという企みでもありました。
そんなささやかなゲストハウスをテーマとした実験はとりあえず私一人は成功したことを報告いたします。皆さんの投稿のお陰で全国の素晴らしい人たちの存在を知り、その人たちが愛するゲストハウスのことを垣間見る旅をさせていただくことができました。
そしてもちろん投稿を読みながら元気にさせていただきました。
他の人はどうだったのかしら。
きっと私と同じような体験をされた方がいらっしゃると信じています。

ありがとう2

いただいた投稿の多くは、「自分にない考えをいただいて視点が変わった。」
という変化に感謝する内容が多かったように思います。
私たちが普段触れる情報はなんらかの目的あるもの、欲望や不安を掻きたてられるものが多いです。
そんな中で消費出来ない生活や、体験、感情に遭遇すると、リアルな感覚に心が動かされてしまうのだと思います。
再現性が低いものの提供や評価が定めにくい社会で、私たちの心を揺さぶる何かを提供してくださるゲストハウスが持つ役割は重要なものの気がしてなりません。
そんな出会いを経験した人たちが全国に無数にいて、ゲストハウスを愛している。きっとそんなことは当たり前なんでしょうが、改めて声をかけ集める作業も必要なんだと思うのです。

当初思い出ノートは期限つきで投稿を募集して、完了!する気持ちでいました。
ですが運営スタッフ間で相談しWEB上でゲストハウスの思い出を集めるノートとして今後も思い出を蓄積していこうということになりました。
それは皆さんの投稿のお陰で、運営スタッフの心が動かされたのです。

皆さんの旅の思い出が、誰かの旅の道標になりますよう。
そんな祈りを捧げつつ、期限つきの投稿期間の終了とさせていただきます。
思い出を送ってくださった皆様本当にありがとうございました。
今度は期限なしの思いでノートの旅の始まりです!

追記:載せている写真は思い出ノートの誕生に深く関係している尾道の「あなごのねどこ」さんと鎌倉の「亀時間」さん。私が初めて深く関わったゲストハウスです。オーナーさんのお考えに感銘と感謝の気持ちをいただいて、お返しに何かしたいという思いで動いています。

ゲストハウス思い出ノート運営スタッフ 旅人代表 岡田裕子

旅する!もみじ鍼灸院」「であうたび


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たくさんのご応募ありがとうございました!
思い出ノートの募集は10月31日をもって締め切りました。
11月15日の結果発表を楽しみにお待ちください!
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