188.「父を撃った銃弾!」

「それは日本人なら誰でも知っている事件のあった、2020年代初頭のある夏の日の事だった。この記録を公表するに当たり、容疑者を「Y」(YOUGISYAのY)、標的を「A」(イニシャルではなく匿名のA)とする」
…と言う書き出しだとワトソン博士っぽいですな。とは言え、タイトルは『特捜最前線』っぽく、さながら船村刑事のモノローグ(回想)で本編が始まりそうな感じ(「私は、あの事件を一生涯忘れる事は出来ないであろう…」とか)。
 閑話休題。
 例の事件、Yに対し「宗教に のめり込んだのは母親なので、Aでは無く母親を撃つべきだった」と過激な事を言ったTVのコメンテーターが居たそうで…。かと思えば、「教団への恨みがAへシフトする事が分からない」と言った別の方もおられて。
 (ここで「ハハーン さてはオメー日本人じゃねーな。オレたち日本人には「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」と言う諺がある」と、ジョジョ第2部に出て来たザコ(イタリア人)みたいなセリフを思い浮かべてしまって)

 それら以前に「Aはアンチの誹謗中傷も受け止め、まさに日本人の父だった」と持ち上げるツイートも見かけ。
 そして、Yのツイッターでは、むしろAのシンパで有る事も。
 で、実父はYが幼い時に自殺…(ネグレクトの話も出ている)。
 
 はい、ここで全て揃いました。
 Yは母親を「洗脳」し1億円以上献金させて一家を貧困に追い込んだ教団を憎んでいた。一方、「父が生きていれば、母を止められたかもしれない」と言う想いも有ったのでは? つまり、YがAを撃ったのは「母を止めてくれなかった父の代用」とも言える訳で、やはりYは「父」を撃ってケジメを付けさせたかったのでは…?
 などど思う素人です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?