192.ククルス・ドアンの島(大岡越前ver.)

大岡越前とか必殺仕事人にアレンジ可能。 ドアンは脱藩者で、寺子屋を開いている。藩の隠し金山の地図を持っている為、追っ手に狙われている。

(内容)

夜回り中の源さんと辰が、診療帰りの伊織先生と遭遇。 と、前方の橋の上で刃傷沙汰が。斬られた侍は川へ転落、斬った方は浪人らしい後ろ姿で駆け去る。伊織らは川から負傷者を引き上げ、小石川養生所に戸板で運び込む。 (ここでOP。サブタイトル「謎の島」) 致命傷を負った侍は手当ての甲斐なく死亡、所持品から藩名が分かり連絡を取るものの、「当藩にその様な者はござらん」と木で鼻をくくったような返事。後刻、妹と名乗る武家娘が遺体を引き取りに。 伊織が調査に乗り出そうとするのを越前が釘を刺す。しかし構わず調べ始める伊織。サポートする三次。 斬った浪人はその藩の脱藩者で土庵(どあん)ノ介と言い、寺で寺子屋を開いていた。 斬られた侍の妹は土庵の許嫁で有り、その兄は親友だったが、何故か土庵は何も告げず脱藩、追っ手に指名された兄は土庵を探し当てたが返り討ちに遭った。 やがて藩が領内の島で金鉱を探し当てた事が分かるが、その島は土庵しか知らず、その秘密を求めて藩主が追跡者を放っていた事が分かる。その資金で抜け荷をし、やがては幕府転覆をも目論んでいた。平和を望んだ土庵は、それを防ぐ為に脱藩し江戸に潜んでいたのだった。

『大岡越前』なら伊織の立ち回りと越前の采配により、藩主が野望を挫かれ隠居し跡目を息子に継がせてEND(土庵がゲストヒロインと結ばれるかは未知数)。そして「戦いの匂いを消す」と称して刀を捨て町人になる。

仕事人なら、土庵は罠にかかりゲストヒロインもろとも斬殺され、遺品の刀を売った仕事料で悪人を成敗する。


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